Ytel拡張機能

Ytel拡張機能

Zoho CRM用のYtel(旧:Message360)の拡張機能を使用すると、Zoho CRM内から見込み客や連絡先に直接SMSを送信できます。また、メッセージのテンプレートを作成することもできます。さらに、Ytelに登録されているすべてのアカウントについて、電話番号、送信メッセージ、受信メッセージを一覧で表示できます。

メモ:
  1. v3のAPIの廃止に伴い、拡張機能のAPIが新しいバージョン(v4)に変更されました。v4のAPIのトークンを生成して、Ytel拡張機能を再設定してください。
  2. Zoho CRMのYtel拡張機能は、日本(JP)、米国(US)、 ヨーロッパ(EU)、インド(IN)、 オーストラリア(AU)のデータセンターに登録されているアカウントでのみ利用可能です。

Ytelの拡張機能のインストール 

Ytel機能は、Zoho MarketplaceまたはZoho CRMからインストールできます。

Ytel拡張機能をインストールするには
  1. [設定][マーケットプレイス][すべて]の順に移動します。
  2. インストールされているすべての拡張機能が表示されます。[すべての拡張機能]タブではCRMにインストールされているすべての拡張機能を確認できます。
  3. [すべての拡張機能]タブの検索欄で[Ytel]と入力して検索します。
    Ytel拡張機能をクリックすると、Ytel拡張機能の詳細情報が表示されます。
  4. [インストールする]をクリックします。
  5. ログインが必要な場合はログインして、[Continue to Install](インストールを続ける)をクリックします。
  6. サービス利用規約に同意し、[Continue to Install](インストールを続ける)をクリックします。
  7. 次のいずれかを選択し、[Confirm](確定する)をクリックします。
    1. [Install for admin only](管理者のみにインストールする):拡張機能は、管理者権限を持つユーザーのCRMにのみインストールされます。
    2. [Install for all users](すべてのユーザーにインストールする):拡張機能は、すべてのユーザーのZoho CRMにインストールされます。この機能を使用するには、Ytelアカウントが必要です。
    3. [Choose profiles](権限を選択する):拡張機能は、特定の権限に該当するすべてのユーザーのZoho CRMにインストールされます。こちらを選択した場合は、[Continue](続ける)をクリックして、対象の権限を選択します。
      指定した権限を持つユーザーに対して拡張機能が自動的にインストールされます。インストール後、Ytelサインイン認証情報を使用して認証を行う必要があります。
  8. Ytelダッシュボードから[Auth Token](認証トークン)と[Account Sid](アカウントSID)をコピーして貼り付けます。
    アカウントが認証され、拡張機能を使用できるようになります。


SMSの送信

Zoho CRM用のYtel拡張機能を利用すると、Zoho CRMから直接、見込み客や連絡先にSMSを送信できるようになります。

SMSのメッセージのテンプレートを作成するには
  1. [SMS Templates](SMSテンプレート)タブに移動します。
  2. [+]をクリックして、新しいテンプレートを作成します。
  3. テンプレートの名前を入力します。
  4. [Email address](メールアドレス)、[CRM module](CRMのタブ)、[Owner](担当者)、[Currency](通貨)、[Email OptOut](メール配信対象外)の情報を入力します。
  5. 次に、[Template Message](テンプレートのメッセージ)の入力欄にメッセージを入力します。

  6. [Save](保存する)をクリックします。

見込み客または連絡先にSMSを送信するには

  1. Zoho CRMの[見込み客]タブ、または[連絡先]タブに移動します。
  2. メッセージの送信先を選択します。
    複数の連絡先を選択して、一度にまとめてメッセージを送信することもできます。
  3. メッセージの[From](差出人)の番号を選択します。
  4. [Send SMS](SMSを送信する)をクリックします。
  5. 必要に応じて、[Add Recipients](受信者を追加する)をクリックして、メッセージの受信者を選択します。
  6. [Choose Template](テンプレートを選択)の選択リストから、テンプレートを選択します。
  7. 必要に応じて、メッセージを編集します。
  8. 必要な項目を選択すると、メッセージ内に項目が挿入されます。


    [SMS History](SMS送信履歴)タブでは、メッセージの送信履歴を表示できます。

ワークフローを使用して、新しい見込み客または連絡先が登録されたときにSMSメッセージを自動で送信するには

Ytel拡張機能を使用して、新しい連絡先が登録されたときにSMSメッセージを自動で送信することもできます。これには、Zoho CRMのワークフローのカスタム関数を使用します。カスタム関数を使用すると、実行したい処理内容を柔軟に設定し、ワークフロールールに関連付けることができます(関数の内容はDeluge/デリュージと呼ばれるZoho独自のプログラム言語で記述します)。詳細については、Delugeスクリプトのガイドをご参照ください。

