E表記または指数表記の正規化

E表記または指数表記の正規化

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ケース1:データセットの列に指数表記の値が含まれている場合

列に負と正の指数を含む指数表記の値が含まれるデータセットを例に説明します。これらの指数表記の値は、対応する小数に変換する必要があります。そのため、分割の加工処理を使用して指数表記の値を含む列を分割し、分割した列に数式の加工処理を適用します。

指数表記の値を対応する小数に変換する手順

1. パイプラインを作成し、必要なデータソースからデータセットをDataPrepにインポートします。

データセットのExponent列には、指数表記の値が含まれています。


2. 次に、指数表記の値が含まれるExponent列に分割の加工を適用します。

列を分割するには

  • 列の分割に使用する区切り文字として、文字Eを選択して強調表示します。選択した文字は黄色で強調表示されます。

    メモ:このようにテキストを選択して加工処理を適用する方法を、テキスト選択による加工処理と呼びます。こちらをクリックして詳細をご確認ください。

  • DataPrepの右側のパネルに候補のリストが表示されます。

  • 分割の加工候補にマウスカーソルを合わせると、簡易プレビューが表示されます。




  • 候補をクリックすると、データのグリッド表示に完全なプレビューが表示されます。

  • 候補をクリックすると、候補内に[編集]ボタンと[適用]ボタンが表示されます。

  • [適用]をクリックして、分割の加工を適用します。



3. 分割の加工を適用した後、分割した列に数式の加工を適用して、指数表記の値に対応する小数を取得します。

E表記の数値から小数値を抽出する数式の加工

  • [加工]メニューをクリックし、[数式列]のオプションを選択します。

  • [新しい列名]項目に、新しい列の名前を入力します。

  • 関数名を入力すると、次の関数を[数式]項目に挿入できます。

    Info数式:mul(`Split_Column1`,pow(10,`Split_Column2`))

  • [適用]をクリックします。出力内容が新しい列に生成されます。



Notes
メモ:指数が負の場合、対応する小数では精度40桁、小数点以下15桁までサポートされます。

各用語の意味は次のとおりです。
精度は数値全体の桁数です。40桁のうち、小数点の左側には最大25桁を配置できます。
小数点以下の桁数は、小数点の後に続く桁数です。

指数が正の場合、対応する小数では25桁までサポートされます。
例:1.45E-17の場合、対応する小数は-15乗までしかサポートされないため、結果は0になります。
2.34E+26の場合、対応する小数は+25乗までしかサポートされないため、結果は23,400,000,000,000,000,000,000,000になります。

4. ここで、この処理中に作成された列の一部(「Exponent_split_1」、「Exponent_split_2」)を削除して、結果を取得します。

  1. これで、指数表記の値を10進数表記に変換した、整理済みのデータセットが作成されました。


ケース2:指数表記の値が混在する列を含むデータセット


数値、小数、指数表記の値を含む列があるデータセットを例に説明します。DataPrepにインポートすると、この列は数値データ型として識別されますが、指数表記の値は無効としてマークされます。これを修正するには、指数表記の値を対応する10進数表記に変換して有効にする必要があります。そのためには、分割加工を使用して指数表記の値を含む列を分割し、空白セルに値を入力して「0」を設定してから、分割した列に数式加工を適用します。

指数表記の値を対応する10進数表記に変換する手順

1. パイプラインを作成し、必要なデータソースからデータセットをDataPrepにインポートします。

データセットのValue列には、数値、小数、指数表記の値が含まれています。

2. 次に、数値、小数、指数表記の値を含むValue列に分割加工を適用します。

列を分割するには

指数表記の値を含む列を分割する手順については、こちらを参照してください。


2.
DataPrepでは、空白セルに値を入力加工を使用して、列の空白セルに値を入力できます。次の手順で、空白セルに値「0」を入力します。

空白セルに値を入力するには

  • 列名を右クリックし、操作メニューから[空白セルに値を入力]を選択します。

  • 独自の値]を[空白セルへの値の入力方法]セクションから選択し、「0」を入力します。

  • DataPrepでは、加工中の列がリアルタイムでプレビュー表示されます。

  • 必要なオプションを選択したら、[適用]をクリックします。




3. 分割加工を適用した後、分割した列に数式加工を適用して、指数表記の値に対応する10進数表記の値を取得します。

指数表記の数値から10進数表記の値を抽出するための数式加工。

数式加工を適用する手順については、こちらを参照してください。

4. 次に、この処理中に作成された列の一部(「Value_split_1」、「Value_split_2」)を削除して、結果を取得します。


5. これで、指数表記の値を10進数表記に変換した、整理済みのデータセットが作成されました。