SharePointからZoho WorkDriveへの移行

SharePointからZoho WorkDriveへの移行

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SharePointからWorkDriveへの移行機能を使用すると、SharePoint OnlineのデータをZoho WorkDriveに移行できます。
この移行は、コンテンツベースの移行として設計されており、既存のSharePointサイトはWorkDriveのチームフォルダーとして関連付けられます。フォルダー構造を手動で再作成したり、ファイルを個別にアップロードしたりすることなく、組織のSharePointコンテンツをWorkDriveに移行できます。

Notesメモ:削除処理は行われません。移行後も、SharePoint内のすべてのデータはそのまま保持されます。

 

対応しているSharePointプラン

  1. Microsoft 365 Business Basic
  2. Microsoft 365 Business Standard
  3. Microsoft 365 Business Premium
  4. Microsoft 365 E3
  5. Microsoft 365 E5
  6. SharePoint Online Plan 1
  7. SharePoint Online Plan 2
Notes
メモ:Microsoft 365 Apps for businessプランにはSharePoint Onlineが含まれていないため、移行元のSharePointライセンスとしてはサポートされていません。
 

対応しているWorkDriveプラン

移行は、WorkDrive Essentialsプランを除く、WorkDriveのすべての有料プランで利用できます。WorkDriveのプランと料金については、詳細をご確認ください。
 
 

移行される内容  

SharePointのチームサイトとコミュニケーションサイトは、WorkDriveの公開/非公開チームフォルダーとして移行され、対応するチーム専用の共同作業スペースとして利用できます。

各チームフォルダー内では、サイトのドキュメントライブラリーとサブサイトサブフォルダーとして関連付けられ、移行元のSharePointコンテンツの階層と構成が維持されます。

ドキュメントライブラリーとサブサイト内のファイルおよびフォルダーも、WorkDrive内の対応する場所に移行されます。ファイルの作成日時と更新日時は維持されます。

移行では、ユーザーと権限の関連付けにも対応しています。SharePointサイトのユーザーは、対応するWorkDriveチームフォルダーのユーザーに関連付けられ、アクセス権限が移行後のコンテンツに適用されます。これにより、SharePointデータをWorkDriveに移行する際も、既存のコンテンツ構造とユーザーアクセスを維持できます。
 
 

移行の前提条件

 移行を開始する前に、以下の手順を完了し、SharePoint APIへの読み取り専用アクセス権限を付与します。
 

Microsoft 365 - SharePoint Onlineでの設定

SharePointからWorkDriveにデータを移行するには、Microsoft Azureアプリケーション(クラウドアプリ)を作成する必要があります。このアプリケーションはMicrosoft 365アカウントを安全に認証し、移行中にデータへアクセスするために必要な権限を付与します。
 

i)Azureサブスクリプションの設定(無料プラン)  

Azure Cloud Shellを使用するには、初回のみAzureの無料サブスクリプションを設定する必要があります。次の手順で設定します。
  1. portal.azure.com」に移動します。
  2. 上部のナビゲーションバーで、[Cloud Shell]アイコンをクリックします。


  3. 選択を求められたら、[PowerShell]を選択します。


  4. 有効なサブスクリプションがありません」というメッセージが表示された場合、サブスクリプションを作成するよう求められます。


  5. Azureサブスクリプションを作成]をクリックします。
  6. Azureを無料で試す]を選択します。
  7. 次の操作を行い、登録手続きを完了します。
    1. 利用規約に同意します。
    2. プロフィールと支払い情報を確認します。
      メモ:この手続き中にMicrosoftから料金が請求されることはありません。
  8. Cloud Shell]ターミナルが開くと、Azureサブスクリプションを使用できるようになります。
 

