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高度なメトリクスでは、Zoho Creatorアプリケーションの詳細な利用状況を把握できます。フォーム、レポート、ページなど、個々のアプリ機能をユーザーがどのように操作しているかに焦点を当てています。管理者は、全体的な活動にとどまらず、機能単位の詳細なレベルでエンゲージメントを分析できます。
提供状況
1. 高度なメトリクスの管理
高度なメトリクスにより、Zoho Creatorではアプリケーションへのアクセス状況や利用状況を把握できます。アプリケーション内の機能単位の行動と関連付けることで、概要レベルの利用状況メトリクスをさらに深く分析できます。提供される利用状況メトリクスは次のとおりです。
- 有効ユーザー数
- 総インタラクション数
- アクセス頻度
- セッション活動
Zoho Creatorでは、
メトリクスにより、有効ユーザー数、総インタラクション数、アクセス頻度、アプリケーション全体のセッション活動など、アプリケーション活動の概要を確認できます。
高度なメトリクスでは、これらの分析情報をさらに発展させ、全体的な利用状況データをアプリケーション内の機能単位の行動と関連付けます。これにより管理者は、アプリケーションがどの程度利用されているかだけでなく、どのフォーム、レポート、ページが利用を促進しているか、どこでユーザーが離脱しているか、ユーザーやワークフローによってエンゲージメントがどのように異なるかを分析できます。
これらの分析情報を利用することで、管理者は利用パターンを特定し、エンゲージメントの不足を検出し、アプリケーション設計、ワークフロー、機能の定着を最適化するための判断を行えます。高度なメトリクスには複数のタブがあり、有効ユーザーやインタラクションなどの概要メトリクスから、アクセス状況、セッション時間、ユーザーフロー分析などの詳細な分析情報まで、さまざまな視点で利用状況データを表示できます。これにより、Creatorアプリケーションがどのように利用されているかを包括的に把握できます。
2. 利用例
調達管理アプリケーションでは、部門や地域をまたいで利用される処理件数の多い購買ワークフローを管理します。
- 従業員がフォームから購入申請を送信する
- 申請が複数段階の承認を経る(マネージャー > 部門長 > 財務)
- 専用のフォームとレポートを通じて、予算検証と仕入先選定を完了する
- 承認された申請を発注書に変換する
- 財務部門が取引を処理して完了する
基本的なメトリクスではアプリケーション全体の活動が高い状態であるにもかかわらず、調達サイクル時間は増加し続け、一部の申請は想定より長く保留されたままになっています。管理者は、ワークフローのどの段階で遅延が発生しているのか、また問題がプロセスに起因するのかユーザーに起因するのかを判断できません。
高度なメトリクスを使用して、管理者は調達ライフサイクルの各段階における進行状況を追跡するファネルビューを設定します。分析の結果、申請と初回承認は迅速に完了している一方で、仕入先選定と発注書作成の段階で大きな離脱と遅延が発生していることが分かります。さらに頻度に関する分析情報から、発注書タブを継続的に操作しているのは少数の財務ユーザーのみであり、繁忙期にボトルネックが生じていることが分かります。
3. 高度なメトリクスの有効化
Creatorアカウントの[メトリクス]タブから、高度なメトリクスを有効にできます。
- [メトリクス]([管理]配下)に移動し、[メトリクスを有効にする]をクリックします。アカウントですでにメトリクスが有効になっている場合は、メトリクスのダッシュボードが直接表示されます。

-
有効にしたら、ダッシュボード右上の[
高度なメトリクス]ボタンをクリックします。
メモ:高度なメトリクスを有効にすると、これに基づくシステム連携が自動的に設定されます。
- 高度なメトリクスを有効にするアプリケーションの横にある[有効にする]をクリックします。

-
条件を確認して同意し、[高度なメトリクスを有効にする]をクリックします。
有効にすると、その日から高度なメトリクスがダッシュボードに表示されます。
4. 高度なメトリクスで利用できるタブ
高度なメトリクスは、次のタブで構成されています。
-
[ホーム]
- [活動]
- [傾向]
- [ファネル]
- [人気度]
- [頻度]
- [ユーザー分析]
各タブでは、アプリケーションの利用状況データを異なる視点から表示します。
4.1 [ホーム]
[ホーム]タブでは、Creatorアプリ全体のアプリケーション利用状況とユーザーエンゲージメントの概要を確認できます。
[ホーム]で利用できるKPI
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指標 |
説明 |
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合計ヒット数 |
ページ、フォーム、レポートにおけるユーザー操作(ヒット)の合計数が、過去30日間分記録されます。 |
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使用された機能 |
過去30日間にアクセスされた一意の機能(フォーム、レポート、ページ、ブループリント、承認)の数です。 |
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利用日数(日) |
ユーザーがアプリケーションにアクセスした合計日数です。 |
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有効なユーザー |
過去30日間にアプリケーションを操作したユーザーの数です。 |
ホームの追加コンポーネント
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コンポーネント |
説明 |
