Zoho Analyticsには、ピボットテーブルをカスタマイズするためのさまざまな機能が用意されています。
このページでは、ピボットテーブルのカスタマイズ機能について説明します。
ピボットテーブルの設定画面では、ピボットテーブルの外観をカスタマイズできます。要件に合わせて行番号の表示/非表示を切り替えたり、列の見出し(ヘッダー)の文字を折り返したりすることが可能です。
設定画面からピボットテーブルをカスタマイズにするには、以下の手順を実施します。
ピボットテーブルの設定画面の [一般] タブでは、タイトルや説明を編集したり、欠損値の表示方法を指定したりできます。
この設定では、元データに欠損値がある場合に、ピボットテーブル上で欠損値を表示するかどうかを指定できます。 この設定は、列のデータの種類が 日付 または テキスト(カテゴリー) の場合に適用可能です。 通常では、ピボットテーブルを作成する際に元データに欠損値がある場合、ピボットテーブル上では該当のデータは表示されません。この設定を有効にすると、元データに欠損値がある場合でも、ピボットテーブル上に欠損値としてデータを表示することができます。
たとえば、従業員の出勤状況を表すピボットテーブルを作成するとします。以下のテーブルは、従業員の出勤データを表すテーブルです。従業員が出勤していない場合は、出勤データはテーブルに記録されません。
上記のテーブルをもとに、指定した期間における従業員の出勤時間を表すピボットテーブルを作成します。作成するには、 [行] の欄に 「Date」 (日付)、 「Employee Name」 (従業員名)の列を配置し、 [データ] の欄に 「Clock-in hours」 (出勤時間)の列を配置します。
このピボットテーブルでは、出勤していない従業員のデータは表示されません。 このような場合に、欠損値の表示設定を有効にすることで、出勤していない日がある従業員のデータをピボットテーブル上に表示することができます。
欠損値の表示設定を有効にするには、ピボットテーブルの表示画面で対象の列名を右クリックし、メニューから [欠損値を表示する] を選択します。または、画面右上の [設定] アイコンをクリックします。
設定画面の[一般]タブが開きます。欠損値の表示設定の欄で [[行]の項目に適用する] のチェックボックスにチェックを入れ、 [列を選択する] をクリックします。 欠損値を表示する列を選択します。
以下の画像のように、出勤していない従業員のデータもピボットテーブル上に表示されるようになります(データの値は空として表示されます)。
次に、上記の例をもとに指定した期間における勤務地ごとの従業員の出勤時間を表すピボットテーブルを作成します。作成するには、 [列] の欄に 「Location」 (勤務地)の列を配置します。
以下の画像のようなピボットテーブルが作成されます。このピボットテーブルでは、各勤務地にすべての従業員名が表示されてしまうため、データが見にくくなってしまいます。これは、勤務地ごとに欠損の有無が識別され、欠損値が表示されるためです。
この場合、階層をまたいで欠損の有無を識別して表示するように設定することで、データを見やすくすることができます。この例の場合では、勤務地を1つ目の階層とし、従業員名を2つ目の階層としています。ある勤務地(第1階層)の中で従業員(第2階層)のデータがある場合は、他の勤務地ではそれらの従業員のデータを欠損値として表示しないようにすることが可能です。階層に応じて欠損値を表示するには、以下の手順を実施します。
以下の画像のようなピボットテーブルが作成されます。
ピボットテーブルの設定画面では、ピボットテーブルの作成に使用した各項目(元テーブル上の列)の書式設定を編集できます。
設定画面の[レイアウト]タブでは、ピボットテーブルの表示方法をカスタマイズできます。
レイアウトに関する詳細については、 次のセクション をご参照ください。
表示 :ピボットテーブル上でのデータの表示方法を指定できます。
行番号を隠す :ピボットテーブルで行番号を非表示にできます。初期設定では、この設定は無効になっています。
列の見出しの文字を折り返す :列の見出し(ヘッダー)の文字を折り返して表示できます。
列の幅の設定 :列の幅を一括して変更できます。この設定を有効にする場合、幅の入力欄に値を入力します(単位:ピクセル)。
また、この設定を有効にすると、 [手動でサイズを変更した列にも適用する] のチェックボックスが表示されます。手動でサイズを変更した列にも新しい幅を適用するには、こちらを有効にします。
[開く/閉じる]アイコンを表示する :ピボットテーブルの表示画面上部に [開く/閉じる] アイコンを表示できます。ピボットテーブルを開いてこのアイコンをクリックすると、ピボットテーブルの 合計の列/行のみ が表示されます。この設定を有効にすると、各セルに [+]または[-] アイコンが表示されます。こちらをクリックすると、データの 表示/非表示 を切り替えることができます。詳細については、 こちら をご参照ください。
不明な値の代わりに表示する値 :ピボットテーブルの作成元となるデータに 空の値 や null値 などの欠損値がある場合に、代わりに表示する値を指定できます。初期設定では、 「-No Value-」 と表示されます。
レイアウトの設定では、ピボットテーブルの表示方法をカスタマイズできます。ピボットテーブルを表示するにあたって、 [行] の欄に配置した項目データ(列)の配置方法を指定することが可能です。以下のいずれかのレイアウトを選択できます。
テーブル(初期設定)
テーブル のレイアウトでは、 [行] の欄に配置した項目(元テーブル上の列)を、個別の項目(元テーブル上の列)としてピボットテーブル上に配置します。初期設定では、このレイアウトが選択されています。
列の名前には、 行のラベル が使用されます。必要に応じて列名を変更できます。変更するには、列名にカーソルを合わせて [編集] アイコンをクリックします。