ii)Microsoftクラウドアプリの作成

当社のスクリプトを使用すると、必要なMicrosoftクラウドアプリをわずか数ステップで作成できます。
  1. portal.azure.comに移動します。
  2. [Cloud Shell]アイコンをクリックします。
  3. 確認を求められた場合は、[PowerShell]を選択します。
  4. 再度確認を求められた場合は、次の手順を実行します。
    1. 追加のリソースを作成せずにすぐにアクセスできるようにするには、[ストレージは不要(推奨)]を選択します。
      メモ:Cloud Shellのセッション間でファイルを永続的に保存する必要がある場合にのみ、[ストレージアカウントのマウント]を選択してください。
    2. [サブスクリプション]のドロップダウンリストから、使用するサブスクリプションを選択します。
    3. [既存のプライベートネットワークを使用する]は選択しないでください。この設定は、高度な構成でのみ必要です。
    4. [適用]をクリックして、PowerShellターミナルを起動します。
  5. 次のコマンドをPowerShellターミナルにコピーして貼り付け、Enterキーを押します。
    'wget -cO - https://zoho.to/msdrive_to_workdrive> 'ms_app_creator.sh';sh ms_app_creator.sh'


  6. スクリプトによって、次の処理が自動的に実行されます。
    1. Azure Portalにアプリケーションを登録します。
    2. アプリ認証に必要なセキュリティ証明書を生成します。
  7. スクリプトが正常に完了すると、次の画面が表示されます。



    次の手順に従って管理者の同意を付与し、生成された証明書ファイルをダウンロードします。
 
スクリプトによる証明書の検証が完了すると、移行アプリケーションに対するテナント全体の管理者の同意を付与するよう求められます。
  1. ターミナルに表示された[テナント全体の管理者の同意リンク]をクリックします。
  2. グローバル管理者アカウントでサインインします。
  3. 要求された権限を確認し、アプリケーションに管理者の同意を付与します。アプリが未検証であるというメッセージが表示された場合は、承諾して続行します。
  4. 権限が付与されると、[ファイルのダウンロード]プロンプトが表示され、生成された.p12証明書ファイルが一覧に表示されます。証明書ファイル(.p12ファイル)をクリックして、コンピューターにダウンロードします。
  5. [ファイルのダウンロード]プロンプトが表示されない場合。
    1. Azure Cloud Shell(*.azure.com)サイトでポップアップが許可されていることを確認します。
    2. または、ターミナルに表示されたダウンロードコマンドを実行し、.p12証明書を手動でダウンロードします。
ダウンロードした.p12証明書は安全な場所に保存してください。Zoho WorkDriveの移行ウィザードでMicrosoftの認証情報を設定する際に必要です。
 
 

iv)SharePointサイトのCSVファイルへのエクスポート  

Microsoft 365管理センターからサイトデータをエクスポートできるのは、Microsoftのグローバル管理者のみです。エクスポートしたサイトは、SharePointサイトとWorkDriveのチームフォルダーの関連付けに使用されます。
デモ動画を基にドキュメントへ追加予定
  1. Microsoft 365管理センターに移動します。
  2. 左側のパネルにある[管理コンソール]セクションで、[SharePoint]を選択します。SharePoint管理コンソールが開きます。
  3. 左側のパネルで、[サイト]→[有効なサイト]に移動します。
  4. 上部メニューの[エクスポート]をクリックします。すべての有効なサイトを含むCSVファイルがダウンロードされます。
    メモ:Microsoft 365管理センターからサイトデータをエクスポートできるのは、グローバル管理者のみです。
  5. SharePointサイトをZoho WorkDrive内の各チームフォルダーに関連付けるため、.csvファイルに必要な変更を加えます。
 
メモ:
CSVファイルをダウンロードした後、WorkDriveに移行しないサイトを削除できます。
これらのサイトは、[移行プロセス]画面でも削除できます。
 
v)SharePointサイトのユーザーをWorkDrive  チームフォルダーのメンバーとして招待
 
SharePointサイトは、WorkDriveのチームフォルダーとして移行されます。対応するWorkDriveのチームフォルダーへのアクセスが必要なSharePointサイトのメンバーを、すべて招待できます。
 
