Zoho CRMにおける複数の通貨の設定は、国際的な取引や複数の通貨を使用する取引のデータを管理するのに役立ちます。海外の顧客や仕入先と定期的に取引する場合に、複数の通貨を使用して取引データを記録できます。Zoho CRMで複数の通貨を設定すると、次のことができます:
Zoho CRMにおける複数の通貨の設定は、国際的な取引や複数の通貨を使用する取引のデータを管理するのに役立ちます。海外の顧客や仕入先と定期的に取引する場合に、複数の通貨を使用して取引データを記録できます。Zoho CRMで複数の通貨を設定すると、次のことができます:
為替レートの自動更新機能は段階的にリリースされています。このため、現在は一部のデータセンターでのみ利用できます。詳細については、こちらの投稿をご参照ください(英語のページが表示されます)。[通貨の管理]の権限を持つユーザーは、基準通貨を選択した後、他の通貨を追加できます。追加した通貨は、すべてのユーザーが見込み客/連絡先/商談などのデータを作成する際に使用できます。


複数の通貨を使用する場合の留意事項
通貨の一覧ページで通貨名をクリックすると、その通貨の詳しい情報が、以下の3つのタブで表示されます。
こちらに表示される情報は、為替情報提供サービス「Open Exchange Rates」から取得したデータに基づいています。このデータは、この為替情報提供サービスが履歴データとして提供しているものであり、Zoho CRM内のデータに実際に適用された為替レートを表しているわけではありません。
指定した表示期間について、以下の統計情報が表示されます。
表示期間の指定
為替レートを表示する期間は、以下から選択できます。



為替レートは、通貨を追加するときに通貨の設定画面で指定します。各データのタブにも[為替レート]という名前の標準項目がありますが、データ内の項目は、そのデータで使用している通貨の為替レートを保管している項目です。データを作成すると、その時点での為替レートが、このデータ内の項目に自動的に保存されます。その後、為替レートの更新を行わなければ、データ作成時に保存されたレートがそのままさまざまな計算に使用されます。
最新の為替レートへの更新が必要な場合は、手動または自動で更新する方法を設定できます。
為替レートの更新方法は通貨ごとに設定できます。

設定ページの[通貨]にある[為替レートの設定]タブから、為替レートの更新に関する設定を行います。
こちらのタブでは、以下を設定します。
自動更新の頻度の設定は、自動更新が有効になっている通貨にのみ適用されます。
通貨の為替レートを自動更新する場合の更新頻度を設定します。
為替レートの自動更新の実行は、すべて通貨の履歴に記録されます。
各データに適用されている為替レートは、以下のように、手動または自動で更新できます。
手動更新では、データに適用されている為替レートを、ユーザーが任意のタイミングで更新します。
手動更新を可能にするには、2段階での設定が必要です。
データの詳細ページでは、[為替レート]項目の端に更新アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、データに適用される為替レートが最新の値に更新されます。

データの為替レートは、更新処理の条件を設定し、それに基づいて自動更新することもできます。自動更新を設定しておくことによって、データの作成時に取得された為替レートがそのまま適用され続けるのではなく、自動的に最新のレートが適用されるようになります。
自動更新は、タブごとに条件を設定できます。更新対象のタブを選択し、そのタブで為替レートの自動更新を実行する条件(更新のタイミング)を設定します。なお、タブを選択するドロップダウンには、通貨項目を含むタブのみが表示されます。
為替レートの更新は、以下のいずれかのタイミングで実行するように設定できます。
この設定により、データの状況に合わせて、適切なタイミングで最新の為替レートを適用できるようになります。ユーザーが為替レートを手動で更新する必要はありません。
組織で使用しなくなった通貨がある場合、CRMアカウントから無効にすることが可能です。通貨を無効にする場合の留意事項:
通貨を無効にするには
必要に応じて、CRMアカウントに追加した後、無効にした通貨を、再度有効にすることができます。最大10件の通貨を有効にすることが可能です。
通貨を有効にするには
| 影響を受けるデータや設定内の通貨 | 通貨を無効にした場合の処理 |
| データの作成/編集画面で選択されている通貨 | エラー画面が表示されます。有効な通貨を手動で選択する必要があります。 |
| Zoho CRMユーザーの個人設定で選択されている通貨 | 基準通貨に自動で変更されます。 |
| ポータルユーザーの個人設定で選択されている通貨 | 基準通貨に自動で変更されます。 |
| ワークフロールールやコマンドセンターによって作成されるデータの通貨 | 基準通貨に自動で変更されます。通貨項目の値(金額)も、為替レート換算によって、自動で変更されます。 |
| 見込み客の変換によって作成される連絡先データの通貨 見込み客の変換によって作成される商談データの通貨 |
基準通貨に自動で変更されます。また、通貨項目の値(金額)も、為替レートに従って変更されます。 商談データの作成画面に通貨項目がある場合、エラー画面が表示されます。有効な通貨を手動で選択する必要があります。それ以外の場合は、商談は自動的に基準通貨で作成されます。 |
複数の通貨の設定を使用するには、あらかじめ組織のZoho CRMアカウントの管理者が、組織の設定で、基準通貨とその他の通貨を複数設定しておく必要があります。設定が完了すると、他の権限のユーザーが、商談や見積書、請求書などの作成時に複数の通貨を使用できるようになります。




留意事項
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。