パートナーの手数料は、手数料のプランを通じて設定します。手数料のプランでは、パートナーが手数料の対象となる条件、手数料の計算方法、支払いの受取人、手数料の承認方法を設定します。
手数料のプランを作成する際には、次の内容を設定します。
手数料のプランの種類
手数料の対象となるデータと処理
手数料の計算に使用する構造
報酬の対象となるパートナーアカウント
手数料の支払いに関する承認プロセス
データの不一致や返還を処理するためのルール
事前準備
次の内容をご確認ください。
パートナープログラムが作成済みである
関連する販売タブ(見積書、受注書、発注書、請求書)が利用可能である
手数料のプランを作成する権限がある
手数料のプランのライフサイクル
手数料のプランは、パートナーへの報酬を管理するための基盤です。設定後は、対象となる取引の判定、手数料の計算、承認依頼、取引データの変更に伴う調整が自動で行われます。
全体の流れは、プランの設定、手数料の計算、承認、支払いへと進み、必要に応じてデータの不一致の処理や返還が行われます。
この流れにより、パートナーの手数料を一貫した基準で計算して適切に承認し、最新の取引データに合わせて維持できます。
[設定]に移動します。
[PRM]で[パートナーの手数料]をクリックします。
[プランを作成する]をクリックします。
[プランの詳細]では、手数料のプランの基本情報を設定します。ここでは、パートナーの実績をどのように評価して報酬につなげるかを指定します。
手数料のプランの基本情報を入力します。
プラン名:手数料のプラン名を入力します。
プランのコード:プランを一意に識別する英数字のコードを入力します。
プランの種類
商談や請求書など、個々のデータに基づいて手数料を計算する場合は、[取引]を選択します。
取引に基づくプランは、見積書、受注書、請求書など、個々の取引に直接手数料を適用する場合に使用できます。
たとえば、パートナーが商談を5件登録するたびに手数料を獲得する場合です。
または、
設定した実績目標の達成状況に基づいて手数料を計算する場合は、[目標達成]を選択します。
目標に対する全体の実績に手数料を連動させる場合は、個々の取引ではなく、目標達成に基づくプランを使用します。
たとえば、パートナーが四半期に売上額¥10,000,000を達成した時点で手数料を獲得する場合です。
目標達成に基づく手数料の詳細については、こちらをご参照ください。
手数料の計算基準:
データ内の商品など、個々の明細に対して手数料を計算する場合は、[明細]を選択します。選択すると、対象の商品などを指定するための[手数料の対象]項目が表示されます。
または、
データ全体の金額に対して手数料を計算する場合は、[合計額]を選択します。
詳しい比較については、「パートナーの手数料における明細と合計額」をご参照ください。
プログラム:この手数料のプランを適用するパートナープログラムを選択します。既存のパートナープログラムから選択するルックアップ項目です。
[次へ]をクリックします。
この手順では、手数料を計算するタイミングと対象データを設定します。
関連情報:パートナーの手数料における適用タイミングと対象データ
実行条件の設定実行条件の対象タブ
次のいずれかのタブを選択します。
見積書
受注書
発注書
請求書
実行タイミング:手数料を計算するタイミングを選択します。
作成時
編集時
作成時または編集時
対象データの選択:次のいずれかを選択します。
選択したタブのすべてのデータを確認する
指定した条件に一致するデータのみを確認する
条件を適用する場合は、利用可能な項目を使用して必要な条件を設定します。
[次へ]をクリックします。
データの不一致に関する処理では、手数料の調整や返還方法を設定します。
手数料の計算後も、取引の金額が変わる場合があります。注文のキャンセル、請求額の調整、商品の返品などが発生することがあります。データの不一致に関する処理を設定すると、このような変更が発生した場合に手数料を調整できます。
データの不一致と返還の詳細
[データの不一致]を有効にします。
[不一致の処理期間]を設定します。日数を入力します。
利用可能な日時項目から、基準とする処理を選択します。たとえば、
最終活動日時
作成日時
見込み客の作成日時
更新日時
[商談]タブまたは関連タブのサブフォーム以外の項目を使用して、返還の実行条件を設定します。
注:
返還方法:過去の金額のみ
データの不一致が発生した場合、受取人の目標達成額は、変更後の取引金額に合わせて調整されます。
[次へ]をクリックします。
手数料の計算方法を選択します。
手数料の構造の詳細については、こちらをご参照ください。
定額の手数料では、対象となるすべての取引に同じ手数料率を適用します。
取引量や実績にかかわらず、パートナーに同じ報酬を付与する場合に使用します。
手数料の値の種類
合計額に対する割合(初期設定で選択されている唯一の設定)
手数料の値
手数料率を入力します。
4.[次へ]をクリックします。
階層ありの手数料では、実績の基準値に応じて異なる手数料を適用します。
実績の高いパートナーに、より高い報酬を付与する場合に使用します。
[階層あり]を選択した場合:
[計算方法]を選択します。
固定割引
変動割引
差分の割り当て
階層の基準
合計額(初期設定。前の手順での選択内容に基づく)
手数料の値の種類
定額、または
合計額の割合
階層ありの計算式を設定します。最大4階層まで設定できます。
[次へ]をクリックします。
プランの種類として[目標達成]を選択した場合:
目標の基準
合計額(選択できる唯一の設定)
割り当てられた目標
目標額を入力します。
[手数料の構造]を選択します。
固定割引
階層あり
手数料の値の種類
達成した目標額に対する割合(初期設定)
手数料の値
手数料率を入力します。
[次へ]をクリックします。
受取人では、手数料のプランの対象となるパートナーを指定します。パートナー企業を表すパートナーアカウントを追加すると、そのパートナーは、プランのすべての条件を満たした場合に手数料の計算対象となります。
[受取人を追加する]をクリックします。
この手数料のプランの対象とするパートナーアカウントを選択します。関連付けられているパートナープログラムのパートナーアカウントが一覧に表示されます。
[保存する]をクリックします。
承認ワークフローを設定すると、支払いを確定する前に手数料を確認できます。組織の管理要件に応じて、1人以上の承認者を設定できます。
手数料の支払いを承認するユーザーを指定するには:
必要な承認者を追加します。
[保存して次へ]をクリックして続行します。
パートナーの手数料の確認と承認については、こちらをご参照ください。
手数料のプランは通常、パートナープログラム、販促キャンペーン、会計期間、報奨サイクルなどに合わせて設定します。期間を設定することで、意図した期間にのみ手数料を計算できます。
有効化方法
プランを有効にする方法を選択します。
検証後すぐに有効にする:プランがすぐに有効になります。終了日のみ指定します。
検証後に有効化を予約する:プランを有効にする期間を指定するため、開始日と終了日を設定します。
プランのスケジュールでは、手数料のプランを有効にする期間を指定します。この期間内の取引のみが手数料の計算対象となります。
注:終了日は、開始日から最長1年後まで設定できます。
[保存する]をクリックして設定を完了します。
手数料のプランが有効になると、次の処理が行われます。
設定した実行条件に基づいて手数料が計算される
承認済みの商談の登録と取引を継続して記録できる
データの不一致と返還が自動で処理される
パートナーの手数料が正確に計上される