メモ:この手順は、WorkDriveのチームフォルダーのメンバーとSharePointサイトのユーザーを関連付ける場合にのみ必要です。ユーザー固有のデータは移行されません。
 
  1. WorkDriveアカウントに移動します。
  2. WorkDriveアカウントの左下にある[管理コンソール]をクリックします。管理コンソールのページが新しいタブで開きます。初期設定では、[ダッシュボード]が選択されています。
  3. 左側のパネルの[メンバー]をクリックします。
  4. 右上にある[+メンバーを招待]ボタンを選択します。[新しいメンバーを招待]画面が開きます。
  5. 招待するユーザーのメールアドレスを入力します。
  6. ユーザーにチームの役割を割り当てます。
  7. [メンバーを招待]をクリックします。
 
メモ:有効なサイトのデータのみ、WorkDriveのチームフォルダーとして移行できます。
 

移行手順  

移行の認証  

  1. 管理者または特権管理者として、WorkDriveアカウントにサインインします。
  2. WorkDriveアカウントの左下にある[管理コンソール]をクリックします。
  3. 左側のパネルにある[移行]タブをクリックして、移行画面を開きます。
  4. このWorkDriveアカウントで初めて移行する場合は、[Microsoft 365 - SharePoint(Online)から移行]をクリックします。
    以前に移行したことがある場合は、[新しい移行を作成]をクリックします。[移行の詳細]ページが表示されます。
  5. [移行元のサービス]で、[Microsoft 365 - SharePoint(Online)]を選択します。
  6. この移行の名前を入力します。
    メモ:複数の移行がある場合、移行に名前を付けておくと識別しやすくなります。
  7. ダウンロードした.p12ファイルをインポートします。このファイルはサービスアカウントキーとも呼ばれ、Microsoft APIでの認証に使用されます。
  8. 完了したら、[続ける]をクリックします。
 
 

SharePointサイトの関連付け 

Notesメモ:管理者の同意は、サイトを関連付けるためのCSVファイルをインポートする前に、Azure Active Directory管理センターでWorkDriveアプリへの管理者の同意を付与する必要があります。
  1. [Zoho WorkDriveにサイトをインポート]で、[参照]をクリックし、エクスポートしたSharePointサイトを含む必要な.csvファイルをインポートします。
  2. [続ける]をクリックします。
    SharePointサイトの詳細ページが開きます。

    [関連付け済みのサイト]タブが初期設定で表示されます。
    SharePointサイトと、それぞれに対応するWorkDriveチームフォルダーの一覧を確認できます。
    [関連付けられていないサイト]タブをクリックすると、関連付けられていないサイトとその理由の一覧を確認できます。
  3. [次へ]をクリックします。ユーザーの関連付けページが表示されます。
 

SharePointユーザーの関連付け

ユーザーを関連付けるには
  1. [Zoho WorkDriveにユーザーをインポート]で、[参照]をクリックし、エクスポートしたSharePointサイトを含む必要な.csvファイルをインポートします。
  2. [続ける]をクリックします。
    SharePointユーザーの詳細ページが開きます。

    [関連付け済みのユーザー]タブが初期設定で表示されます。
    SharePointユーザーと、それぞれに対応するWorkDriveのユーザーの役割の一覧を確認できます。

    [関連付けられていないユーザー]タブをクリックすると、関連付けられていないユーザーとその理由の一覧を確認できます。
  3. [続ける]をクリックします。
  4. 移行ページで、[移行を開始]をクリックします。移行が開始されます。
 
ユーザーの関連付けを省略するには
ユーザーの関連付けは任意です。ユーザーを関連付けない場合は、この手順を省略できます。
Zoho WorkDriveにユーザーをインポートページで、画面右下の[スキップ]をクリックします。
移行の開始時と完了時にメール通知を受け取るユーザーを選択するよう求められます。
[チーム管理者のみ]、または[移行対象のすべてのユーザー]を選択できます。
[続ける]をクリックします。
移行ページで、[移行を開始]をクリックします。移行が開始されます。
 

