メールキャンペーンの成果が芳しくない場合の対応事項

メールキャンペーンの成果が芳しくない場合の対応事項

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要点:キャンペーンの成果が振るわない場合は、メールの内容、送信者アドレス、送信元ドメインの評価、メーリングリストの品質、メールの送信方法の順に5つの項目を確認します。Appleのメールプライバシー保護機能により開封数は実際より多く計測されるため、主にクリック数とコンバージョン数で成果を判断し、得られた知見を次のキャンペーンの計画に活用してください。
マーケティング担当者は、メールキャンペーンの企画に多大な労力を費やしても、配信後はすぐに次のキャンペーンへ移ってしまうことがあります。しかし、メールキャンペーンを配信した時点でマーケティング担当者の役割は終わるのでしょうか。答えは明確に「いいえ」です。キャンペーンの配信後は、その効果を把握するために成果を評価する必要があります。


成果を測定する方法の1つは、キャンペーンのレポートを確認することです。開封数に加えて、クリック数とコンバージョン数も確認してください。各数値の意味については、これらの指標を追跡する方法のガイドをご参照ください。最新のキャンペーンの成果が前回よりも低くても、心配する必要はありません。今日は、その原因を特定して改善策を講じるための5つの手順を説明します。

ステップ1:メール内容の確認

  • 件名とプリヘッダーが連絡先の興味を引かなければ、メールは開封されません。また、内容に誤解を招く表現やスパムと思われる語句が含まれていると、開封率に影響します。効果的な件名を作成する方法をご参照ください。
  • CTAは、クリック率の測定に役立ちます。CTAが見つけやすく、操作しやすいか確認してください。CTAのデザインや配置が適切でない場合、キャンペーンの成果が低下します。
  • 連絡先が送信者を簡単に認識できるよう、すべてのメールで一貫したデザインを使用してください。
  • 提供する内容が連絡先のニーズや関心に合っているか確認してください。関連性のない内容を送り続けると、メールがスパムとして報告されたり、配信登録を解除されたりする可能性があります。
  • メールの内容が冗長であったり、画像のみで構成されていたりすると、スパムと見なされる可能性があります。スパムとして判定されないよう、メールには画像に加えて説明文、会社のロゴ、連絡先情報を記載してください。

ステップ2:送信者アドレスの確認

  • 毎回異なる送信者アドレスからメールを送信すると、連絡先は送信者を認識できません。メールへの反応を高めるには、すべてのメールを同じ送信者アドレスから送信する必要があります。送信者の認識をご参照ください。
  • 新しい送信者アドレスからメールを送信する場合は、事前に連絡先へ通知し、その送信者アドレスをアドレス帳に追加するよう依頼してください。送信者アドレスをアドレス帳に追加する方法をご参照ください。
  • 送信者アドレスには、no-reply@yourdomain.comやhello@yourdomain.comのようなアドレスを使用しないでください。このようなアドレスはスパム送信者によく使用されます。また、連絡先がメールや商品/サービスに関する問い合わせを送れるよう、返信先アドレスを設定することをおすすめします。返信不可アドレスを避けるべき理由をご参照ください。

ステップ3:送信元ドメイン評価の分析

  • ドメイン認証は、ドメインの不正利用を防ぎ、評価を向上させるための検証方法です。メールの到達率を高めるには、送信元ドメインを認証する必要があります。GmailとYahooでは2024年2月から、Outlook.comでは2025年5月5日から、1日に5,000通以上のメールを送信する送信者にSPF、DKIM、DMARCの設定が義務付けられています。
  • Gmail、Yahoo、Outlookでは、送信元ドメインの評価に基づいてメールを受信トレイに振り分けます。連絡先の多くがこれらのメールサービスを利用しており、評価の低い送信元ドメインからメールを送信すると、受信トレイへの到達率が大幅に低下します。
  • 連絡先の多くがGmailを使用している場合は、Google Postmaster Toolsを使用して、Gmailによる送信元ドメインの評価を確認できます。GoogleではドメインとIPレピュテーションのダッシュボードが廃止されたため、代わりに迷惑メール率とコンプライアンスステータスのダッシュボードを確認し、迷惑メール率を0.10%未満に維持し、0.30%に達しないようにしてください。
  • その他のメールサービスについては、ソフトバウンスレポートを確認し、メールが拒否された理由を把握する必要があります。メールが拒否される理由として、スパムと思われる内容、ユーザーからの苦情、ポリシーに基づく拒否、メールの送信制限、送信元ドメインの評価の低さなどが考えられます。
  • 新しい送信元ドメインを使用する場合は、一括メールを送信する前にウォームアップする必要があります。送信元ドメインをウォームアップせずにメールを送信すべきでない理由をご確認ください。
  • セカンダリ送信元ドメインを使用してメールを送信する場合は、メールのフッターにそのドメインを使用する理由をメモとして記載してください。

ステップ4:メーリングリストの品質の確認

  • メーリングリストに無効なメールアドレスや反応のない連絡先が含まれていると、キャンペーンの成果に悪影響を及ぼします。メーリングリストの整理をご参照ください。
  • 反応のない連絡先を継続的に除外し、休眠中の連絡先に再度働きかける必要があります。メーリングリストの規模が大きいだけではROIは保証されませんが、健全なメーリングリストであれば保証されます。
  • メーリングリストを繰り返し削除して新しいリストに置き換えると、商品/サービスに関心を持つ固定顧客層を構築できず、キャンペーンのコンバージョン率が低下します。
  • 連絡先の関心やニーズに基づいて連絡先をセグメント化し、関連性の高いキャンペーンを配信して関心を維持する必要があります。

ステップ5:メール送信方法の効率化

  • 深夜や早朝にメールを送信すると、連絡先に読んでもらえない可能性があります。また、このような時間帯のメールは不快感を与えることもあります。メールを送信する前に、連絡先のタイムゾーンを必ず考慮してください。
  • 祝祭日や休日、ブラックフライデーやサイバーマンデーなどの大規模セールの日にメールを送信すると、連絡先に読んでもらえる可能性が低くなります。
  • 開封率を高めるには、連絡先がメールを読む可能性の高い時間帯や曜日に送信してください。詳しくは、メールキャンペーンの送信と予約をご参照ください。
  • メールの配信頻度が一定でないと、連絡先はメールを購読したことを忘れてしまいます。配信頻度の上限設定を使用すると、配信数の上限を設定できます。
  • セールキャンペーンで、セールが24時間以内に開始される場合は、受信者に最適な開封時間やタイムゾーンに基づいてメールを送信することはお勧めしません。送信完了までに24時間かかる可能性があり、セール終了後にメールが配信されることがあるためです。
キャンペーンの企画と同様に、分析も重要です。分析することで、キャンペーンの成果が振るわなかった原因を特定できます。その経験を今後のキャンペーン設計に活かし、コンバージョンとROIの向上につなげることができます。