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ヒット数 |
フォーム送信、レポート表示、ページアクセスなどの合計操作数を週別に表示し、アプリケーション全体の利用傾向を把握できます。 |
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利用日数 |
過去5週間にユーザーがアプリケーションにアクセスした日数(重複を除く)です。利用の継続性を把握するのに役立ちます。 |
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ヒット数が多いユーザー |
操作数が最も多いユーザーを一覧表示します。 |
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利用日数(日)が多いユーザー |
アプリケーションへのアクセス頻度が最も高いユーザーを一覧表示します。 |
4.2 活動
[活動]タブでは、ユーザーがアプリケーション内の各機能をどのように操作しているかを詳細に確認できます。
利用可能なKPI
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指標 |
説明 |
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合計ヒット数 |
過去30日間にすべての機能で記録された操作の合計数です。 |
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使用された機能 |
アクセスされた一意の機能数です。前月との比較も表示されます。 |
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利用日数(日) |
ユーザーがアプリケーションにアクセスした合計日数です。 |
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有効なユーザー |
過去30日間にアプリケーションを操作したユーザーです。 |
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非アクティブなユーザー |
同じ期間中に操作がなかったユーザーです。 |
機能別の活動
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コンポーネント |
説明 |
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使用アクティビティ(過去60日間) |
過去60日間に各機能で記録された操作の合計数です。 |
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タイムラインチャート |
時間の経過に伴う操作傾向を視覚的に表示します。 |
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[ユーザーで検索] |
特定のユーザーについて、機能別の使用状況を表示します。 |
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[機能で検索] |
選択した機能のアクティビティデータを絞り込みます。
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4.3 傾向
[傾向]タブでは、機能の使用状況が時間の経過とともにどのように変化するかを確認できます。
傾向分析のオプション
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オプション |
説明 |
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折れ線グラフ |
選択した機能について、アプリケーションとコンポーネントの使用状況に基づく経時的な傾向を表示します。
機能は、左側の[機能]ペインで選択できます。 |
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表形式ビュー |
選択した期間に基づいて、比較できるようにアプリケーションコンポーネントの使用状況を表形式で表示します。 |
[日別]、[週別]、[月別]の表示を切り替え、それに応じて期間を変更できます。
4.4 ファネル
[ファネル]タブでは、Zoho Creatorアプリケーション内で、定義された一連の操作をユーザーがどのように進むかを分析します。ユーザーがどこで操作を正常に完了し、どこで離脱しているかを特定できるため、管理者は主要なワークフローの問題点を把握できます。
例
サービス要求管理アプリケーションで、管理者は次のステップで構成されるファネルを設定します。
- フォームにデータを追加
- ブループリントステージを使用してデータを承認
- ユーザーが支払い詳細用の新しいフォームに移動
- 支払いを完了
このファネルを分析することで、管理者は完了率を測定し、ユーザーがプロセスを中断する箇所を特定できます。フォーム送信から支払いまでの間で大きな離脱が発生している場合、管理者はフォームの複雑さ、支払いフロー、検証エラーなどの問題を調査し、ワークフローを最適化して完了率を向上できます。
各ファネルは、追跡対象のアプリケーションイベントから設定された順序付きのステップで構成されます。
ステップとして扱われるもの
ステップは、Advanced Metricsによって取得される特定のユーザー操作を表します。たとえば、次のようなものです。
- フォームデータの作成、更新、送信
- ブループリントステージの遷移
- レポートへのアクセス
ユーザーは、ファネルを進むにはステップを完了する必要があります。ユーザーが次のステップを実行しない場合、前のステージで離脱したものとしてカウントされます。
