Zoho DataPrepでは、構造化照会言語(SQL)に基づいてMicrosoftが開発した独自のリレーショナルデータベース管理システムであるMS SQL Server(Microsoft SQL Server)にデータをエクスポートできます。
MS SQL Serverにデータをエクスポートするには
2.
[パイプラインビルダー]ページで、データフローの作成と、各ステージへの必要な
変換処理の適用が完了したら、ステージを右クリックして[
出力先を追加]を選択します。
3. [その他のクラウドサービス]を[クラウドデータベース]カテゴリーから選択するか、検索ボックスで検索します。

メモ:以前にMS SQL Serverの接続を追加している場合は、[保存済みの接続]セクションで既存の接続を選択するだけで、エクスポートを続けられます。
4. データに個人情報を含む列がある場合は、[個人情報を含む列]セクションで、その一部またはすべてを含めるか除外するかを選択できます。
データ列を保護するため、以下のセキュリティ設定を適用することもできます。
A. [データマスキング]
データマスキングでは、個人情報を保護するため、元のデータが「x」で隠されます。
B. [データのトークン化]
データのトークン化では、データ内の個別の値がそれぞれランダムな値に置き換えられます。そのため、出力内容は統計的に元のデータと同一になります。
C. [なし]
セキュリティ設定を使用しない場合は、[なし]を選択できます。
5. [次へ]をクリックし、選択する項目として[その他のクラウドサービス]([データベースサービス名]のドロップダウン)と[MS SQL Server]([データベースの種類])を指定します。
6. データベース接続を認証するため、[エンドポイント]、[ポート]、[データベース名]、[ユーザー名]、[パスワード]を入力します。
7. データベースサーバーがSSL経由で暗号化されたデータを提供するように設定されている場合は、[SSLを使用する]チェックボックスも選択できます。
8. [接続名]に重複しない名前を入力し、[接続]をクリックします。
メモ:今後データをエクスポートするときに使用できるよう、接続設定が保存されます。認証情報は安全に暗号化して保存されます。

メモ:データベースに接続できない場合は、クラウドデータベースにデータをエクスポートできるよう、アプリでZoho DataPrepのIPアドレスが許可リストに登録されていることを確認してください。こちらをクリックして、Zoho DataPrepのIPアドレスについて確認してください。
9. MS SQL Serverアカウントへの接続に成功したら、データのエクスポート方法とエクスポート先を選択できます。
10. 既存のテーブルにデータをエクスポートする場合は、[既存のテーブル]を選択し、データベースで利用可能なテーブルのリストから、データのエクスポート先となる既存のテーブルを選択します。
11. [既存のテーブル]オプションを選択した場合、DataPrepのデータセットの新しい行をデータベース内のテーブルにエクスポートする方法は2つあります。
12. 新しいテーブルを作成してデータをエクスポートするには、[新しいテーブル]オプションを選択し、[スキーマ名]と[テーブル名]を入力して、エクスポートに進みます。
13.
[保存する]をクリックします。エクスポート先を追加したら、まずパイプラインを手動で実行してみることをお勧めします。手動での実行が正常に動作することを確認した後、パイプラインを自動化するための予約を設定できます。実行の種類については、
こちらをご参照ください。
情報:各実行は処理として保存されます。パイプラインを実行すると、データソースから取得したデータに対して、各ステージで適用済みの一連の加工処理が実行され、その後、データがエクスポート先にエクスポートされます。この一連のプロセスは、
[処理]ページに記録されます。
13. 手動での実行がエラーなく成功すると、データは正常にエクスポートされます。クラウドデータベースの既存のテーブルにデータをエクスポートする際、手動での実行が以下のデータ構造の照合エラーによって失敗した場合は、データ構造の照合手順を完了することで修正できます。
データ構造の照合は、データモデルの不整合によるエクスポートの失敗を防ぐDataPrepの便利な機能です。
メモ:データを新しいテーブルにエクスポートし、
[予約実行]オプションを使用してパイプラインを自動化した場合も、データ構造の照合が適用されます。新しいテーブルとして扱われるのは初回の予約実行時のみです。それ以降のエクスポートでは、新しいテーブルが既存のテーブルとして扱われ、データ構造の照合が適用されます。
クラウドデータベースへのエクスポート時のデータ構造の照合
データ構造の照合は、データがエクスポート先にエクスポートされる前に実行されます。データ構造の照合は、データモデルの不整合によるエクスポートの失敗を防ぐDataPrepの便利な機能です。データ構造の照合では、必要なクラウドデータベースのテーブルを基準データとして設定し、元データのデータセットの列を基準データのテーブルの列に合わせることができます。これにより、高品質なデータをクラウドデータベースにスムーズにエクスポートできます。
メモ:データ構造の照合の失敗は、エクスポートの失敗ではありません。データ構造の照合は、データが実際にエクスポート先にエクスポートされる前に実行されます。これにより、エクスポートの失敗につながる可能性があるスキーマやデータモデルのエラーが事前に検出され、エクスポートの失敗を防止できます。
データ構造の照合チェックに失敗した場合
1. エクスポート中にデータ構造の照合チェックが失敗した場合は、
DataPrep Studioページに移動し、右上にあるデータ構造の照合アイコン

