ワークフローの機能を利用すると、一連の業務処理を自動化できます。ワークフローの設定では、データへの適用条件を設定できます。ただし、ほとんどの場合、設定前の段階では、条件に適合するデータがどの程度あるのかは漠然としか分かりません。そこで、ワークフローの実行後に、その実行状況を分析する必要があります。ワークフローが適用されたデータの件数を把握することで、設定した実行条件の有効性を検証できます。
ワークフローの実行状況のレポートでは、ワークフローの実行状況に応じたデータの件数を確認できます。たとえば、各条件に適合したデータの件数と全体の合計数、すぐに実行する処理やスケジュール処理の対象データの件数などを確認できます。
たとえば、最近セミナーに参加した見込み客に対してメールを送信するワークフローを設定したとします。ワークフローが実行されメールが自動送信されても、実際にメールが送信された件数、不達になった件数、クリックされた件数を都度把握するのは困難です。ワークフローの実行状況のレポートでは、メールの送信数、未到達数、不達数、未開封数、クリック数などの集計結果を確認できます。こちらから、受信者のデータを確認し、サブのメールアドレス宛てにメールを改めて送信したり、既存のメールアドレスの間違いを修正してメールを再送したりといった対応が可能です。
- [はい]:[はい]を選択すると、ワークフローの条件にデータが適合するかどうかが検証され、一致したデータに対して処理が再実行されます。これにより、更新後の項目値が条件に適合するかどうかが検証されます。
- [いいえ]:[いいえ]を選択すると、ワークフローを実行せずに、そのまま処理の再実行を進めます。
ワークフローの実行状況を表示するには:
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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