Zoho WorkDriveとのn8n連携

Zoho WorkDriveとのn8n連携

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概要

n8n向けのZoho WorkDrive連携を使用すると、ファイルやフォルダーの管理ワークフローを自動化し、WorkDriveをn8nで利用可能な1,000以上のアプリやサービスと連携できます。この連携では、ファイルやフォルダーのアップロード、ダウンロード、移動、名前の変更、コピー、削除、共有リンクの管理、ビジネスアプリを横断した自動ワークフローの構築が可能です。

プラットフォーム間でのファイル同期、ドキュメントワークフローの自動化、ファイルのアクティビティに基づく処理の実行など、n8nを使用すれば、WorkDriveによる高度なノーコード/ローコードの自動化を実現できます。


n8nのWorkDrive連携では、次のことが可能です。
  1. ファイルやフォルダーを管理する反復作業の自動化
  2. 複数のアプリ間でのドキュメントの同期
  3. ドキュメント処理ワークフローの自動化
  4. 手動操作を必要としないファイル共有の管理
  5. WorkDriveと生産性向上、コミュニケーション、ストレージ、AIの各種アプリとの連携
  6. WorkDrive APIn8nのワークフロービルダーを使用したカスタムワークフローの構築

前提条件

WorkDriveをn8nと連携する前に、次の条件を満たしていることを確認してください。
  1. 有効なZoho WorkDriveアカウントがある
  2. n8n Cloudまたはセルフホスト型のインスタンスにアクセスできる
  3. n8nでワークフローを作成する権限がある
  4. WorkDriveで管理するファイルやフォルダーに必要なアクセス権限がある

ワークフローの作成

n8nのワークフローは、連携してビジネスプロセスを自動化するトリガーと操作で構成されます。
  1. トリガーはイベントを監視し、WorkDriveで選択したアクティビティが発生するとワークフローを自動的に開始します。
  2. 操作は、ワークフローが実行されると、WorkDriveやその他の連携アプリで処理を実行します。
WorkDriveの操作は、手動実行、スケジュール実行、またはWorkDriveのトリガーによって開始されるイベント駆動型のワークフローで使用できます。


操作の設定

操作を使用すると、Zoho WorkDriveでのファイルやフォルダーの管理作業を自動化し、ビジネスアプリのワークフローと連携できます。ワークフローに設定した条件が満たされると、設定済みのWorkDrive操作が手動操作なしで自動的に実行されます。


WorkDriveの操作を使用すると、より大きなビジネスプロセスの一環として、ファイルやフォルダーのアップロード、ダウンロード、移動、コピー、名前の変更、削除、共有を実行できます。また、WorkDriveの操作をn8nがサポートする他のアプリと連携し、エンドツーエンドの自動ワークフローを作成できます。

サポートされている処理

ファイルの処理
  1. コピー:ファイルを別のフォルダーにコピーします。
  2. 削除:ファイルをごみ箱に移動します。
  3. ダウンロード:ファイルをバイナリデータとしてダウンロードします。
  4. 取得:ファイルのメタデータを取得します。
  5. 移動:ファイルを別のフォルダーに移動します。
  6. 名前の変更:ファイルの名前を変更します。
  7. アップロード:ファイルをフォルダーにアップロードします。
フォルダーの処理
  1. コピー:フォルダーを別のフォルダーにコピーします。
  2. 作成:新しいフォルダーを作成します。
  3. 削除:フォルダーをごみ箱に移動します。
  4. 取得:フォルダーのメタデータを取得します。
  5. 内容の一覧:フォルダーの内容を一覧表示します。
  6. 移動:フォルダーを別のフォルダーに移動します。
  7. 名前の変更:フォルダーの名前を変更します。
共有の処理
  1. 外部リンクの作成:一般公開用の外部共有リンクを作成します。
  2. 外部リンクの削除:外部共有リンクを無効にします。
  3. 外部リンクの取得:外部共有リンクの情報を取得します。

WorkDrive操作の設定

  1. n8nインスタンスにサインインします。



  2. ホームページで既存のワークフローを開くか、右上の[+][ワークフローを作成]をクリックします。ワークフローエディターが表示されます。


  3. ワークフローエディターで、[最初のステップを追加]または[+]アイコンをクリックします。
  4. Zoho WorkDriveを検索して選択し、[インストール]をクリックしてWorkDriveノードをインストールします。



