宛名ラベルは、封書やはがきなどの郵送物に貼り付けるための、送り先の名前や住所などの宛名を印刷したシールです。手書きによる書き損じを回避し、郵送作業を効率化するために使用されます。たとえば、顧客宛ての納品物の配送、請求書の郵送、ダイレクトメールの送付など、さまざまな用途で宛名ラベルが使用されます。宛名ラベルの印刷には、一般的には、顧客情報が保存されているデータベースから名前や住所の情報を取得し、文書作成ソフトに必要な情報を入力してから、プリンターでラベルを印刷するといった手順が必要です。

Zoho CRMの宛名ラベルの印刷機能を使用すると、登録されている顧客データに基づいて、宛名ラベルを作成して印刷できます。Zoho CRMアカウントとプリンターがあれば、すぐに宛名ラベルを印刷できます。

メモ：

• 宛名ラベルの印刷機能を利用できるのは、見込み客／取引先／連絡先／商談タブのみです。

宛名ラベルを印刷するには

1. 対象のタブをクリックします。
2. データの一覧ページで、画面の左上に表示されている一覧名（ビュー名）をクリックし、ドロップダウンから、［宛名ラベル］を選択します。
   なお、宛名ラベルの内容は、一覧に表示されている項目（列）を基に作成されます。表示する項目（列）は、要件に応じて変更できます（関連情報：データ一覧（ビュー）の管理）。
3. 宛名ラベルを作成するデータのチェックボックスを選択します。
4. 上部に表示された［処理］をクリックし、ドロップダウンから［宛名ラベルを印刷する］を選択します。
5. 宛名ラベルの印刷画面で、ラベルの表示内容を確認し、右上にある［印刷する］をクリックします。
   

注：

• ページ設定には、Zoho CRMの標準設定が適用されます。（用紙サイズ：A4、レイアウト：2列、1ページに表示する宛名数：10件）。
• 宛名ラベルを印刷する前に、プリンターの設定を完了しておく必要があります。
• 選択したデータの一覧（ビュー）の列（項目）に基づいて、宛名ラベルの詳細が作成されます。
• Microsoft Word用のZoho CRMプラグインを使用すると、Wordで作成したテンプレートを使用して宛名ラベルを印刷できます（関連情報：Microsoft Word用Zoho CRMプラグインの概要）。