移行レポートのダウンロード

すべてのサイトの移行が完了すると、移行全体のレポートをダウンロードできます。一覧の上部にある[全体のレポートをダウンロード]をクリックします。移行レポートでは、移行に関する活動の完全なログを確認できます。
 
移行レポートは、移行を開始したユーザー(管理者または特権管理者)の[自分のフォルダー]にアップロードされます。レポートは「<移行名>の移行レポート」という名前で保存され、すべてのチーム管理者と共有されます。
 
 

移行状況の確認  

移行を開始すると、進行中または任意のタイミングで[管理コンソール]→[移行]に移動し、移行画面で状況を確認できます。

移行中のサイト、移行済みファイル数、ファイル総数、移行済みファイルのサイズを確認できます。
メモ:こちらからサイトを個別に選択して移行することはできません。
 

移行レポートと失敗したファイルの再試行

特定のサイトの移行について詳細を確認するには、移行状況の横にある[レポートを表示]をクリックします。
メモ:レポートは、サイトの移行が完了した後にのみ確認できます。

[サイト移行レポート]ページでは、ファイル総数、移行済みファイル、失敗したファイル、フォルダー総数、移行済みフォルダー、失敗したフォルダー、合計サイズを確認できます。
失敗したファイルがある場合は、この画面でその一覧も確認できます。
失敗した各ファイルについて、[ファイル名][失敗した理由]を確認できます。
必要なファイルまたはすべてのファイルを選択し、一覧の右上にある[失敗したファイルを再試行]をクリックします。
 
または、これらのファイルをSharePointから手動でダウンロードし、WorkDriveにアップロードすることもできます。
 
 

新しい移行の作成

移行前にWorkDriveへ追加し忘れたSharePointサイトを後から追加する場合は、そのサイトに対して新しい移行を実行する必要があります。
 
右上にある[新しい移行を作成]をクリックし、上記と同じ手順を実行します。ページ上部で各移行名をクリックすると、これまでに実行した移行を切り替えられます。
1回の移行では、有効なすべてのSharePointサイトを含むCSVファイルをアップロードする必要があります。
複数回移行する場合は、必要なSharePointサイトのみを含む新しいCSVファイルを移行ごとにアップロードする必要があります。
 
新しい移行を作成できるのは、前回の移行が正常に完了した後のみです。
 
 

移行の制限事項

  • 対応しているのはSharePoint Onlineのみです。SharePoint Server(オンプレミス)には対応していません。
  • 固有の権限を持つサブサイト:コンテンツは移行されますが、SharePointの固有の権限はWorkDriveに関連付けられません。
  • ユーザーのインポートを省略した場合:ユーザーのインポートを省略すると、移行されたすべてのチームフォルダーで、WorkDriveの管理者アカウントがチームフォルダー管理者として割り当てられます。
  • サイトの権限は、チームフォルダー単位でマッピングされます。SharePointの既定のライブラリー権限は、WorkDriveのチームフォルダー権限としてマッピングされます。フォルダー/ファイル単位の権限は移行されません。
  • WorkDriveに相当する機能がないSharePointの機能(SharePointリスト、Webページ、カスタムページ、ワークフロー、Power Automateフロー、サイトのブランド設定など)は移行されません。
  • ハブサイトはサポート対象外です:SharePointのハブサイトとその関連付けは移行されません。有効な個々のSharePointサイトのみ、WorkDriveの個別のチームフォルダーとして移行できます。

  • 差分移行はサポートされていません。

  • 公開/組織全体のチームを公開サイトとして、非公開チームを非公開サイトとしてマッピングします
 
 
WorkDriveサポート
 
移行中に不明な点や問題が発生した場合は、詳細についてWorkDriveサポートにお問い合わせください。
 
 
関連情報:移行に関するよくある質問