  5. 必要なトリガーまたは操作イベントを選択します。設定項目を含むダイアログボックスが表示されます。



  6. [パラメーター]で、次の項目を設定します。
    1. [接続に使用する認証情報] - 既存のWorkDrive認証情報を選択するか、新しい認証情報を作成します。
    2. [地域] - アカウントに関連付けられているWorkDriveデータセンターを選択します。
    3. [リソース] - WorkDriveのリソースを選択します。
      1. [ファイル]
      2. [フォルダー]
    4. [処理] - 実行する処理を選択します。

  7. WorkDriveノードを初めて使用する場合は、次の手順を実行します。
    1. [新しい認証情報を作成]をクリックします。
    2. 次のOAuth情報を入力します。
      1. [OAuthリダイレクトURL]
      2. [認可URL]
      3. [アクセストークンURL]
      4. [クライアントID]
      5. [クライアントシークレット]
        クライアントIDとクライアントシークレットの取得方法については、
        こちらのヘルプドキュメントを参照してください



  8. [保存]をクリックし、n8nによるWorkDriveアカウントへのアクセスを許可します。
  9. 必要なリソースと処理を選択します。
  10. 処理固有の項目を設定します。
    例:
    ファイルのメタデータを取得する場合:
    1. [リソース]:[ファイル]
    2. [処理]:[取得]
    3. [ファイルID]:WorkDriveのファイルIDを入力します
  11. [ステップを実行]をクリックして、操作をテストします。
  12. [出力]パネルで結果を確認します。
  13. 必要に応じてノードを追加します。
  14. ワークフローを保存して有効にします。
有効にすると、ワークフローが実行されるたびに、設定済みのWorkDrive操作がn8nによって実行されます。

トリガーの設定

Notesメモ:トリガーベースのワークフローは、Zoho WorkDriveのBusinessプランのユーザーのみ利用できます。
トリガーを使用すると、Zoho WorkDrive内の活動を監視し、選択したイベントが発生するたびにワークフローを自動実行する、イベント駆動型の自動化を構築できます。

WorkDriveトリガーノードはWebhookを使用し、設定したファイル、フォルダー、チームフォルダー、またはチームのイベントが発生するたびにWorkDriveから通知を受信します。イベントが検出されると、n8nでイベントデータを処理し、WorkDriveやn8nが対応するその他のアプリケーションで処理を実行できます。

WorkDriveトリガーの設定

ワークフローの作成
  1. n8nインスタンスにサインインします。
  2. 既存のワークフローを開くか、[+ワークフローを作成]をクリックします。
  3. [最初のステップを追加]または[+]アイコンをクリックします。
  4. Zoho WorkDriveトリガーを検索して選択します。
トリガーイベントの選択
  1. [パラメーター]で、必要なトリガーイベントを選択します。
  2. 対応するトリガーカテゴリーには、ファイル、フォルダー、チームフォルダー、チームのイベントがあります。WorkDriveで対応しているトリガーイベントの詳細はこちら
  3. 監視するイベントを選択します。
WorkDrive認証情報の設定
  1. [新しい認証情報を作成]をクリックします。
  2. 次の情報を使用してOAuth認証を設定します。
    1. [OAuthリダイレクトURL]
    2. [認証URL]
    3. [アクセストークンURL]
    4. [クライアントID]
    5. [クライアントシークレット]
      クライアントIDとクライアントシークレットを取得するには、
      こちらのヘルプドキュメントを参照してください
  3. 認証情報を保存します。
  4. n8nによるWorkDriveアカウントへのアクセスを許可します。
  5. 保存した認証情報を選択します。
WorkDriveでのWebhookエンドポイントの設定
  1. n8nによって生成されたWebhook URLをコピーします。
  2. Zoho WorkDriveにサインインします。
  3. [管理コンソール]→[アプリ]ページに移動します。
  4. Webhookを作成または編集します。
  5. n8nのWebhook URLを[エンドポイントURL]項目に貼り付けます。
  6. 必要なWebhookカテゴリーを選択します。
    1. [ファイル]
    2. [フォルダー]
    3. [チームフォルダー]
    4. [チーム]
  7. 監視するイベントを選択します。
  8. Webhookの設定を保存します。
  9. 設定が完了すると、選択したイベントが発生するたびに、WorkDriveからn8nへリアルタイムでイベント通知が送信されます。
詳細な手順については、Zoho WorkDriveでのWebhookの設定を参照してください。
トリガーのテスト
  1. ワークフローエディターに戻ります。
  2. [ワークフローを実行]をクリックします。
  3. WorkDriveで選択したイベントを実行します。
  4. n8nがイベントのペイロードを受信したことを確認します。
  5. 出力を確認し、設定が正常に完了していることを確認します。
Info重要:WorkDriveでWebhookを設定した後、n8nに戻り、[ワークフローを実行]をクリックして受信イベントの待機を開始し、トリガーの設定を検証します。
ワークフロー処理の追加
  1. 1つ以上の処理ノードを追加します。
  2. トリガーイベントから受信したデータを関連付けます。
  3. 必要なビジネスロジックを設定します。
ワークフローの有効化
  1. ワークフローを保存します。
  2. [有効にする]をクリックします。
選択したWorkDriveイベントが発生するたびに、ワークフローが自動的に実行されます。

