Zoho CRMでは、ユーザーの操作履歴に基づいて、独自のAI機能によりマクロの作成候補が自動で提案されます。具体的には、一定期間に複数のデータに対して同じ一連の処理を繰り返し実行すると、該当の処理を設定したマクロを作成するよう提案されます。次の例を見てみましょう。10日間で同じ一連の処理を3回実行したとします。
1日目:[今日登録した見込み客]の一覧で、対象の見込み客に対して、「お礼メール」のテンプレートを使用してメールを送信した後、[見込み客ステータス]の項目を[連絡済み]に更新しました。
3日目:[今日登録した見込み客]の一覧で、別の見込み客に対して、同じ「お礼メール」のテンプレートを使用してメールを送信した後、[見込み客ステータス]項目を[連絡済み]に更新しました。
8日目:[今日登録した見込み客]の一覧で、さらに別の見込み客に対して、同じ「お礼メール」のテンプレートを使用してメールを送信した後、[見込み客ステータス]項目を[連絡済み]に更新しました。つまり、同じ一連の処理を連続して3回繰り返しました。すると、該当の一連の処理を設定したマクロを作成するよう提案するメッセージが表示されます。
提案されたマクロについては、保存するか、破棄するかを選択できます。保存すると、提案された内容でマクロが作成され、マクロの管理画面の一覧に表示されます。保存や破棄をせずに、そのまま提案メッセージの画面を閉じた場合でも、マクロの管理画面から提案されたマクロの候補を確認できます。
提案されたマクロの候補を確認するには
次の条件を満たす場合に、マクロの候補が表示されます。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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