ファネル指標
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指標 |
説明 |
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フロー完了率 |
ファネル内で定義されたすべてのステップを完了したユーザーの割合です。 |
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離脱率 |
ファネルの各ステップで離脱したユーザーの割合です。 |
ファネルの詳細
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要素 |
説明 |
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ステップ |
順序付けられた一連の操作(たとえば、フォーム送信 > 承認 > レポートへのアクセス)。 |
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フローの方向 |
ステップ間のユーザーの移動を視覚的に表示します。 |
4.5 人気度
[人気度]タブには、各アプリケーション機能を操作したユーザー数が表示されます。広く使用されているフォーム、レポート、ページ、承認、ブループリントを特定し、どの機能がユーザー全体に最も広く利用されているかを把握しやすくなります。
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指標 |
説明 |
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操作したユーザー |
選択した期間内に特定の機能にアクセスした一意のユーザー数です。 |
4.6 頻度
[頻度]タブでは、機能を操作する頻度に基づいてユーザーをグループ化します。これにより、時折の使用と、繰り返し行われるエンゲージメントの高い行動を区別できます。
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ヒット数の範囲 |
説明 |
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1~10件の操作 |
エンゲージメントが低いユーザー。 |
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10~100件の操作 |
エンゲージメントが中程度のユーザー。 |
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100件以上の操作 |
エンゲージメントが高いユーザー、またはパワーユーザー。 |
たとえば、[頻度]タブを使用すると、管理者は特定のフォームやレポートを最も頻繁に操作しているユーザーを特定し、それらの機能をさらに改善するためのフィードバックを収集できます。また、操作頻度の低いユーザーを検出できるため、利用定着率を高めるために追加のトレーニング、ワークフローの簡素化、表示設定の改善が必要な領域を把握できます。機能間で操作頻度を比較することで、管理者は日常業務に不可欠な機能を判断し、機能強化、パフォーマンス改善、自動化の優先対象にできます。
4.7 ユーザー分析
[ユーザー分析]タブでは、個々のユーザーの行動とエンゲージメントに関するインサイトを確認できます。
ユーザー活動の指標
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指標 |
説明 |
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アクセス日数 |
ユーザーがアプリケーションにアクセスした日数。 |
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アクセス日数の増加 |
前期間と比較したアクセス日数の増加率。 |
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アクセス日数の減少 |
前期間と比較したアクセス日数の減少率。 |
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最終アクセス |
ユーザーがアプリケーションに最後にアクセスした日時。 |
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セッション時間 |
ユーザーがアプリケーションで利用した有効時間の合計。 |
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セッション数 |
ユーザーが開始したセッション数。
メモ:セッションは、ユーザーが最初の操作を行うと開始され、15分間操作がないと終了します。
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5. 注意点
- フィルターとグループ化オプションは組み合わせて、分析対象を絞り込むことができます。たとえば、データを特定の部門で絞り込んだうえで、結果を地域別にグループ化すると、そのセグメント内のパフォーマンスを比較できます。
- 指標と定義はすべてのタブで一貫しています。たとえば、「ヒット」はすべてのタブで追跡対象の操作の合計を表し、データを統一して解釈できます。
- 日付範囲と比較の動作は、選択したタブによって異なります。
6. 用語集
- ヒット- アプリケーションのライブモードでユーザーが実行した操作は、すべてヒットとしてカウントされます。たとえば、フォームへのデータの追加、データの編集、ワークフロー処理の実行、ページ内のボタンのクリック、レポート操作などは、ヒットとしてカウントされます。
- 指標について
- アプリケーション活動について
- ユーザー活動について