Zoho WorkDriveとn8nを連携することで、ドキュメント中心のプロセスを自動化し、共同作業を効率化して、手作業を削減できます。また、単一のワークフロープラットフォームを通じて、WorkDriveを数千ものビジネスアプリケーションと連携できます。単純なファイル自動化ワークフローから複雑なビジネスプロセスまで、WorkDrive連携は組織全体で高度な自動化を構築するための柔軟な基盤となります。


使用例

使用例1:メールの添付ファイルをZoho WorkDriveに自動アップロード

概要
このワークフローでは、受信トレイに届いたメールの添付ファイルをZoho WorkDriveのフォルダーに自動的にアップロードします。ファイルを手動でダウンロードしてアップロードする代わりに、n8nが添付ファイルを取得し、指定したWorkDriveフォルダーに保存します。
別のアプリケーションから入力を受け取った後、WorkDriveが処理(ファイルのアップロード)を実行するため、これは処理ベースのワークフローです。

ビジネスシナリオ
経理チームが毎日メールで請求書を受信するとします。新しい請求書が届くたびに、n8nが添付ファイルをZoho WorkDrive内の指定フォルダーへ自動的にアップロードし、一元的に保管します。

ワークフロー

メールトリガー(Zoho Mail/Gmail/Outlook)
添付ファイルの抽出
Zoho WorkDrive
ファイルのアップロード
手順
  1. n8nで新しいワークフローを作成します。
  2. メールトリガー(Zoho Mail、Gmail、Outlookなど)を追加します。
  3. 受信メールを監視するようにトリガーを設定します。
  4. Zoho WorkDriveノードを追加します。
  5. 次の項目を選択します。
    1. [リソース]:[ファイル]
    2. [操作]:[アップロード]
  6. WorkDriveの認証情報を選択します。
  7. アップロード先のフォルダーを選択します。
  8. メールの添付ファイルをアップロード項目に関連付けます。
  9. ワークフローを実行してテストします。
  10. ワークフローを保存して有効にします。
結果
添付ファイル付きの新しいメールを受信すると、その添付ファイルが選択したWorkDriveフォルダーに自動でアップロードされます。


ユースケース2:AIを使用したZoho WorkDriveとのチャット

概要
自然言語を使用してZoho WorkDriveを操作できる、AI搭載アシスタントを構築します。n8nのAIエージェントとZoho WorkDriveノードを組み合わせることで、簡単なチャットを通じてフォルダーの内容を一覧表示したり、外部共有リンクを作成したり、WorkDriveで複数の操作を実行したりできます。

ビジネスシナリオ
営業チームは、Zoho WorkDriveに保存されているパンフレットやプレゼンテーションを頻繁に共有します。ファイルを手動で検索して共有リンクを生成する代わりに、AIアシスタントに依頼するだけで、必要なドキュメントを見つけ、数秒以内に共有可能なリンクを作成できます。
ワークフロー

チャットトリガー
AIエージェント
Google Geminiチャットモデル
Zoho WorkDrive
(フォルダーの内容を一覧表示)
Zoho WorkDrive
(外部共有リンクを作成)
手順
  1. n8nインスタンスにサインインし、新しいワークフローを作成します。
  2. 新しいチャットイベント発生時]トリガーを追加します。
  3. AIエージェント]ノードを追加し、トリガーに接続します。