カスタム関数を作成するには
  1. [設定][自動化][処理][カスタム関数]の順に移動します。
  2. [ワークフローのカスタム関数]ページで、[カスタム関数の設定]をクリックします。
  3. [カスタム関数の設定]ページで、[自分で作成する]を設定します。



  4. Delugeスクリプトの編集欄で関数を記述します。
    以下は、設定内容のサンプルです。


    1. // 注:カスタム関数の入力値(パラメーター)として、「record_id」(データID)が必要です。 
    2. // 「record_id」を用いて、対象となる見込み客/連絡先のデータを特定します。
    3. record_info = zoho.crm.getRecordById("Leads", record_id);
    4. // 対象のデータの中から、「Mobile」(携帯電話)の項目の値を取得します(「Phone」という項目を指定して電話番号の項目の値を取得することも可能です)。
    5. mobile = record_info.get("Mobile");
    6. if (isNull(mobile)) {
    7. // 携帯電話の値が空の場合、処理を終了します。
    8. return;
    9. }
    10. // trim()という関数を用いることで、携帯電話番号の値の先頭と末尾に不要な空白文字(スペース)が入力されていた場合、該当の空白文字を削除します。
    11. mobile = mobile.trim();
    12. // 拡張機能の設定情報から、アカウントSID(account_sid)と認証トークン(authtoken)の情報を取得します。
    13. account_sid = zoho.crm.getOrgVariable("message360.account_sid");
    14. authtoken = zoho.crm.getOrgVariable("message360.authtoken");
    15. // SMSの送信用のAPIのURLを指定します。
    16. apiurl = " https://api.message360.com/api/v2/sms/sendsms.json";
    17. // ####### 変数の設定セクションの開始
    18. // 国コードを付加して発信者番号を設定します。
    19. fromcountrycode = "1";
    20. from_no = "<発信者番号>";
    21. // 宛先の国コードを設定します。
    22. tocountrycode = "1";
    23. to_no = mobile; // 宛先の番号として、 「mobile」という変数に保存されている値を指定します。
    24. // SMSのメッセージを入力します
    25. sms_message = "Hi, This is test SMS from Zoho CRM.";
    26. // ####### 変数の設定セクションの終了
    27. if (!isNull(account_sid) && !isNull(authtoken)) {
    28. // 送信用の認証のため、「account_sid」と「authtoken」の値をbase64形式でエンコードします。
    29. baseEncoded = zoho.encryption.base64Encode(account_sid+":"+authtoken);
    30. baseEncoded = "Basic " + baseEncoded;
    31. headers = map();
    32. headers.put("Authorization", baseEncoded);
    33. // SMS送信のために必要な情報(パラメーター)を設定します。
    34. request_data = map();
    35. request_data.put("fromcountrycode", fromcountrycode);
    36. request_data.put("from", from_no);
    37. request_data.put("tocountrycode", tocountrycode);
    38. request_data.put("to", to_no);
    39. request_data.put("body", sms_message);
    40. // 指定されたパラメーターをもとにAPIを実行します(HTTPリクエストをPOSTで送信します)。
    41. resp = postUrl(apiurl, request_data, headers, false);
    42. // APIの実行結果を取得します(「resp_status」という変数に保存し、出力します)
    43. resp_status = resp.get("responseCode");
    44. info resp_status;
    45. }


  5. [Save](保存する)をクリックします。


ワークフロールールに上記のカスタム関数を関連付けるには
  1. [設定][自動化][ワークフロールール][ルール]の順にクリックします。
  2. [ワークフロールール]のページで、[ルールの作成]をクリックします。
  3. [新しいルールの作成]タブで、ワークフロールールの設定を行います。
  4. [すぐに実行する処理]で、実行する[カスタム関数]を選択します。
  5. [保存する]をクリックします。
  6. これにより、Ytel拡張機能を使用して、新しい見込み客や連絡先にSMSを送信することができるようになります。

Ytel拡張機能のアンインストール

Ytel拡張機能をアンインストールすると、すべてのデータが削除され、復元できなくなりますのでご注意ください。

Ytel拡張機能をアンインストールするには
  1. [設定][マーケットプレイス][すべて]に移動します。
    インストールされているすべての拡張機能が表示されます。[すべての拡張機能]に、Zoho CRMで利用できるすべての拡張機能が表示されます。
  2. [インストール済み]タブから[Ytel]拡張機能に移動して、[Uninstall](アンインストールする)をクリックします。
  3. 確認画面で[OK]をクリックして確定します。
    拡張機能がアンインストールされ、Ytelに関連するすべてのデータが削除されます。