Zoho CRMの一覧表示では、多数のデータを一定の順番で一覧できるため、必要な情報をすぐに見つけて作業を進めることができます。Zoho CRMモバイルアプリで一覧表示を利用する場合は、一覧に表示するデータの項目などをカスタマイズできます。利用する端末に応じて表示を調整することで、携帯端末の小さな画面でも重要な情報をひと目で把握して目的のデータにすばやくアクセスできるようになります。
表示項目の設定画面
一覧表示に表示するデータの項目は、設定から必要に応じてカスタマイズできます。カスタマイズを行うには、対象のタブに移動し、

(設定)アイコンをタップして[表示項目]を選択します。
設定画面が開き、以下の内容が表示されます。
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一覧表示のプレビュー
設定したすべての項目を最終的なレイアウトで確認できます。タブの一覧表示に各データがどのように表示されるのかがひと目で分かります。
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項目の選択
一覧表示に表示する項目を選択します。最大9件の項目を、4つの欄(セクション)に分けて表示できます。各欄は、データを分かりやすく表示するため、その重要度に応じて文字の大きさや書式などが決められています。
- 見出し
最も重要な項目を表示します。見出しに設定された項目は、目立つように大きく太字で表示されます。データの中で最初に目に入ってほしい項目を設定します。たとえば、[見込み客]タブであれば、見込み客の名前を設定することをお勧めします。
- サブの見出し
見出しの次に重要な情報を表示します。1つのサブの見出しに、最大2件の項目を追加できます。サブの見出しは、メインの見出しを補足する情報を表示する場所として使用できます。
- 項目
その他の項目を表示します。最大4件の項目を追加できます。メインの見出しやサブの見出しの他にさらに表示したい追加情報や補足情報などの項目を選択できます。
詳細設定
[詳細設定]ボタンをタップすると、各データの表示に関する設定をさらに指定できます。詳細設定には、画像、スタイル、処理の3種類の設定があります。
画像
データに関連付けられている画像か、データの担当者の画像を表示できます。また、画像を表示しない設定も可能です。たとえば、[見込み客]タブであれば、見込み客の画像または担当者の画像を表示できます。画像を表示する位置(右側、左側)と、画像を表示する枠の形(丸形、四角形)も指定できます。
スタイル
一覧表示におけるデータの表示形式を[カード]または[一覧]のどちらかに指定できます。また、各項目にアイコンを表示するかどうかも指定できます。
処理
各タブでデータに対して実行可能にする操作を設定します。
現在のところ、[見込み客]、[連絡先]、[取引先]、[仕入先]、[通話]のタブでは、通話の操作を実行できます。また、[タスク]タブではステータスの更新、[商談]タブではステージの更新、[予定]タブでは予定へのチェックインの操作をそれぞれ実行できます。
項目の追加、削除、移動
項目を追加するには
- Zoho CRMのモバイルアプリを開きます。
- 対象のタブに移動します。
(設定)アイコンをタップします。
- [表示項目]を選択します。
- 各欄に表示されている
(追加)アイコンをタップして、項目を追加します。
- 設定が完了したら、右上の[保存]をタップします。
項目を削除するには
- Zoho CRMのモバイルアプリを開きます。
- 対象のタブに移動します。
(設定)アイコンをタップします。
- [表示項目]を選択します。
- 削除する項目をタップして選択を解除します。
- 設定が完了したら、右上の[保存]をタップします。
また、項目を画面の下部にドラッグ&ドロップしても、その項目を削除できます。

メモ:すべての変更を破棄して標準の設定に戻すには、

(その他)アイコンをタップして、
[標準設定に戻す]を選択します。
アプリがリセットされた場合や、アプリにサインインし直した場合、設定は自動で標準設定に戻ります。