初期設定では、データへのアクセス権限は[非公開]に設定されています。組織内でデータは共有されず、データの担当者とその上位の役職者のみがデータにアクセスできます。その他のユーザーもアクセスできるようにしたい場合、データ共有ルールなどの機能を使用すると、役職やグループを指定してアクセス権限を付与することが可能です。設定内容に応じてデータが共有され、アクセス可能になります。
主な機能
Zoho CRMでは、組織の標準権限として以下の種類のアクセス権限を設定できます。なお、タブごとに異なる種類のアクセス権限を設定することも可能です。
[データ共有設定]の[共有ルール]セクションでは、さまざまなタブに対して独自のデータ共有ルールを作成して管理できます。この設定画面では、ルールの新規作成だけでなく、各ルールの有効/無効の切り替えや、既存ルールの複製なども行えます。ルールが多数ある場合は、フィルターを設定して一覧の表示を絞り込むことも可能です。
- 共有元:共有するデータの担当者(役職またはグループ)、または共有するデータの条件です。
- 共有先:共有ルールによってアクセスが許可される役職またはグループです。
- 権限:許可される操作の種類(表示/編集/削除)です。
- 最終更新:ルールの最終更新について、以下の情報が表示されます。
- 最終更新が行われた日時
- 最終更新を行ったユーザー
- ステータス:ルールが現在、有効か、無効かを示します。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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