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組織の基本設定、アプリ、ユーザー、グループの準備が整ったら、セキュリティ設定、ワークフローの拡張、管理者の操作、継続的な改善を通じて、Zoho Oneの導入をさらに進めることができます。
このガイドでは、セキュリティ設定の確認、導入範囲の拡大、設定時によくあるミスの回避、次に行うべきことの判断に役立つ情報を紹介します。
準備ができた段階でのセキュリティ設定の確認
Zoho Oneには、ユーザーによる組織へのアクセス方法を管理するためのセキュリティとIDに関する設定が用意されています。
初日からセキュリティの詳細設定をすべて行う必要はありません。まず、組織に必要な基本的なセキュリティ設定を行い、導入範囲の拡大に合わせて詳細設定を確認してください。
確認できる項目
- パスワードとセッションの設定
- 多要素認証
- 管理者の役割の管理
- サインインとアクセスに関するポリシー
- 活動履歴とレポート
Zoho Oneの導入範囲の拡大
最初のチームがZoho Oneを問題なく使用できるようになったら、組織内の他の領域にも徐々に導入を拡大できます。
例:
- CRMを設定した後、マーケティングアプリを接続して、見込み客を獲得、育成します。
- 財務アプリを設定した後、営業と請求のワークフローを接続します。
- サポートアプリを設定した後、顧客データをCRMに接続します。
- コラボレーションアプリを設定した後、さらに多くのチームと共有ファイルを追加します。
- 人事アプリを設定した後、従業員のオンボーディングと社内研修を効率化します。
1つの成功事例を基に、次の活用事例へと展開していくことが重要です。
管理者向けの追加ヒント
最初のチームの設定が完了し、Zoho Oneを使用し始めたら、追加の管理機能を確認し、導入をより安全で一貫性があり、管理しやすいものにできます。
これらの設定は利用開始時には必須ではありませんが、組織の成長に伴って役立ちます。
サインインのセキュリティ強化
ユーザーがZoho Oneに安全にアクセスできるよう、基本的なサインイン設定を確認します。
まず、パスワードのルール、セッションの設定、多要素認証などのシンプルな管理機能を使用できます。これらの設定により、初期設定を複雑にすることなくユーザーアカウントを保護できます。
利用する場面:最初のユーザーのオンボーディング後に、アカウントの保護を強化する場合。
チームごとのサインイン方法の選択
組織の成長に伴い、ユーザーグループごとに異なるサインイン方法が必要になる場合があります。
たとえば、従業員は会社のIDプロバイダーを使用してサインインし、業務委託者や外部ユーザーは別の認証方法を使用できます。ルーティングポリシーを使用すると、組織の要件に基づいて、ユーザーを適切なサインイン方法に振り分けることができます。
利用する場面:チーム、従業員、業務委託者、外部ユーザーごとに異なる認証方法が必要な場合。
条件に基づくアクセス制御
条件付きアクセスポリシーでは、場所、IPアドレス、デバイスの種類、ユーザーグループなどの条件に基づいてアクセスルールを定義できます。
たとえば、財務部門や管理者グループのユーザーについて、信頼できるネットワークまたは承認済みデバイスからのみ機密性の高いアプリにアクセスできるように設定できます。
利用する場面:機密性の高いチーム、アプリ、組織データに対するアクセス権限の設定を強化する場合。
活動と通常とは異なるサインインの監視
ユーザーがZoho Oneで作業を開始したら、活動履歴とレポートを確認し、組織でプラットフォームがどのように使用されているかを把握します。
また、通常とは異なるサインイン動作や不審な活動を監視することで、管理者が潜在的なリスクを早期に調査できます。
利用する場面:ユーザーの活動、管理者の操作、潜在的なセキュリティリスクをより明確に把握したい場合。
詳細:
- レポートを表示する
- 操作履歴、および
- 異常の検出
このシリーズについて
このガイドは、Zoho Oneを段階的に使い始めるための3部構成のオンボーディングシリーズです。
このシリーズでは、次の内容を説明しました。
- パート1 - Zoho Oneの概要と、組織およびアプリの設定方法
- パート2 - ユーザーとグループの追加および管理
- パート3 - セキュリティ設定、ワークフロー、主な管理者の操作の確認
このシリーズを通じて、Zoho Oneの利用を開始する方法を明確に理解し、設定を進める中でスムーズなオンボーディングを実現していただければ幸いです。
まとめ
Zoho Oneは、組織の目標に合わせて設定することで最大限に活用できます。
まず、組織が達成しようとしていることの全体像を把握します。次に、小規模で実用的な解決方法を1つ選んで開始します。適切なアプリを設定し、必要なユーザーを追加して、必要なデータを移行し、そのチームにワークフローを定着させます。
最初の活用事例が軌道に乗ったら、次のチームやプロセスへ展開します。
このようにして、Zoho Oneを単なるアプリの集合から、組織全体をつなぐシステムへと発展させることができます。