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Creator アプリケーション全体で参照および更新できる値を保持する変数について説明します。
概要
変数は、特定のデータを保存および参照するために使用されます。いったん作成すると、アプリケーション内のさまざまなセクションでそのデータにアクセスできるようになります。これにより、データの重複を減らし、コードの効率を高めることができます。
Zoho Creator における変数
Zoho Creator では、変数を
作成し、アプリケーション内の複数の場所や
異なる環境で使用できます。変数を作成すると、その値はアプリケーション内のどこからでも参照でき、一貫性と効率性が確保されます。変数の作成時に割り当てられた値は
定義値として保存されます。変数の定義値はワークフローを通じて更新でき、更新後の値は
現在値として保存されます。現在値は、最新のデータをリアルタイムで反映するよう動的に更新されます。この現在値がアプリケーション全体で適用されます。
メモ:変数は管理者、スーパー管理者、開発者がアクセスでき、さらにワークフローの実行を通じて有効なアプリケーションユーザーからも参照される可能性があるため、機密データを変数に保存することは推奨されません。フォームに保存されるデータとは異なり、変数には特定の
ユーザー権限セットを設定することはできません。
ビジネスでの利用例
従業員管理、マーケティング、タスクの追跡など、さまざまな業務で Creator アプリケーションを活用している組織を想像してください。このような場合、アプリケーションには多数のフォームと、多くの完了メッセージや注意メッセージが含まれている可能性があります。これらのメッセージは繰り返し使用されることが多いため、変数として一元管理するのが賢明です。そうすることで、メッセージを効率的に保存し、アプリケーション全体から容易に参照できるようになります。同様に、「CEO のメールアドレス」や「組織名」のような定数も変数として保存することで、アプリケーション全体で一貫して利用できます。この方法により、組織はアプリケーション内のさまざまなフォームや業務にわたって、メッセージを効果的に管理・配信できるようになります。
変数へのナビゲーションガイド
注意事項
- 同じグループ内では、変数名は一意である必要があります。
- 変数のデータ型は作成後は固定され、コレクションデータ型の変数をリスト形式とキー値形式の間で変更する場合を除き、変更できません。
- キー値形式のコレクションをリスト形式のコレクションに変更する場合は、参照箇所を適切な値に置き換えてください。同様に、リスト形式のコレクションをキー値形式のコレクションに変更する場合は、参照箇所をキーと値のペアに置き換えてください。この予防的な手順により、アプリケーションのエラー発生を防ぎ、機能性を維持できます。
制限事項
- 変数を含む C5 アプリケーションでは、テスト環境を作成できません。
- C5 テスト環境および開発者ゾーン内のアプリケーションでは、変数は利用できません。
- 1 つのアプリケーションにつき、作成できるグループは最大 10 個です。
- 1 つのアプリケーションにつき、グループ数に関係なく、作成できる変数は最大 20 個です。そのうち、コレクションデータ型の変数は最大 4 個までです。
- 各コレクション変数のサイズは 2 KB を超えることはできません。
- 変数を別のグループに移動することはできません。
- システム変数は、Deluge スクリプトを通じてのみ変数に割り当てることができます。
- 変数または変数グループの名前変更や削除は、現在コードビューではサポートされていません。
- 1 日あたり、Deluge スクリプト経由で実行できる変数への代入は最大 500 回です。
- スクリプトから同時に変数へアクセスおよび変更を行うと、期待どおりの結果が得られない場合があります。
- 次のワークフロー処理では、スクリプトを使用して変数の値を更新することはできません。
- フォームの読み込み時
- フォームの検証時
- 項目のユーザー入力時
- サブフォーム - 行の追加時
- サブフォーム - 行の削除時
- サブフォーム - 項目のユーザー入力時
- ステートレスフォームのボタン処理
- ページスクリプト
-
メモ:これらの処理内で、変数の変更を伴う関数が呼び出された場合、その関数は実行されません。
- 変数の作成と管理