OneAuthを用いてZoho以外のサービスのアカウントを認証する場合の設定

注：この記事では、OneAuthを用いてZoho以外のサービスのアカウントを認証する場合の設定方法について説明します。OneAuthを用いてZohoアカウントを認証する場合の設定方法については、該当のヘルプページをご覧ください。

OneAuthは、Zohoアカウントの認証だけでなく、Zoho以外のサービスのアカウントの認証にも用いることが可能です（例：Google、Microsoft、Facebook）。対象となるのは、2段階認証が有効であり、ワンタイムパスワードを通じて認証を行うアカウントです。対象のアカウントの認証をOneAuthを用いて行うように設定すると、サインインに使用するワンタイムパスワードが、OneAuthを通じて生成されるようになります。

OneAuthを通じて認証を行うメリット

Zoho以外のサービスのアカウントの認証においても、OneAuthでまとめてワンタイムパスワードを生成できます。
ワンタイムパスワードの生成に必要な認証情報（シークレット）を、Zohoのサーバー上に保管し、バックアップできます。
使用していたデバイスを紛失しても、新しいデバイスでワンタイムパスワード用の認証情報（シークレット）を簡単に復元（移行）できます。

OneAuthで認証を行うアカウントの追加

Zoho以外のサービスのアカウントの認証においてOneAuthを利用するには、まず、該当のアカウントの認証用の情報をOneAuthに設定する必要があります。具体的には、2段階認証におけるワンタイムパスワードの生成に使用する認証情報（シークレット）を、該当のサービスから取得するか、該当のサービスの設定画面において表示されるQRコードをスキャンして取得します。認証情報（シークレット）は、OneAuthがワンタイムパスワードを生成するために使用されます。生成されたワンタイムパスワードを用いることで、対応する外部サービスのアカウントにサインインできます。

シークレット／QRコードワンタイムパスワード

外部サービスのアカウントの設定 ----------------------> OneAuth --------------------> 2段階認証

手順1：ワンタイムパスワード生成用の認証情報を取得する、または認証用の設定ページでQRコードをスキャンする（一般的な手順）

OneAuthを利用して認証を行う対象の外部サービスのアカウントの設定ページに移動します。
ワンタイムパスワードを用いた2段階認証を有効にします。
ワンタイムパスワード用の認証情報を表示するためのメニューを選択します。
設定用の認証情報（シークレット）またはQRコードが表示されます。

参考情報：各サービスの認証に必要なワンタイムパスワード用のシークレットの取得方法については、対象サービスのページをご参照ください。各サービスのページは次のとおりです：Facebook、Google、Twitter、LinkedIn、Microsoft

手順2：OneAuthで認証を行うアカウントを追加する

利用するデバイスにOneAuthアプリをダウンロードしてインストールします。
OneAuthを開き、［ゲスト］をタップします。または、Zohoアカウントをすでに持っている場合は、そのアカウントでサインインします。
［認証サービス］をタップします。
［新しく追加する］をタップします。
QRコードをスキャンするためのメニューをタップします。デバイスのカメラへのアクセスを許可してから、外部サービスのアカウントの認証用の設定ページに表示されているQRコードをスキャンします。QRコードの読み取りに問題がある場合は、シークレットを手動で入力するためのメニューを選択し、以下の情報を入力します。