チームタブでのグラフ表示の利用

チームタブでのグラフ表示の利用

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利用可能なプラン
エンタープライズプラン、アルティメットプラン

上限
組織で公開できるグラフ表示の上限:5件

必要な権限
公開中のグラフ表示は、組織内のすべてのユーザーが表示できます。
ただし、グラフ表示の作成、編集、削除、公開、再公開には、グラフ表示の管理権限が必要です(この権限は、権限の設定画面で、[一覧の管理]に移動すると設定可能です)。

グラフ表示の管理権限を持つユーザーは、組織全体に対してタブのグラフ表示を5件まで公開できます。組織内のユーザーは、データの一覧ページで表示形式をグラフ表示に切り替えることで、グラフを表示できます。グラフ表示を利用すると、[アナリティクス]タブに移動しなくても、タブ内からすばやくグラフを確認できます。グラフ表示は、データを深く理解、分析するのに役立ちます。たとえば、グラフをもとに、パターンや傾向を分析することや、必要な判断や対応を行うことが可能です。


例:
ある企業のマーケティング部では、新規の見込み客の開拓のため、四半期ごとにエリア広告を展開しています。広告展開の数日後に、新規の見込み客データの登録状況を確認し、広告の効果を評価したいと考えました。

そこで、マーケティング部内でグラフ表示の管理権限を持つユーザーは、Zoho CRMで[見込み客]タブに移動し、以下の操作を実行しました。
  1. [見込み客]タブのデータの一覧ページで、表示方法をグラフ表示に切り替えます。
  2. グループ化の基準として[データ元]、軸としてデータの[件数]を指定します。
  3. 対象期間のフィルターで、[作成日時]が[今四半期]であるデータのみを抽出します。
これにより、今四半期の見込み客数をデータ元別に表示するグラフができました。グラフから、広告と展示会では、展示会の方が多くの費用を要するにもかかわらず、獲得した見込み客数は同じであることが分かりました。

このように、グラフ表示を活用すると、タブ内でデータを分かりやすく表示し、分析を行うことが可能です。

その他の活用例は以下のとおりです。
  1. 商談数を担当者別に表示し、担当案件が多い担当者をすばやく特定できます。これをもとに、チーム内の業務配分を見直すことが可能です。
  2. 今四半期の契約数を商品別に表示し、どの商品の契約数が多いかを確認できます。また、データに基づき、必要な対応を検討することが可能です。
  3. 今月の売上を地域別や商品別に表示し、売上のパターンや傾向を分析できます。これをもとに、収益性の高い地域や商品を把握し、今後の販売計画を見直すことが可能です。
グラフ内でデータ要素をクリックすると、データの内訳を一覧表示できます。また、内訳の一覧でデータをクリックすると、対象のデータの詳細ページを表示し、データに関するさまざまな操作を実行できます(例:データの担当者や項目値の更新、メールの送信など)。


グラフ表示を作成するには

  1. 画面左側のメニューでタブのアイコンをクリックし、表示されたメニューで対象のタブを選択します。
  2. データの一覧ページで、表示形式のドロップダウンをクリックし、グラフ表示を選択します。データのグラフが表示されます。
  3. [グループ化の基準][軸]を、それぞれのドロップダウンから選択します。なお、初期設定では、[グループ化の基準]としてデータの担当者、[軸]としてデータの件数が選択されています。[グループ化の基準]と[軸]は、それぞれ2件まで設定できます。

  4. 対象期間のフィルター条件を指定します。データの日付項目や日時項目に関する条件を指定できます(例:データの作成日時が今月である)。初期設定では、対象期間任意(全期間)とする条件が適用されています。
  5. グラフの種類を選択します(縦棒、棒、円、ドーナツ、面、折れ線、ファネルのいずれかを選択できます)。
  6. グラフを公開/印刷/ダッシュボードに追加したい場合は、[…](その他の操作)アイコンをクリックし、以下を選択します。
    1. 公開する:組織内のすべてのユーザーに対してグラフを公開できます。
    2. 印刷する:グラフをプリンターで印刷できます。
    3. ダッシュボードに追加する:[アナリティクス]タブ内の特定のダッシュボードにグラフを追加できます。
メモ
  1. グループ化の基準としては、以下の種類の項目を選択できます。
    1. 日付項目
    2. 日時項目
    3. 選択リスト項目
    4. ユーザー項目
  2. グラフ表示は、タブごとに5件まで公開できます。
  3. グラフ表示の管理権限を持つユーザーは、公開中のグラフを編集し、再公開できます。再公開すると、変更内容が組織内のすべてのユーザーに対して反映されます。
  4. [自分のグラフ](初期設定のグラフ)は、すべてのユーザーが利用できます。
  5. 並べ替えの条件は、グラフごとに指定可能です。

関連情報
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