ワークフローの要素による処理で連絡先(受信者)がスキップされる場合のトラブルシューティング

ワークフローの要素による処理で連絡先(受信者)がスキップされる場合のトラブルシューティング

Zoho Campaignsで作成したワークフローで自動処理を実行した際に、ワークフローの要素による処理が一部の連絡先(受信者)に対して適用されないことがあります。このような場合、問題を解消するには、問題の原因を検証し、突き止める必要があります。この記事では、ワークフローの処理で一部の連絡先がスキップ(処理の適用対象から除外)される問題について、よくある原因と、問題解消のためのヒントをご紹介します。

メール配信の処理における連絡先のスキップ

ワークフローでメールを配信する処理において、連絡先(受信者)がスキップされる場合、以下の原因が考えられます。

➤  連絡先が別のトピックに関連付けられている

連絡先が、配信メールに対応するトピックとは別のトピックに関連付けられている場合、該当の連絡先はスキップされます。

➤  連絡先がトピックに関連付けられていない

どのトピックにも関連付けられていない連絡先は、スキップされます。

➤  連絡先とトピックの関連付けが解除された

ワークフローの実行中に連絡先とトピックの関連付けが解除されると、対象の連絡先はスキップされます。

➤  連絡先に対する重複配信が制限されている

メールを配信する要素において、連絡先(受信者)に対して同じメールが繰り返し配信されないように設定されている場合、連絡先はスキップされます。これは、メール配信に関する制限の設定で、連絡先に対して同じメールを繰り返し配信することを許可する設定が有効になっていない場合に発生します。関連情報:メールの配信上限の設定

➤  メールの配信上限の設定に違反している

メール配信の回数や間隔が、配信上限の設定(ポリシー)に違反する場合、連絡先に対してメールは配信されません。関連情報:メールの配信上限の設定

登録管理の処理における連絡先のスキップ

[登録管理]の要素の処理で連絡先(受信者)がスキップされる場合、以下の原因が考えられます。

➤  連絡先の登録数がプランの上限に達した

利用中のプランで連絡先の登録数に上限がある場合で、[マーケティング対象外]の連絡先を[マーケティング対象]の連絡先に変換しようとしている場合、上限を超えた分の連絡先はスキップされます。たとえば、[マーケティング対象]の連絡先の登録上限が500件で、[マーケティング対象]の連絡先が、すでに350件、登録されているとします。ここで、[マーケティング対象外]の連絡先200件を[マーケティング対象]の連絡先に変換する処理を開始したとします。アカウントに登録されている[マーケティング対象]の連絡先が500件に達した時点で、残りの連絡先(50件分)にはワークフローの要素の処理は適用されません。

➤  連絡先の[登録設定]の変更上限に達した

上限を超えて連絡先の[登録設定](マーケティング対象/マーケティング対象外など)を変更しようとした場合、上限を上回る連絡先は、ワークフローの処理対象から除外されます。たとえば、一定数の連絡先の[登録設定]を[マーケティング対象]から[マーケティング対象外]に変更する処理を設定したとします。変更回数が上限に達した場合、上限を上回る連絡先は、ワークフローの要素による処理でスキップされます。

Zoho CRMへのデータの登録処理における連絡先のスキップ

連絡先(受信者)をZoho CRMに登録する処理で連絡先がスキップされる場合、以下の原因が考えられます。

➤  連絡先がZoho CRMでメール対象外(オプトアウト)として設定されている

Zoho CRMでメール対象外(オプトアウト)として設定されている連絡先は、ワークフローの要素でスキップされます。Zoho CRMに同期されている連絡先のデータにおいて、メール対象外(オプトアウト)の設定が有効になったとします。この連絡先をZoho CampaignsのワークフローからZoho CRMに登録しようとすると、ワークフローの処理で対象の連絡先はスキップされます。

➤  連絡先がZoho CRMから削除されている

Zoho CRMから削除された連絡先は、ワークフローの要素による処理でスキップされます。これは、Zoho CampaignsからZoho CRMに登録しようとしている連絡先が、Zoho CRMで削除済みの連絡先に該当する場合に発生します。このような連絡先をZoho CRMに登録しようとすると、対象の連絡先はワークフローの処理でスキップされます。

