uSonar拡張機能は、Zoho MarketplaceまたはZoho CRMアカウントからインストールできます。Zoho CRMからインストールするには、以下の手順を実行します。
[設定]→[マーケットプレイス]→[すべて]の順に移動します。拡張機能の一覧画面が表示されます。
[すべての拡張機能]の検索欄に[uSonar]と入力して検索し、[uSonar拡張機能]をクリックします。拡張機能の詳細が表示されます。
[インストールする]をクリックします。
以下の画像のように、インストールの確認画面でサービス規約に同意し、次の手順に進みます。
次のいずれかを選択し、[Confirm](確定する)をクリックします。
[Install for admins only](管理者のみにインストールする):管理者権限を持つユーザーのアカウントにのみ、拡張機能がインストールされます。
[Install for all users](すべてのユーザーにインストールする):すべてのユーザーのZoho CRMアカウントに、拡張機能がインストールされます。
[Choose profiles](権限を選択する):選択した権限を持つユーザーのZoho CRMアカウントにのみ、拡張機能がインストールされます。
こちらを選択した場合は[Continue](続ける)をクリックし、権限を選択して[Confirm](確定する)をクリックします。選択内容に応じて、該当するユーザーのアカウントに拡張機能がインストールされます。
uSonarの設定
インストールの完了後、連携機能の設定を行う必要があります。以下の画像のように、Information linkage CID、Search API CID、Update API CIDの3種類のIDを指定する必要があります。
LBC ID:uSonarのデータベースから顧客企業のデータを自動で取得するための、重複しないIDです。
CID(組織ID):uSonarのデータにアクセスするユーザー/組織を識別するための、重複しないIDです。
uSonar連携機能の設定
uSonar拡張機能の利用を開始するにあたって、設定を行う必要があります。必須の内容を設定した後に設定内容を保存すると、利用を開始できるようになります。これらの設定は、拡張機能の設定ページで行います。
設定ページで設定が可能な内容は、以下のとおりです。
タブと項目の設定
同期の設定
詳細設定
1.タブと項目の設定
このセクションでは、[見込み客]と[取引先]のタブの項目に関する設定を行うことができます。
設定するには
拡張機能の設定ページに移動します。
有効化のボタンをクリックして、設定を有効にします。
以下の内容を設定します。
条件の関連付け
項目の関連付け
条件の関連付け
このセクションでは、uSonarから企業情報を取得する際に検索条件として使用する項目を設定できます。設定した内容に基づいて、連携機能を通じてuSonarからZoho CRMに企業情報が送信されます。
- 組織名と住所の項目は必須です。
- 電話番号とWebサイトの項目は任意です。必要に応じて設定できます。
項目の関連付け
項目の関連付けのセクションの画面左側には、uSonarの項目が表示されます。画面右側には、Zoho CRMの選択したタブの項目が表示されます。こちらの画面から、uSonarとZoho CRMの項目を関連付けます。uSonarとZoho CRM間でデータの同期を適切に行うには、項目を正しく関連付ける必要があります。uSonarの項目を関連付けるにあたって、選択できるZoho CRMの項目の種類には制限があります。また、項目の値についても、最小値が指定されていますのでご注意ください。設定の完了後、完了ボタンをクリックして、設定を保存します。
メモ
- 項目の関連付けの設定手順は、[見込み客]と[連絡先]の両方のタブで共通しています。
- 項目の関連付けにおいて、Zoho CRMの項目の値は、uSonarの項目の値によって上書きされます。たとえば、uSonarの項目に値が未入力であり、関連付けの対象となるZoho CRMの項目に値がある場合、Zoho CRMの該当の項目の値は未入力として設定されます。
項目の関連付けの要件
uSonarとZoho CRMの項目を関連付けるにあたって、Zoho CRMの項目の種類やサイズには制限があります。以下の表は、uSonarの項目と、Zoho CRMの項目の種類とサイズの制限の一覧です。
uSonarの項目
|
Zoho CRMの項目の種類
|
Zoho CRMの項目の最小値
|
上場区分フラグ
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
グレード
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
県コード
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
従業員数詳細レンジコード
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
売上高詳細レンジコード
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
当期利益詳細レンジコード
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
業種大分類コード1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
業種中分類コード1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
業種大分類コード2
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
業種中分類コード2
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
業種大分類コード3
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
業種中分類コード3
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
証券コード
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
5
|
市区町村コード
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
5
|
業種コード1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
5
|
業種コード2
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
5
|
業種コード3
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
5
|
業種小分類コード1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
5
|
業種小分類コード2
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
5
|
業種小分類コード3
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
5
|
倒産年月
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
8
|
郵便番号
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
8
|
設立年(月)
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
8
|
当期決算年月
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
8
|
電話番号コールチェック年月日
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
8
|
調査日
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
8
|
本社LBC
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
15
|
親会社LBC
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
15
|
系列トップLBC1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
15
|
合併先LBC
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
15
|
法人番号
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト |
15
|
名寄キー
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
15
|
資本金(千円)
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
20
|
当期売上高(千円)
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
20
|
前期売上高(千円)
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
20
|
前々期売上高(千円)
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
20
|
従業員数詳細レンジ名称
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
50
|
売上高詳細レンジ名称
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
50
|
当期利益詳細レンジ名称
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
50
|
上場区分名称
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
会社状況名称
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
