メールキャンペーンの注意事項と禁止事項

メールキャンペーンの注意事項と禁止事項

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要点:メールキャンペーンの効果を高めるには、受信者に送信者を認識してもらい、メールの受信を希望してもらうとともに、簡単に配信を停止できるようにすることが重要です。認証済みの独自ドメインを使用し、受信に同意した人にのみメールを送り、明確で誠実な件名を付け、送信前にテストしてください。購入したリスト、迷惑メールと見なされる内容や誤解を招く内容、頻繁すぎる配信は避けてください。

メールマーケティングは、検索マーケティングに次いで効果的なオンラインマーケティング手法です。メールマーケティングの成功は、開封やクリックなどの積極的な反応に左右されます。メールを確実に届けて到達率を高め、長期的な効果を得るための、簡単で効果的な推奨事項と注意事項を紹介します。メールキャンペーンを配信する前に、以下のヒントをご確認ください。

メールキャンペーンのチェックリスト(インフォグラフィック)

以下のヒントはトピック別にまとめられており、左側に推奨事項、右側に注意事項が記載されています。最後のチェックリストを使用すると、配信前に毎回確認すべき重要事項をチェックできます。

送信者情報と信頼性

✓ 推奨
✗ 非推奨
✓ 独自ドメインを使用する:独自ドメインを使用して、ビジネス固有の送信者情報を確立してください。購読者からの信頼を得やすくなります。
✗ 購読者を混乱させない:無関係なニュースレターを送信したり、送信元アドレスを頻繁に変更したりすると、購読者を混乱させ、不快感を与える可能性があります。
✓ 信頼関係を築く:受信者との良好な信頼関係を築き、連絡先リストに登録してもらえるよう努めてください。
 
✓ 認識しやすい送信者名を使用する:送信者名も重要な識別情報です。信頼性を高め、今後のやり取りで購読者が送信者を簡単に認識できるように、表示名には送信者本人または組織の名前を使用してください。詳しくは、送信者の認識をご参照ください。
 
✓ ビジネス用のWebページを用意する:ユーザーが必要な詳細情報を確認できるように、ビジネスやドメインに関連する重要情報を掲載したWebページを用意してください。
 
✓ 会社名とロゴを表示する:会社名を記載してロゴを挿入し、メールの独自性と信頼性を高めてください。
 
 

認証と法令遵守

✓ 推奨
✗ 非推奨
✓ ドメインを認証する:ドメインをSPF、DKIM、DMARCで認証してください。GmailとYahooでは2024年2月以降、Outlook.comでは2025年5月5日以降、1日に5,000通以上のメールを送信する送信者に対して、この3種類すべての設定が義務付けられています。送信数が少ない場合でも、今のうちに設定しておくことで信頼性を高められます。
✗ パブリックドメインから送信しない:メール配信プラットフォームを通じてパブリックドメインや非ビジネス用ドメイン(Gmail、Hotmailなど)から送信されたメールは、通常、迷惑メールとして扱われるため、独自ドメインから送信してください。所有していないドメインは認証できないため、このようなメールはDMARCアライメントに適合せず、拒否されるか、迷惑メールに振り分けられる可能性が高くなります。詳しくは、パブリックドメインの送信元アドレスをご参照ください。
✓ 配信停止リンクを目立たせる:ユーザーが配信停止リンクを見つけやすいよう、CAN-SPAM法に従って強調するとともに、すべての商用メールに有効な住所を記載し、配信停止の希望には10営業日以内に対応してください。GmailとYahooでは、1日に5,000通以上のメールを送信する送信者に対して、RFC 8058で定義されたワンクリック配信停止も義務付けています。
 
 
✓ 推奨
✗ 非推奨
✓ ダブルオプトインを使用してください。登録者をリストに追加する際は、ダブルオプトインを使用してください。リストを健全に保つために非常に有効です。詳しくは、ダブルオプトインとシングルオプトインの違いをご参照ください。
✗ 連絡先を購入しないでください。登録者は購入するのではなく、獲得するものです。不正に取得された連絡先や関心のない連絡先は、長期的には決して役に立ちません。詳しくは、メーリングリストを購入すべきでない理由をご参照ください。
✓ リストを最新の状態に保ってください。本当に関心のある登録者のみが含まれるよう、メーリングリストを最新の状態に保ってください。詳しくは、メーリングリストの整理をご参照ください。
✗ 古い連絡先や無効な連絡先を残さないでください。反応のない登録者や使用されていないメールアドレスなど、古い連絡先や無効な連絡先は、キャンペーンの評価と効果に悪影響を及ぼします。
✓ 再アプローチは慎重に行ってください。迷惑メールと判定されないよう、適切な間隔を空けて登録者に再度アプローチしてください。詳しくは、ウィンバックキャンペーンの作成方法をご参照ください。
✗ 受信トレイをメールであふれさせないでください。登録者の受信トレイに大量のメールを送信しないでください。各連絡先へのメール送信頻度は、配信頻度の上限設定で制限できます。
 

