レイアウトルール は、データを手動で作成する際に、必要なデータのみが入力されるように制限するのに効果的です。ただし、レイアウトルールで使用されている項目が、ワークフローやインポート、APIなどの自動処理によって更新される場合、レイアウトルールは適用されません。これにより、データが不適切な形で登録されてしまう可能性がありますので注意が必要です。
次の利用例で、詳しく見てみましょう:
[見込み客] タブに、次のようなレイアウトルールを設定しているとします。
< [見込み客のデータ元] が [展示会] である場合、 [メールアドレス] を必須項目にする>
このレイアウトルールは、CRMアカウントでユーザーがデータを手動で作成/編集し、 [見込み客のデータ元] を [展示会] に更新する場合に機能します。ただし、以下の3つの方法では、レイアウトルールは機能しません。その結果、 [見込み客のデータ元] が [展示会] に更新された場合は、 [メールアドレス] は必須項目には設定されず、 [メールアドレス] 項目の値が未入力のままデータが登録される可能性があります。
項目の更新方法 |
更新の詳細 |
インポート |
新しいデータのインポート、または既存のデータの上書きの際に更新 |
ワークフロールール |
ワークフローの自動処理の結果として更新 |
API |
APIの updateRecords メソッドによって更新 |
(一括更新) |
(レイアウトルールで必須に設定されている基準項目に対しては、一括更新を実行できないため、レイアウトルールの例外には該当しません) |
マクロ
|
レイアウトルールの基準項目は、マクロでは表示されません。また、マクロによって更新できません。 |
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