表示/非表示 の設定では、ピボットテーブル上の特定の列を非表示に設定し、必要な列のみを表示するように設定できます。
ピボットテーブルを作成すると、初期設定ではすべての列がピボットテーブル上に表示されます。必要に応じて特定の列の表示/非表示を切り替えることができます。特定の列の表示/非表示を切り替えるには、以下の手順を実施します。
[列を表示する/隠す] を選択した後に [その他] をクリックし、非表示に設定する列を指定することもできます。また、画面上部の [表示する/隠す] をクリックした場合も同様です。
列の表示/非表示 の設定画面には、ピボットテーブル内の列がすべて表示されます。列名の隣に表示されているチェックボックスにチェックを外すと、列を非表示に設定できます。
メモ: 列の表示/非表示の設定内容はいつでも確認できます。確認するには、画面上部の [表示する/隠す] をクリックし、[列]を選択します。
初期設定では、ピボットテーブル上には各列の小計とすべての行/列の総計が自動で表示されます。必要に応じて、これらの小計や総計の表示/非表示を切り替えたり、表示位置を変更したりできます。
小計/総計の表示方法をカスタマイズするには、以下の手順を実施します。
ピボットテーブルでは、各列の小計と、すべての行/列の総計が自動で表示されます。初期設定では、これらの小計と総計を算出するにあたって、[データ]の欄で指定した集計関数が適用されます。必要に応じて、合計、平均、最小、最大などの別の集計関数を適用して小計や総計を算出することができます。
別の集計関数を適用して小計/総計を算出するには、以下の手順を実施します。
上記の例では、[平均]関数を適用しています。以下の画像は、 小計 と 総計 に 平均 関数を適用したピボットテーブルの例です。
合計の集計方法 は、各小計/総計のセルごとにカスタマイズ可能です。
初期設定では、ピボットテーブルのデータは昇順で並べ替えられます。この順番は、設計画面の[行]の欄に配置した項目(元テーブル上の列)の値に基づきます。必要に応じて、ピボットテーブルのデータの並べ替え順を変更することができます。以下では、ピボットテーブルで指定可能なデータの並べ替え順について説明します。
値による並べ替え([行]の欄に配置した項目による並べ替え) :[行]の欄に配置した項目(元テーブル上の列)の値に基づいて、ピボットテーブルのデータを昇順または降順で並べ替えることができます。
列の値に基づいてピボットテーブルのデータを並べ替えるには、以下の手順を実施します。
たとえば、 [行] の欄に 「Product Category」 (商品カテゴリー)と 「Product」 (商品)の列を配置したピボットテーブルの場合、初期設定では、「Product Category」(商品カテゴリー)と「Product」(商品)の値はアルファベット順の昇順で表示されます。上記の手順で[降順で並べ替える]を選択し、基準となる列を選択すると、ピボットテーブルのデータは以下の画像のように並べ替えられます。以下の2つの画像は、上記の例において基準となる列に「Product Category」(商品カテゴリー)と「Product」(商品)をそれぞれ選択したピボットテーブルです。
集計値による並べ替え([データ]の欄に配置した項目の値による並べ替え) :[データ]の欄に配置した項目(元テーブル上の列)の集計値に基づいて、ピボットテーブルのデータを昇順または降順で並べ替えることができます。
集計値に基づいてピボットテーブルのデータを並べ替えるには、以下の手順を実施します。
上記の画像の例では、[Central](中部)の列を右クリックして [降順に並べ替える] を選択し、「Product Category」(商品カテゴリー)の列を基準となる列として選択しています。これにより、以下の画像のように[Central](中部)における 「Product Category」 (商品カテゴリー)ごとの売上の集計値に基づいて、降順で値が並べ替えられます。
[Central](中部)の列を右クリックして [降順に並べ替える] を選択し、「Product」(商品)の列を基準となる列として選択した場合、以下の画像のように[Central](中部)における 「Product」 (商品)ごとの売上の集計値に基づいて、降順で値が並べ替えられます。
小計/総計の値による並べ替え :ピボットテーブル上に自動で表示される小計/総計の値に基づいて、ピボットテーブルの列を並べ替えることができます。
小計/総計の値に基づいてピボットテーブルのデータを並べ替えるには、以下の手順を実施します。
上記の画像の例では、総計の列を右クリックして [降順に並べ替える] を選択し、「Product Category」(商品カテゴリー)の列を基準となる列として選択しています。これにより、以下の画像のように 「Product Category」 (商品カテゴリー)ごとの売上の総計に基づいて、降順で値が並べ替えられます。
総計の列を右クリックして [降順に並べ替える] を選択し、「Product」(商品)の列を基準となる列として選択した場合、以下の画像のように 「Product」 (商品)ごとの売上の総計に基づいて、降順で値が並べ替えられます。
また、列の見出し(ヘッダー)の矢印アイコン( )をクリックして、列の値に応じて行を並べ替えることもできます。下向きの矢印は昇順、上向きの矢印は降順を表します。
条件付き書式では、指定した条件に列の値が該当した場合に、セルの背景色やフォントの色を変更してセルを強調表示することができます。条件付き書式では、はじめに条件を指定する必要があります。セル内のデータが条件を満たす場合にのみ、指定した書式が適用されます。
ピボットテーブルには、さまざまなテーマが用意されています。要件に合わせてピボットテーブルの外観や色を変更することができます。テーマは、Zoho Analyticsの最新バージョンでのみ設定可能です。
ピボットテーブルのテーマを変更するには、以下の手順を実施します。