数式項目

数式項目

エンタープライズプランでのみ利用可能
Zoho Signの数式項目を使用すると、署名者が他の文書の項目に入力した情報に基づいて、計算を自動化できます。これらの項目を活用することで、値を動的に更新し、計算ミスを最小限に抑え、一貫性のあるデータを表示できます。これは、法的文書を扱う法人にとって非常に重要です。

Zoho Signの数式項目では、すべての標準的な演算子、不等式(<、>、<>、<=、>=)の評価、日付関数、数値関数をサポートしています。

たとえば、病院が患者の退院書類を処理しているシナリオを考えてみましょう。Zoho Signの数式項目を使えば、保険でカバーされる正確な金額と、患者が加入している補償プランに基づいて患者が支払うべき金額を即座に計算できます。これにより、患者は事前に正確な費用を確認でき、後々の混乱やトラブルを減らせるほか、すべての金額の詳細が自動的に更新され正確になるため、病院側も手作業による請求ミスを防ぐことができます。

日付関数

関数名
説明
DayDiff(date1, date2)
2つの日付項目「date1」と「date2」の日数差を計算します。

例:
DayDiff(2024-12-25, 2024-01-01)
結果:359
MonthDiff(date1, date2)
2つの日付項目の月数差を計算します。

例:
MonthDiff(2024-12-01, 2023-01-01)
結果:23
YearDiff(date1, date2)
指定した2つの日付の年数差を計算します。

例:
YearDiff(2024-12-25, 2020-12-25)
結果:4
AddDays(date, number)
指定した日付(date)に、指定した日数(number)を加算した日付を計算します。

例:
AddDays(2024-01-01, 10)
結果:2024-01-11
AddMonths(date, number)
指定した日付(date)に、指定した月数(number)を加算した日付を計算します。

例:
AddMonths(2024-01-01, 6)
結果:2024-07-01
AddYears(date, number)
指定した日付(date)に、指定した年数(number)を加算した日付を計算します。

例:
AddYears(2024-01-01, 2)
結果:2026-01-01
Now()
数式が評価された時点の現在の日付と時刻を返します。

数値関数

関数名
説明
Abs(number)
指定した数値の絶対値(符号に関係なく0以上となる値)を返します。例:-10 -> 10
Round(number)
数値「number」を最も近い整数に四捨五入します。例:10.3 -> 10、10.6 -> 11
RoundUp(number)
数値「number」を切り上げます。例:10.3、10.6 -> 11
RoundDown(number)
数値「number」を切り捨てます。例:10.3、10.6 -> 10
Min(number1,number2)
2つの数値「number1」と「number2」のうち、小さい方の値を返します。
Max(number1,number2)
2つの数値「number1」と「number2」のうち、大きい方の値を返します。

たとえば、病院で患者の治療費の合計が1,000ドルであるシナリオを考えてみましょう。保険により治療費の80%がカバーされ、残りの20%を患者が支払う必要があります。数式項目を使用すると、保険負担額800ドル(1,000 ドルの80%)と、患者の自己負担額200ドル(1,000 ドルの 20%)を自動的に計算できます。










文書への数式項目の割り当て

  1. 受信者ワークフローを設定します。Zoho Signで受信者ワークフローを設定する方法をご参照ください
  2. 文書ビューアーページで、数式項目をドラッグ&ドロップします。
  3. 数式項目をクリックし、表示されるパネルで設定する]をクリックします。
  4. 対象の項目と各種演算子を使用して、数式を設定します。
Notes
任意の2項目の間には、少なくとも1つの演算子または関数を含める必要があります。
サポートされている項目の種類:テキスト、日付、数式。

詳細な数式項目と関数

条件付き数式を使用すると、受信者が入力した特定の値に基づいて、文書に表示される情報を自動的に調整できます。あらかじめ条件を設定し、異なる演算子を適用することで、前の項目に入力されたデータに応じて変化する、動的で柔軟な項目を作成できます。

たとえば、あなたは不動産会社で勤務しており、顧客に物件契約書を送信するシナリオを考えてみましょう。契約書内の物件の合計金額に基づいて、自動的に割引額を計算したいとします。

物件の金額が500,000ドルより大きく600,000ドル未満の場合は割引率5%、600,000ドルより大きい場合は割引率7%、500,000ドル未満で250,000ドルより大きい場合は割引率3%、250,000ドル未満の場合は割引なし、という条件を設定できます。


文書での詳細な数式項目の追加と設定

  1. 受信者ワークフローを設定します。Zoho Signで受信者ワークフローを設定する方法をご参照ください。
  2. 文書ビューアーページで、数式項目をドラッグします。
  3. 項目をクリックし、右側に表示されるペインで設定する]をクリックします。
  4. [詳細数式]をクリックします。こちらで、「If」または「If Else」条件を使用して、入力されるデータに応じて演算子を切り替えることができます。
  5. [保存する]をクリックします。
Notesサポートされている項目の種類:テキスト、ドロップダウン、チェックボックス、ラジオグループ、数式