位置情報と地図

現在地周辺の顧客の検索

外出時に現在地周辺の顧客を訪問したい場合、CRMのモバイルアプリでは、周辺の顧客のデータをすぐに確認することができます。

Android端末でGoogle マップを使用することで、現在地周辺の住所が登録されている見込み客、連絡先、取引先を検索することができます。また、指定した場所を起点にユーザーを検索することもできます。

周辺の見込み客、連絡先、取引先を検索するには

見込み客、取引先、連絡先などのタブに移動します。
データの一覧で、（地図）アイコンをクリックします。
現在地周辺に住所が登録されている見込み客、連絡先、取引先が地図にピンで表示されます。
検索する場所を指定すると、その特定の場所周辺の見込み客、連絡先、取引先が表示されます。

メモ

この機能を使用するには、位置情報サービスの設定をオンにする必要があります。
地図上には、指定した半径内にいる連絡先のみ表示されます。初期設定の半径は、現在地と指定した場所の両方で10 kmに設定されています。この半径は、必要に応じて変更できます。
地図上には2色のピンが表示されます。赤のピン（）は、見込み客、連絡先、取引先のデータが1件あることを示します。紫のピン（）は、複数の見込み客、連絡先、取引先のデータが同じ場所にあることを示します。
ピンをタップすると、見込み客、連絡先、取引先の詳細情報が表示されます。
ピンをタップしてから（情報）アイコンをタップすると、データの詳細情報が表示されます。また、見込み客、連絡先、取引先への通話を開始したり、メールを送信したり、データを削除したりすることもできます。これらの操作は、対象のデータによって異なります。

場所へのチェックイン

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアアプリには、チェックイン機能が用意されています。この機能を利用すると、家族とレストランに行ったり、友人と映画に行ったりした際にその場所に「チェックイン」することで、該当の場所に訪問したことの情報をソーシャルメディア上で共有することができます。同様に、Zoho CRMでもチェックイン機能を利用することができます。Android用Zoho CRMアプリでは、顧客を訪問した際に訪問先へのチェックイン情報を記録することができます。営業担当マネージャーにはチェックインの通知がすぐに送信されます。これにより、マネージャーは営業担当者の顧客訪問状況を常に把握することができます。

チェックイン情報は、予定と関連付けることができます。たとえば、「鈴木様のオフィスで商品説明」という予定があるとします。鈴木様のオフィスを訪問した際に、既存の予定に関連付けた形でチェックインしたり、チェックインした後に新しく予定を作成したりすることができます。チェックイン情報は、予定のメモとして自動的に登録されます。見込み客、連絡先、取引先タブでのみチェックイン機能を利用することができます。チェックインの記録は、必ず予定に関連付ける必要があります。

チェックインと予定を関連付けるには

見込み客、連絡先、取引先のいずれかのタブに移動します。
（チェックイン）アイコンをタップして、チェックインを記録します。
該当の見込み客、連絡先、取引先に関連付けられている予定がすでに存在する場合は、既存の予定が表示されます。
予定を選択します。チェックイン情報はメモとして予定に関連付けられます。
予定がない場合、新しく予定を作成するよう促されます。
新しい予定を作成して、チェックイン情報を関連付けます。