この機能は、フィルターと同じような目的で使用することも可能です。使用すると、グラフ上で表示するデータの範囲を変更する際に、フィルターの設定をいちいち変更しなくても、グラフ上でそのまま動的に表示範囲を変更することが可能です。実際のグラフの表示内容を確認しながら表示範囲を指定することができます。
概要表示/スクロール表示の主なメリットは、以下のとおりです。
このページでは、以下の内容/設定方法について説明します。
概要表示の設定を有効にすると、グラフの概要を示すプレビュー(全体を縮小したグラフ)が下部に表示されます。プレビューの箇所でカーソルを操作することで、グラフ内の特定の範囲のデータを表示することができます。
また、いったん範囲を指定した後に他の箇所をクリックすると、同じ範囲を保ったままで、別の箇所のデータを表示することができます。
以下では、マーケティングメールに対する反応に関するグラフを例に説明します。このグラフにおいて概要表示の設定を有効にするには、以下の手順を実施します。
上記のグラフは、概要表示の設定を有効したグラフの例です。
スクロール表示の設定を有効にすると、グラフの下部にスクロールバーが表示されます。グラフ上の表示内容は、バーの位置に応じて変わります。バーを左右に動かすことで、グラフ上の表示範囲も連動して左右に移動します。なお、スクロールごとに表示するデータの範囲(スクロールの単位)は指定することも可能です。スクロール表示は、特に、大量のデータを比較しながら確認したい場合に役立ちます。概要表示の場合は、範囲の始点と終点を個別に指定する必要がありますが、スクロール表示の場合は表示範囲の幅(単位)を保ったまま、範囲を左右にずらしながらデータを確認/比較することが可能です。
以下では、マーケティングメールのクリック数に関するグラフを例に説明します。このグラフにおいてスクロール表示の設定を有効にするには、以下の手順を実施します。
上記のグラフは、スクロール表示の設定を有効したグラフの例です。
グラフの下部にスクロールバーが表示されます。スクロールバーを操作することで、表示範囲をずらしながらグラフのデータを確認できます。スクロール中に表示するデータの範囲は、設定画面から変更可能です。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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