をクリックして、
[基準データを表示する]オプションを選択します。基準データのデータモデルが、既存の元データのデータセットの上部に表示されます。対応する列が見つかった場合、元データのデータセットの列は、基準データのデータセットの列と一致するように自動的に配置されます。
データ構造の照合では、一致する列と不整合がある列に、それぞれ異なるアイコンと候補が表示されます。候補をクリックすると、既存の列を基準データの列に一致させるための変更をすばやく適用できます。エラーを簡単に修正できるように、クラウドデータベースの基準データのモジュールが、データの基準データとして関連付けられます。DataPrep Studioページでは、データとテーブルの対応付け、および不整合がある箇所のエラーを確認できます。問題を確認するにはエラーアイコンにカーソルを合わせ、各エラーを解決するにはアイコンをクリックします。
メモ:標準では、すべての列がグリッド表示に表示されます。ただし、[すべての列]リンクをクリックすると、必要なオプションで絞り込むことができます。
2. データ構造の照合に関するエラーの概要を確認するには、[概要を表示する]リンクをクリックします。概要には、データモデルの照合エラーの種類と、各エラーに関連する列の数が表示されます。必要なエラーが発生した列をクリックし、[適用]をクリックすると、特定のエラーが発生した列のみを表示できます。
データ構造の照合に関するエラーの概要
- データ構造の照合エラーのセクションには、各エラーと、そのエラーに関連する列の数が表示されます。
- 上部のセクションには、エラーのカテゴリーと、各カテゴリーのエラー数が表示されます。
- カテゴリーをクリックすると、パネル内で各カテゴリーに関連するエラーを絞り込むことができます。
- 標準の表示では、すべての列が表示されます。エラーのカテゴリーをクリックすると、該当する列の詳細を確認できます。また、[エラーのみ表示する]チェックボックスを選択すると、エラーが発生した列だけを表示できます。
- データ構造の照合に関するエラーの概要で選択したフィルターは、DataPrep Studioページのグリッド表示にも適用されます。
データ構造の照合エラー
基準データとの照合で発生するエラーについて、以下に説明します。
-
不整合がある列:元データと基準データにある不整合がある列をすべて表示します。
メモ:
- 基準データの必須でない列は、対応する元データの列がある場合は照合するか、無視できます。
- 基準データに存在しない元データの列は、エクスポートを続けるために、照合するか削除する必要があります。
不整合がある列のオプションを使用する際に、[必須の列のみ表示する]オプションを切り替えると、基準データで必須に設定されている列があるかどうかを確認して追加できます。必須列のみを修正して、エクスポートを続けることもできます。
- データの種類の不整合:基準データの列とデータの種類が一致しない元データの列を表示します。
- データの形式の不整合:基準データと日付、日時、時間形式が異なる元データの列を表示します。
- 制約の不整合:基準データの列に設定されたデータの種類の制約と一致しない列を表示します。列に制約を追加する方法については、こちらをクリックしてください。
-
必須列の不整合:基準データでは必須に設定されているものの、元データでは必須に設定されていない列を表示します。
メモ:必須列は、照合して必須に設定しない限り、エクスポート先にエクスポートできません。列の上にある

アイコンをクリックすると、その列を必須に設定できます。また、データの種類を変更する加工にある[
必須に設定する(空の値(null)不可)]チェックボックスを使用して、列を必須に設定することもできます。
- データサイズ超過の警告:基準データで許可されている最大サイズを超えるデータを含む列を抽出します。
3. エラーを修正した後、
パイプラインの作成画面に移動し、パイプラインを実行してデータをエクスポートします。
手動での実行が正常に動作することを確認したら、パイプラインを自動化するための実行を予約できます。さまざまな実行の種類については、こちらをご参照ください
トラブルシューティングに関するよくある質問
1. Zoho DataPrepでMS SQL Serverに接続すると、「接続の作成に失敗しました。指定されたエンドポイントに到達できません」というエラーが表示されます。どうすればよいですか?
通常、このエラーは、Zoho DataPrepから[エンドポイント]項目で指定したサーバーに接続できないことを示します。解決するには、以下を確認してください。
- 正しいエンドポイントを入力する — MS SQL Serverの、インターネットから接続可能な完全なサーバーホスト名またはアドレスを入力します。ローカルマシン名や省略したサーバー名は入力しないでください。たとえば、Azure SQLのエンドポイントはxxxxx.database.windows.netのようになります。
- サーバーがインターネットから接続可能であることを確認する — Zoho DataPrepからインターネット経由でMS SQL Serverに接続できる必要があります。ローカルネットワーク内または非公開ネットワーク経由でのみ接続できるサーバーには接続できません。
- Zoho DataPrepのIPアドレスを許可リストに登録する — サーバーでファイアウォールやネットワークアクセスのルールを使用している場合は、受信接続が許可されるように、Zoho DataPrepのIPアドレスを許可リストに登録してください。
- 接続情報を確認する — エンドポイントに接続できることを確認したら、ユーザー名、パスワード、ポート、データベース名が正しいことを確認してください。