事業所状況名称
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種名称1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種名称2
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種名称3
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
企業区分名称
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種大分類名称1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種中分類名称1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種小分類名称1
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種大分類名称2
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種中分類名称2
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種小分類名称2
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種大分類名称3
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種中分類名称3
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
業種小分類名称3
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
96
|
親会社名
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
系列トップ1会社名
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
合併先会社名
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
社名
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
社名カナ
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
事業所名(局、キャンパス名)、部(学部)名(官公庁・大学)、課(学科)名(官公庁・大学)
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
都道府県名
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
市区郡町村名
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
町大字通称名
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
字丁目
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
番地番号
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
建物名部屋番号
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
代表者役職
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
代表者名
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
URL
|
一行テキスト、複数行テキスト、Webサイト
|
255
|
導入タグ
|
複数行テキスト
|
32000
|
ストーリー
|
複数行テキスト
|
32000
|
良業種
|
複数行テキスト
|
32000
|
興味シグナル
|
複数行テキスト
|
32000
|
電話番号
|
一行テキスト、複数行テキスト、電話番号
|
15
|
FAX番号
|
一行テキスト、複数行テキスト、電話番号
|
15
|
事業所数
|
整数、整数(大型)、一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
6
|
会社状況フラグ
|
整数、整数(大型)、一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
事業所状況フラグ
|
整数、整数(大型)、一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
電話番号コールチェックフラグ
|
整数、整数(大型)、一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
FAX番号コールチェックフラグ
|
整数、整数(大型)、一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
外資系フラグ
|
整数、整数(大型)、一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
LBCマッチ結果区分
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
LBCマッチ区分
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
仮LBC判定フラグ
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
要注意フラグ |
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
要注意名称 |
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
評点
|
一行テキスト、複数行テキスト
|
255
|
評点レンジコード
|
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
2
|
評点レンジ名称 |
一行テキスト、複数行テキスト、選択リスト
|
50
|
2.同期の設定
スケジュール処理を有効にすると、uSonarでデータが更新されるたびにシステムによってZoho CRMのデータが自動で更新されます。たとえば、組織AのデータがZoho CRMに同期されていて、uSonarで組織Aのデータが更新された場合、システムによってデータの更新が検出され、更新後のデータがZoho CRMに自動で同期されます。
スケジュール処理の対象にできるのは、有効な設定済みのタブ(見込み客かつ/または取引先)のみです。
ユーザーは、同期のステータスと最終同期日時を確認できます。
管理者は、手動で同期を実行できます。手動で同期すると、uSonarの最新のデータがすぐに取得されます。
3.詳細設定
企業情報を取得するにあたって、管理者は企業の名前の正式名称を取得するか、略称を取得するか指定できます。
uSonar拡張機能のウィジェット
1.ウィジェットへのアクセス
設定の完了後、[見込み客]または[取引先]のタブの画面内からuSonar拡張機能のウィジェットにアクセスできます。
ウィジェットを表示するには、データの詳細ページに移動します。
データの詳細ページの右上に、uSonarのボタンが表示されます。
ボタンをクリックすると、uSonarのデータベースから該当の組織の詳細情報を取得できます。
2.組織のデータの取得
組織の詳細情報の検索結果がポップアップ画面で表示されます。組織の情報は、本社や支社ごとに分類されます。
各欄には、組織名、住所、業界、郵便番号などの情報が表示されます。
一覧から組織を選択して更新ボタンをクリックすると、Zoho CRM内のデータと同期が行われます。
対象の組織の情報が一覧に表示されない場合、検索欄から対象の組織を手動で検索できます。
データの同期後、以下の操作を行うことができます。
uSonar拡張機能のバージョン10では、項目の関連付けの設定が新しくなりました。これまでは、項目の作成と関連付けは拡張機能を通じて自動で行われていました。バージョン10では、要件に合わせて項目を手動で関連付けることができます。
以前のバージョンを利用していた場合、既存の項目の設定内容は保持され、項目の関連付けは自動で行われます。項目を保持するには、項目を有効にして、完了ボタンをクリックします。
また、要件に合わせて項目の関連付けを手動で更新することも可能です。
既存の項目のデータを移行する必要がある場合は、以下の手順を実施します。
既存のデータのエクスポート
既存のデータをエクスポートします。移行処理をスムーズに行うため、データID、LBC IDをエクスポートの対象に含めます。
データのエクスポートに関する詳細については、こちらをご参照ください。
エクスポートしたファイルの編集
「uSonar Data Synced」という名前の新しい列を追加し、すべての値を「true」に設定します。
既存の設定ファイルの削除(任意)
既存の設定済みの項目(拡張機能を通じて作成された項目)が必要ない場合、拡張機能をアンインストールして、もう一度インストールします。これにより、拡張機能を通じて作成された既存のファイルがすべて削除されます。
タブへのデータのインポート
データIDを使用して、既存のデータを更新します。
必要に応じて、既存の項目を新しい項目に関連付けます。
データのインポートに関する詳細については、こちらをご参照ください。
拡張機能のアンインストール
拡張機能をアンインストールするには、以下の手順を実行します。
[設定]→[マーケットプレイス]→[すべて]の順に移動します。拡張機能の一覧画面が表示されます。
[Installed](インストール済み)をクリックすると、インストール済みの拡張機能の一覧が表示されます。
[uSonar]を検索して、下部にある[Uninstall](アンインストールする)をクリックします。
確認画面で[OK]をクリックして、拡張機能をアンインストールします。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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