件名と内容

✓推奨
✗非推奨
✓簡潔な件名を付けます。魅力的で簡潔かつ要点を押さえたメールの件名にします(4~6語が目安です)。モバイル画面に表示されるのは約33~43文字のみなので、重要な語句を先頭に配置します。より安全な件名にするためのヒントについては、安全なメールの件名をご参照ください。
✗メールのやり取りを偽装しないでください。「Re」や「Fwd」を追加し、それに合わせてメールの内容を変更して、過去のやり取りがあるように見せる方法は、一見効果的に思えるかもしれません。しかし、長期的には組織のイメージを損なうため、おすすめできません。
✓内容を個別化します。メールキャンペーンを受信者に合わせて個別化します。これにより、開封率やクリック率の向上が期待できます。
✗件名を過度に強調しないでください。スパムフィルターに検出されないよう、件名では大文字、リンク、不要な句読点や記号の使用を避けてください。
✓明確な行動喚起ボタンを追加します。クリック率を高めるため、メールの本文に明確な行動喚起ボタンを1つ以上追加します。
✗スパムと見なされる内容を使用しないでください。金銭、出会い系サイト、ポルノなど、事業と無関係でスパムと見なされる内容を含めると、すぐにスパムリストに登録され、組織の評判を損なう可能性があります。詳しくは、メールが迷惑メールフォルダーに振り分けられる理由をご参照ください。
✓モバイル表示に対応させます。多くのユーザーが携帯電話で開く可能性があるため、メールキャンペーンがモバイル表示にも対応していることを確認します。
✗虚偽の主張をしないでください。メールキャンペーンで虚偽または誤解を招く主張をすると、メリットよりも大きな損害を招くため、注意してください。
✓画像とテキストのバランスを整えます。メールに画像を含める場合は、画像が表示されない場合に備えてテキストも追加してください。画像とテキストを適切な比率にすると、キャンペーンをより多くの受信者に届けられます。
✗機密情報を求めないでください。メール本文やリンク先のランディングページで、銀行口座情報、携帯電話番号、パスワードなどの機密情報の提供を求めたり、期待したりしないでください。組織に対する受信者の信頼を損なう可能性があります。
✓URLを確認します。キャンペーンに有効なURLが含まれていることを確認します。短縮URLは使用しないことをおすすめします。
✗容量の大きい画像を使用しないでください。画像が大きいほど表示が遅くなり、結果的に受信者への訴求効果が低下します。詳しくは、Gmailでメールが省略表示されるのを防ぐ方法をご参照ください。
 

テストとモニタリング

✓推奨
✓キャンペーンをモニタリングします。メールキャンペーンを定期的に確認し、開封率、クリック率、不達率、地域別の開封状況などを把握します。詳しくは、追跡する指標をご参照ください。
✓A/Bテストを実施します。すべての受信者に送信する前に、メールキャンペーンの異なるバージョンでA/Bテストを実施します。
✓テストメールを送信します。組織内にテストメールを送信し、実際の表示結果を確認する習慣を付けましょう。
 

送信前のチェックリスト

キャンペーンを送信する前に、すべてが正しく設定されているか、次のチェックリストで確認してください。
☐ SPF、DKIM、DMARCで認証済みの独自ドメインから送信する。
☐ 送信者名に自分の名前または組織名を使用している。
☐ リスト内の全員から配信の同意を得ており、古い連絡先や無効な連絡先を削除している。
☐ 件名は簡潔かつ正確で、すべて大文字の語句、リンク、不要な句読点や記号を使用していない。
☐ メールはモバイル表示に対応し、画像とともにテキストも掲載され、画像サイズも適切である。
☐ すべてのリンクが有効で、短縮URLを使用していない。
☐ 明確な行動喚起ボタンが1つ以上ある。
☐ 配信停止リンクが見つけやすく、所在地の住所が記載されている。
☐ スパムと見なされる内容や誤解を招く主張がなく、機密情報を求めていない。
☐ 組織内にテストメールを送信済みである。
☐ 受信者が想定する頻度を超えて送信していない。