パートナープログラムは、Zoho PRMで組織がパートナーと協業するための基盤となります。自社とパートナーの協業ルールを定め、パートナーが行うことと、その対価として受け取るものを明確にします。
パートナーネットワークが拡大すると、パートナーごとに個別管理することが難しくなり、対応にもばらつきが生じます。パートナープログラムでは、共通の枠組みに基づいて複数のパートナーを管理できます。
パートナープログラムを利用すると、次のことができます:
同じ種類のパートナーに共通のルールを適用する
手数料やアクセス権限について、その都度個別に判断することを避ける
パートナーに期待する内容を明確に伝える
パートナーの成果を客観的に評価する
この仕組みにより、社内チームとパートナーの間で目標や成果に対する認識をそろえることができます。
Zoho PRMのプログラムの種類
Zoho PRMでは、2種類のパートナープログラムを利用できます。パートナー戦略に合った形式を選択できます。
階層なしのパートナープログラム
階層なしのプログラムでは、すべてのパートナーを同じ条件で扱います。すべてのパートナーに同じ要件とメリットが適用されます。
この形式は、次の場合に適しています:
パートナーネットワークが小規模または立ち上げ段階である
すべてのパートナーが同じような形で貢献する
成果に応じてパートナーを区別する必要がない
たとえば、すべてのパートナーに同じ売上目標と同じ手数料率を設定できます。
階層ありのパートナープログラム
階層ありのプログラムでは、成果、能力、活動状況に応じてパートナーを複数のレベルに分けます。設定した要件に対する成果と評価サイクルに応じて、パートナーは階層間を移動できます。
各階層には、次の内容を個別に設定できます:
パートナーが満たす必要がある要件
パートナーが受け取るメリット
この形式では、新しいパートナーを支援しながら、成果の高いパートナーにより多くの報酬を提供できます。
たとえば、
最初の階層のパートナーは基本要件を満たし、標準の手数料を受け取ります。
上位階層のパートナーは、より高度な要件を満たすことで、高い手数料、優先サポート、限定的なアクセス権などを受け取ります。
階層ありプログラムは、パートナーごとに成果が異なり、成果に応じた区別が必要な場合に適しています。
パートナープログラムは、パートナーの成果を体系的に評価するため、相互に関連する3つの要素から成り立ちます:
プログラムの要件では、パートナーのどのような貢献を記録し、評価するかを設定します。要件では、プログラムへの参加資格や昇格条件を満たすために、パートナーが達成する必要がある活動、数値、成果を指定します。
適用条件では、階層またはプログラムの対象となるためにパートナーが満たす必要がある条件を設定します。各条件は、複数の要件の組み合わせに基づきます。プログラム内のすべてのパートナーが評価され、成果に応じて該当する階層に昇格または降格します。
評価設定では、成果を評価するタイミングを指定します。評価サイクルでは、パートナーの活動を評価する対象期間と評価の実施時期を設定します。
これらを組み合わせることで、プログラム内のすべてのパートナーを一貫した基準で評価できます。設定した要件と適用条件に対する成果に応じて、パートナーは階層間を移動できます。評価は設定したスケジュールに従って実施されます。
パートナープログラムでは、プログラムの要件を満たしたパートナーが受け取るメリットを設定します。メリットには、金銭的な報酬、各種リソースへのアクセス、パートナーの成功を支援する追加サポートなどを設定できます。
成果と報酬の関係を明確にすることで、パートナーの積極的な参加を促すことができます。
階層ありプログラムでは、階層ごとにメリットを設定します:
階層ごとに異なるメリットを設定できる
上位階層では、通常、より多くのメリットや充実したメリットを提供する
パートナーには、現在所属している階層に応じたメリットが適用される
この階層構造により、パートナーの昇格に合わせて報酬を拡充できます。階層ごとの差を明確に保ちながら、継続的な成果向上を促すことができます。
パートナーアカウント(パートナー企業)/パートナーの連絡先:プログラムに参加するパートナーを指定します。
商談の登録:商談を登録できるユーザーと、登録内容を確認するユーザーを管理します。
パートナーの手数料:プログラムごとの報酬の適用方法を決定します。
参考情報