  4. Geminiの認証情報を追加してモデルを選択し、Google Geminiチャットモデルを設定します。
  5. Zoho WorkDrive]ノードを追加し、次のように設定します。
    1. [リソース]:[フォルダー]
    2. [操作]:[内容の一覧表示]
    3. AIパラメーターのマッピング対象として、[フォルダーID]項目を有効にします。
  6. 別のZoho WorkDriveノードを追加し、次のように設定します。
    1. [リソース]:[共有]
    2. [操作]:[外部リンクの作成]
    3. AIパラメーターのマッピング対象として、[リソースID]、[リンク名]、[ロール]の各項目を有効にします。
  7. チャットの操作画面を開き、次のようなプロンプトを入力します。
    「フォルダー<folder-id>の内容を一覧表示し、最初のファイルに対する閲覧専用の外部共有リンクを作成してください。」
  8. AIエージェントがフォルダーの内容を取得し、共有リンクを作成して、結果を返すことを確認します。
  9. [保存]して、ワークフローを有効にします。


チャットの例

ユーザー:
フォルダーabc123の内容を一覧表示し、最初のファイルに対する閲覧専用の外部共有リンクを作成してください。

AIアシスタント:
フォルダー内に12件のファイルが見つかりました。最初のファイルに対する閲覧専用の外部共有リンクはこちらです:https://...

結果
ユーザーは、自然言語を使用してZoho WorkDriveを操作し、1回の会話で情報の取得や複数のファイル管理タスクを実行できます。AIエージェントがWorkDriveの操作を自動的に連携させるため、フォルダーを手動で移動したり、共有リンクを生成したりする必要がありません。


ユースケース3:Zoho WorkDriveでドキュメントが閲覧されたときのチームへの通知

概要
このワークフローでは、Zoho WorkDrive内の特定のファイルまたはフォルダーについて、ドキュメントの閲覧イベントを監視します。監視対象のドキュメントが開かれると、WorkDriveからWebhookを使用してn8nにイベントが送信されます。その後、n8nからSlack、Microsoft Teams、メール、その他の対応アプリケーションなど、任意の通知サービスにイベントが転送されます。
選択したイベントが発生するたびにWorkDriveからワークフローが開始されるため、これはトリガーベースのワークフローです。

ビジネスシナリオ
営業チームは、Zoho WorkDriveを使用して顧客と提案書を共有しています。顧客や関係者が提案書を閲覧すると、ワークフローによって任意のコミュニケーションプラットフォームを通じて営業チームに即座に通知されるため、適切なタイミングでフォローアップできます。

ワークフロー

Zoho WorkDriveトリガー
(ドキュメントの閲覧)
通知アプリ
(Slack、Microsoft Teams、メールなど)

手順
  1. n8nで新しいワークフローを作成します。
  2. Zoho WorkDrive]トリガーノードを追加します。
  3. WorkDriveの認証情報を設定します。
  4. 次の項目を選択します。
    1. [トリガーのカテゴリー]:[ファイル]
    2. [イベント]:[ファイルの閲覧]
  5. 監視するファイルまたはフォルダーを選択します。
  6. n8nによって生成されたWebhook URLをコピーします。
  7. WorkDriveで、コピーしたURLを使用してWebhookを作成します。
  8. ファイルの閲覧]イベントを選択します。
  9. n8nに戻り、[ワークフローを実行]をクリックします。
  10. 監視対象のドキュメントを開いて、イベントをトリガーします。
  11. n8nがイベントを受信することを確認します。
  12. Slack、Microsoft Teams、メール、その他の対応サービスなど、任意のアプリケーション用の通知ノードを追加します。
  13. WorkDriveトリガーから取得した次のような値を使用して、通知を設定します。
    1. ファイル名
    2. 閲覧者名
    3. 閲覧者のメールアドレス
    4. 閲覧日時
    5. ファイルのリンク(利用可能な場合)
  14. [保存]して、ワークフローを有効にします。

結果
監視対象のドキュメントが閲覧されると、設定したメッセージングサービスまたは通知サービスを通じて、n8nから通知が自動送信されます。これにより、営業チームは顧客の反応を把握し、適切なタイミングでフォローアップできます。また、監査やコンプライアンスのために、ドキュメントのアクティビティを可視化できます。



関連情報。
  1. WorkDrive APIドキュメント
  2. n8nとZoho WorkDriveの公式Webページ
  3. カスタムアプリを使用したWorkDriveでのWebhookの設定





              Zoho Campaigns Resources

                Zoho WorkDrive Resources




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