要約レポートでは、元のテーブルのデータを集計したデータを表形式で確認できます。データの概要をひと目で把握できるため、大量のデータを分析する際に役立ちます。作成方法も簡単です。ドラッグ&ドロップ操作ですばやく要約レポートを作成できます。
要約レポートを作成するには、以下の手順を実施します。
テーブルの表示画面から要約レポートを作成することもできます。テーブルの表示画面から要約レポートを作成するには、テーブルの画面右上の[+]アイコンをクリックし、メニューから [新しい要約レポート] を選択します。
以下の画像のように、要約レポートの作成画面が開きます。
作成画面の左側には、 列の一覧 が表示されます。一覧には、データ元として選択したテーブル内のすべての列が表示されます。右側には、要約レポートの 設計画面 が表示されます。設計欄上部には[グループ化]や[集計]などの欄があり、下部の プレビュー欄 では作成した要約レポートを確認できます。
要約レポートを作成するには、左側の列の一覧から右側の設計情報の各欄に対象の列をドラッグ&ドロップします。列の一覧画面の列名の隣には、チェックボックスが表示されます。これらの列のチェックボックスにチェックを入れると、設計情報の欄に列が自動で配置されます。
例: 各商品カテゴリーにおける上位10件の商品の売上と利益を集計した要約レポートを作成します。作成するにあたって、以下の [Sales] (売上)のテーブルを使用します。
以下の画像は、各商品カテゴリーにおける商品ごとの売上を集計した要約レポートです。
各商品カテゴリーにおける商品の売上と利益を集計した要約レポートを作成するには、以下のように各欄に列を配置します。
以下の表は、 [グループ化] の欄に配置した列のデータの種類に応じた、適用可能な関数とその説明の一覧です。
| 関数 | 説明 |
| 実際の値 | 列の値から、重複を除いたすべての値を出力します。 |
| 関数 | 説明 |
| 年 | 列の値から、すべての年の値を出力します(重複を除く)。例:2021、2022 |
| 年と四半期 | 列の値から、すべての年と四半期の値を出力します(重複を除く)。例:Q1 2022 |
| 年と月 | 列の値から、すべての年と月の値を出力します(重複を除く)。例:March 2022 |
| 年と週 | 列の値から、すべての年と週の値を出力します(重複を除く)。例:W1 2022 |
| 完全な日付 | 列の値から、すべての日付の値を出力します(重複を除く)。例:1/1/2022 |
| 日時 | 列の値から、すべての日時の値を出力します(重複を除く)。例:01/12/2022 00:10:07 hrs |
| 関数 | 説明 |
| 四半期 | 列のすべての年の値から、四半期の値を出力します。四半期ごとのデータの傾向を把握するのに役立ちます。例:Q1、Q2 |
| 月 | 列のすべての年の値から、月の値を出力します。月ごとのデータの傾向を把握するのに役立ちます。例:Jan、Feb |
| 週 | 列のすべての年の値から、週の値を出力します。週ごとのデータの傾向を把握するのに役立ちます。例:Week 1、Week 2 |
| 曜日 | 列のすべての年の値から、曜日の値を出力します。曜日ごとのデータの傾向を把握するのに役立ちます。例:Sun、Mon |
| 月の日 | 列のすべての日付の値から、月の中の何日目に当たるかを表す値(1、2、……、31)を出力します。月の中の日ごとのデータの傾向を把握するのに役立ちます。例:1から31 |
| 24時間 | 列のすべての日付の値から、時間の値を出力します。時間ごとのデータの傾向を把握するのに役立ちます。例:0から23 |
| 関数 | 説明 |
| 軸 | 列の値をテキスト(カテゴリー/集計軸)として識別して出力し、要約レポート上に表示します。 |
| 範囲 | 列に存在する数値全体の範囲を、複数の範囲に分けてグループ化します。例:0から100、101から200など |
[集計]の欄では、配置した列のデータに対して合計、最大、最小、件数などの関数を適用できます。 以下の表は、 [集計] の欄に配置した列のデータの種類に応じた、適用可能な関数とその説明の一覧です。
上記の商品の売上と利益を集計した要約レポートの例では、[集計]の欄に配置した [Sales] (売上)と [Profit] (利益)の列には [合計] の関数が適用されています。
| 関数 | 説明 |
| 件数 | 列の値の件数を出力します。 |
| 件数(重複を除く) | 列の値から重複する値を除いた値の件数を出力します。 |
| 関数 | 説明 |
| 件数 | 列の日付の値から、値の件数を出力します。 |
| 件数(重複を除く) | 列の日付の値から、重複する値を除いた値の件数を出力します。 |
| 関数 | 説明 |
| 合計 | 列のすべての値の合計を出力します。 |
| 最大[Max] | 列の値の最大値を出力します。 |
| 最小[Min] | 列の値の最小値を出力します。 |
| 平均[Avg] | 列のすべての値の平均値を出力します。 |
| 標準偏差 | 列における標準的な平均値との差(標準偏差)を出力します。 |
| 分散 | 列の値の分散を出力します。 |
| 件数 | 列の値の件数を出力します。 |
| 件数(重複を除く) | 列の値から重複する値を除いた値の件数を出力します。 |
要約レポートには、データのフィルター機能が用意されています。列のデータにフィルターを適用し、抽出したデータをもとに要約レポートを作成できます。個別の値、特定の数値/日付の範囲、上位/下位10件など、さまざまなフィルター条件を適用することが可能です。適用できるフィルター条件は、列のデータの種類によって異なります。また、複数の列のデータにフィルターを適用して要約レポートを作成することもできます。
このセクションでは、要約レポートの作成/編集時に 設計画面 で使用できるフィルター機能について説明します。要約レポートの表示画面で使用できる動的なフィルター機能(ユーザーフィルター)については、次のセクションをご参照ください ( フィルター 機能の詳細について、グラフのヘルプでも説明しています)。
以下では、要約レポートの作成後にフィルターを適用する手順を説明します。フィルターを適用するには、以下の手順を実施します。
以下の画像は、上記の例の要約レポートにおいて、[Sales](売上)の列にフィルターを適用した例です。この要約レポートでは、[フィルター]の欄に [Sales] (売上)の列を配置し、フィルター条件として [Product] (商品)の 上位5件 を選択しています。
Zoho Analyticsでは、要約レポートの表示画面でフィルターを動的に適用できます。この機能は、 [ユーザーフィルター] と呼ばれます。要約レポートにアクセスしたユーザーは、自分自身で条件を選択してフィルターを適用することが可能です。
ユーザーフィルターを適用するには、以下の手順を実施します。
要約レポートの設計画面で、 [フィルター] タブの隣にある [ユーザーフィルター] タブをクリックし、ユーザーフィルターを適用する列を[ユーザーフィルター]の欄にドラッグ&ドロップします( ユーザーフィルター については、グラフのヘルプでも説明しています。詳細については、 こちら をご参照ください)。
以下の画像は、上記の例の要約レポートにおいて、 [Date] (日付)の列にユーザーフィルターを適用した例です。要約レポートにアクセスしたユーザーは、要約レポートの表示画面で 日付の期間 を自身で選択し、フィルターを適用できます。
ユーザーフィルターを適用した要約レポートは、以下のように表示されます。