ソーシャルメディア、電子パンフレット、メールに自社のページのURLを載せる際、URLが長かったり見栄えが悪かったりして困ったことはありませんか?貼り付けたURLが途中で切れてしまったことはありませんか?ソーシャネットワークにリンクを投稿する際に、文字数制限を超えてしまったことはありませんか?
Zoho SocialのURL短縮機能を利用すると、これらの問題をすべて解決できるだけでなく、正確なリンクを共有できるようになり、リンクの共有も行いやすくなります。また、この機能にはUTMトラッキングパラメーターの付加機能と統計機能も付いています。クリック数、クリックしたユーザーに関する分析、クリック元など、ビジネスにとって貴重な情報を把握するのに役立ちます。
Zoho Socialでは現在、以下の3つを利用してURLを短縮できます。
- Zurl:Zoho Socialの標準のURL短縮サービス
- Bit.ly
- 独自ドメインによるURL短縮機能
利用条件
Zurlは、スタンダードプラン、すべての有料プラン(プロフェッショナルプラン、プレミアムプラン、代理店向けプラン、代理店向けプラスプラン)でご利用いただけます。
Bit.lyの連携は、プロフェッショナルプラン、プレミアムプラン、代理店向けプラン、代理店向けプラスプランでご利用いただけます。
独自ドメインによるURL短縮機能は、プレミアムプラン、代理店向けプラン、代理店向けプラスプランでご利用いただけます。
プレミアムプランでは、ポータルごとに1件の独自ドメインを追加できます。代理店向けプランと代理店向けプラスプランでは、ポータルごとに最大5件のドメインを追加可能です。
URL短縮サービスの設定にアクセスするには
- [設定]に移動します。
- [一般設定]→[各種設定]→[URL設定]の順に移動します。
- [URLの自動短縮]の横にあるスイッチをクリックして、作成画面に追加されたURLを自動で短縮できるようにします。
- 利用するURL短縮サービスを選択します。
Zurl
Zurlは、Zoho Socialが提供する標準のURL短縮サービスです。すべてのZoho Socialユーザーが自由に利用可能で、連携のための特別な操作は必要ありません。
Bit.ly
Bit.lyは、人気のURL短縮サービスです。Bit.lyアカウントをZoho Socialに連携するには、Bit.lyアカウントを持ち、かつZoho Socialアカウントで管理者である必要があります。
Bit.lyアカウントに連携するには
Bit.lyアカウントを所有している場合、次の手順でZoho Socialと連携させることができます。
- [設定]に移動します。
- [一般設定]→[各種設定]→[URL設定]の順に移動します。
- URL短縮サービスとしてbit.lyを選択します。
- bit.lyアカウントにサインインして、Zoho Socialへの認証を許可します。

独自ドメイン
独自ドメインとは、ブランドや組織のために具体的に選択できるドメイン名を使用した個別のWebアドレスです。これにより、ブランド名に合わせた個別のサインインポイントを選択できます。
独自ドメインのURLを使用するメリット
- 独自ドメインのURLにより、ブランドのアイデンティティを保つことができます。ユーザーは、URLを見た際にブランドをかんたんに認識することが可能です。
- 独自ドメインのURLは、よりプロフェッショナルな印象を与え、覚えやすく、ユーザーの記憶に残ります。これにより、必要なときにユーザーが再びWebページに戻って購入手続きやサービスの利用をしやすくなります。
- 独自ドメインは信頼性が高く見えるため、スパムのURLとして判断されるリスクを避けることができます。
- 独自ドメインを使用することで、URL自体に意味を持たせることができるため、クリック数が増え、SEOの観点からもメリットがあります。
Zoho Socialに独自ドメインを追加するには
独自ドメインを追加するには、Zoho Socialアカウントでブランドまたはポータルの管理者である必要があります。
- [設定]に移動します。
- [一般設定]で[各種設定]→[URL設定]をクリックします。
- [URL短縮サービスに使用するドメイン]で、[+ドメインを追加する]をクリックします。
- 独自ドメイン名を入力します(例:deals.zylkertravels.com)。
- ドメイン名のみによって構成されるURLにアクセスした場合に、ユーザーに対して表示するページのURLを入力します(例:www.zylkertravels.com)。
- リンクにアクセスできない場合に、ユーザーに対して表示するページ(エラーに関するページ)のURLを入力します(例:www.zylkertravels.com/404)。
- [完了する]をクリックします。
すべての詳細を追加した後、システムによってドメインの認証が行われます。認証に問題がある場合は、追加されたドメインの横にある認証ガイドへのリンクをクリックし、表示された手順に従って対応を行ってください。
ドメイン管理サービスでDNSレコードを更新するには
独自ドメインを追加する前に以下の操作を実行してください。
- 対象の独自ドメインを管理しているドメイン管理サービスにログインします。
- [DNS設定]に移動します。
- 独自ドメインの場合、「Aレコード」を追加し、該当のIPアドレスを参照先/宛先「136.143.187.52」として指定します。
- サブドメインには、「C NAME」レコードを追加し、該当のドメイン「smarturl.cs.zohotest.com」を指定します。
- 変更内容を保存します。変更内容が反映されるまでに、24時間以上かかる場合があります。
DNSレコードを更新した後、Zoho Socialで[再試行]をクリックしてドメインを再度認証します。
認証が完了すると、独自ドメインがZoho Socialに追加され、短縮URL用に使用できるようになります。
URLを短縮するには
作成画面からURLを短縮するには:
- Zoho Socialダッシュボードの右にある[新しい投稿]をクリックしてします。
- 作成画面に長いURLを追加します。
- URL設定にアクセスするには、[URLの詳細情報]をクリックします。
- 必要に応じて、URL短縮とURL追跡のスイッチを切り替えます。
- ドロップダウンからURLを短縮するために使用するドメインを選択します。
- 表示名を入力します。
- リンクのプレビューを確認し、[適用する]をクリックします。
Zoho Socialアカウントの管理者であれば、URL設定にアクセスしてURLを短縮することもできます。
- [設定]に移動します。
- [一般設定]で[各種設定]→[URL設定]をクリックします。
- [+URL短縮]をクリックします。
- ドロップダウンから使用するドメインを選択します。
- 長いURLを入力します。
- 表示名を入力します。
- [生成する]をクリックします。
元のリンクを保持したい場合は、URL設定ウィンドウで[リンクを短縮する]の横のスイッチを解除できます。
短縮されたURLが作成されると、URL設定のURLをクリックして編集し、さらに詳細を追加できます。
- 内部識別用として表示用URLにタイトルを追加します。
- 説明を追加します。
- URLの有効期限を設定します。
- メインのリンクが有効期限切れまたはアクセス不可である場合に表示するページのURL(代替URL)を追加します。
- 特定のURLにUTMトラッカーを追加する場合は、スイッチを切り替えます。追加したいトラッカーを選択/追加します。
- リンクのプレビューを確認し、[変更を保存する]をクリックします。
これらのパラメーターはURLに保存され、投稿の作成画面にURLが挿入されたときに自動的に反映されます。
- 独自ドメインを使用してURLを短縮する場合、表示名欄は、一度取得または手動で追加されると、編集できません。
- UTMトラッキングを有効にし、utm_sourceをソーシャルネットワークとして追加した場合、URLに表示名を追加することはできません。