➤  ZSCキーが無効である

ZSCキー(Zoho Service Communicationキー:Zohoサービス間での連携に必要なキー)が無効な連絡先は、ワークフローでスキップされます。これは、連絡先のZSCキーが変更されてしまっている場合などに発生します。

➤  連絡先データにおいて必須項目が入力されていない

必須項目に値が入力されていない連絡先は、ワークフローの処理でスキップされます。

➤  データの登録先として選択したZoho CRMのタブが削除されている

データの登録先として選択したZoho CRMのタブが削除されると、連絡先をZoho CRMに登録する処理は適用されません。Zoho CRMで削除済みのタブに連絡先を登録しようとすると、該当の連絡先に対するワークフローの処理はスキップされます。

➤  連絡先に別の種類のデータが関連付けられている

別の種類のデータが関連付けられている連絡先は、ワークフローの処理でスキップされます。これは、Zoho CRMとの連携処理の設定で選択した連絡先に、別の種類のデータが関連付けられている場合に発生します。

➤  連絡先の項目の文字数が上限に達している

項目の文字数が上限に達している連絡先は、ワークフローの処理でスキップされます。

➤  Zoho CRMで既存の連絡先のみを更新するように設定している

Zoho CRMで既存の連絡先のみが更新されるように設定されていると、新しい連絡先はスキップされます。

SMS配信の処理における連絡先のスキップ

SMS配信の処理で連絡先がスキップされる場合、以下の原因が考えられます。

➤  連絡先の電話番号が無効である

連絡先の電話番号に無効な値が登録されている場合、連絡先はスキップされます。

➤  連絡先の電話番号が重複している

他の連絡先と電話番号が重複する連絡先は、スキップされます。

➤  認証エラー

連携対象のSMSサービスのアカウントに問題がある場合(例:アカウントの有効期限が切れている、アカウントがブロックされている、アクセストークンの値が空である)、連絡先はスキップされます。この場合、認証エラーとして表示される場合があります。また、連携しているSMSサービスによっては、処理が停止し、連絡先にアクセスできない旨のメッセージが表示される場合もあります。

➤  連絡先データに値が空の項目がある

項目の値が空である連絡先データは、スキップされます。 

よくある2つの原因

連絡先がスキップされる場合のよくある原因として、以下の2つがあります。

➤  どのトピックにも関連付けられておらず、[マーケティング対象外]の連絡先として登録されている

連絡先がどのトピックにも関連付けられていない場合や、連絡先が[マーケティング対象外]に変換されている場合、連絡先はスキップされます。

➤  予期しないエラーが発生した

ワークフローの処理で、予期しないエラーにより連絡先がスキップされる場合があります。このようなエラーが発生した場合には、support@zohocampaigns.comにお問い合わせください。

ワークフローの処理で連絡先がスキップされないようにするためのヒント

ワークフローの処理で連絡先がスキップされないようにするには、以下の点が満たされているかどうかを確認し、必要に応じて設定変更などの対応を行ってください。
  1. すべての連絡先がいずれかのトピックに関連付けられている(連絡先がトピックに関連付けられているかどうか分からない場合、メッセージの作成画面でトピックを選択した後に、どのトピックにも関連付けられていない連絡先を、選択したトピックに関連付ける設定を有効にします)。
  2. 配信対象の連絡先が、対象のトピックに関連付けられるように処理が設定されている(複数のトピックを使用する場合、それぞれのトピックに対して対応する連絡先が関連付けられるようにトピックごとの処理が設定されている)。これによって、ワークフローの処理での連絡先のスキップを防止できます(すべての連絡先に対してトピックが関連付けられ、ワークフローの処理が適用されます)。詳細はこちら
  3. 連絡先についてのメール制限(ポリシー)に違反していない。
  4. ワークフローで処理する連絡先の件数が、利用中のプランでの上限以下に収まっている。
  5. 連絡先のZSCキーに有効な値が登録されている。
  6. 連絡先の必須項目に値が入力されており、また、項目の文字数が上限に達していない。
  7. 連絡先に正しい種類のデータが関連付けられている。
  8. 新しい連絡先をZoho CRMに登録する必要がある場合は、新しい連絡先と既存の連絡先の両方に処理が適用される設定になっている。
  9. 電話番号の値が空でなく、重複せずに正しく登録されている。
Notes
メモ:連絡先に対する処理が特定の要素によってスキップされた場合でも、他の要素の処理は適用される場合があります。