CC機能の有効化(問い合わせでのCCの宛先の追加)

CC機能の有効化(問い合わせでのCCの宛先の追加)

CC機能を利用すると、担当者とエンドユーザーが、追加ユーザーをCCに含めることができます。担当者は、メールの返信、問い合わせの詳細画面、問い合わせフォームにて、他のユーザーをCCとして追加できます。同様に、エンドユーザー(問い合わせをする顧客)は、メールやヘルプセンターにおいて他の人をCCとして追加できます。CCに追加された人は、ヘルプセンターで問い合わせを確認することができます。また、コメントや返信の通知を受け取ることもできます。

Notes
メモ
  1. この機能は、 プロフェッショナル プラン、 エンタープライズ プラン、Zoho  CRM Plus ユーザー、 Zoho One ユーザーに限り利用できます。
  2. 初期設定では、この機能は 無効 になっています。利用するには、設定で有効にする必要があります。

問い合わせのCCに追加できる対象ユーザー
問い合わせのCCに追加できるのは、連絡先として登録されている人のみです。担当者やエンドユーザーは、既存の連絡先をCCに追加できます。または、新しい連絡先として追加するユーザーのメールアドレスを入力できます。1件の問い合わせに CCとして追加できるユーザーは最大 20 ですのでご注意ください。20人を超えるユーザーを入力しても、無視されます。

また、以下に該当する 連絡先とメールアドレス は、問い合わせにCCとして追加できません:
  1. 削除された連絡先
  2. スパムの連絡先
  3. 匿名の連絡先
  4. サポート用メールアドレス
  5. 差出人メールアドレス
  6. 担当者のメールアドレス

CCの追加場所
問い合わせのCCに連絡先を追加する場所は、サポート担当者とエンドユーザーで異なります。担当者は、 サポート 画面からCC(サブの連絡先)を追加できます。エンドユーザーは、 ヘルプセンター 、または メール クライアント からCCを追加できます。以下で詳しく説明します。

サポート担当者がCCを追加できる場所:
  1. 新しい問い合わせを送信する際の問い合わせフォーム
  2. 問い合わせの送信後、問い合わせの詳細画面の左メニュー
  3. 問い合わせに返信する際のCCの欄



担当者が名前またはメールアドレスを入力すると、CC(サブの連絡先)の欄に連絡先の候補が表示されます。また、個々のメールアドレスを入力して、新しい連絡先を追加、作成することもできます。

エンドユーザーがCCを追加できる場所:
  1. 新しい問い合わせを送信する際の問い合わせフォーム
  2. 問い合わせの送信後、問い合わせの詳細画面
  3. メールで新しい問い合わせを送信したり、問い合わせのやりとりに返信したりする際のCCの欄
ヘルプセンターのCCの欄には、問い合わせの送信者に関連する連絡先の候補が表示されます。問い合わせの送信者は、候補の連絡先を選択したり、メールアドレスを入力して新しい連絡先を作成したりできます。上記に加えて、ヘルプセンターでは 自分がCCに含まれる問い合わせ という問い合わせのビューを利用できます。このビューにアクセスすることで、顧客は、自分がCCに含まれる問い合わせをすばやく確認できます。

メールのCC機能とZoho DeskのCC欄の違い
担当者と顧客はメールクライアントでユーザーをCCに追加できますが、Zoho DeskのCC欄には独自のメリットがあります。 1つ目は、CCの欄に追加したユーザーを、Zoho Deskの連絡先として追加できることです。CCに追加された連絡先は、ヘルプセンターにサインインすることで、CCに追加された問い合わせのステータスを確認できます。CCに追加されたユーザーは、ヘルプセンターで設定されたアクセス権に応じて、自身で登録するか、自動招待を受ける必要があります。

2つ目に、Zoho DeskでCCに追加されたユーザーは、対象の問い合わせで行われたすべての更新に関するメール通知を受け取ることができます。メールのCCに追加されたユーザーは、送信された返信のコピーのみを受け取ることしかできません。 [設定] >> [カスタマイズ] >> [通知] >> [CC通知] の順に移動して、これらの通知機能をカスタマイズすることができます。Zoho DeskでCCに追加されたユーザーに対して、通知を実行するタイミングは次のとおりです:
  1. 新しい問い合わせを受信した時
  2. 新しい返信を受信した時
  3. 問い合わせが完了した時
  4. コメントが追加、編集、削除された時
  5. 既存の問い合わせにCCとして追加された時

3つ目に、メールクライアントのCCに入力された連絡先(サブの連絡先)は、対象のZoho Deskの問い合わせのCCの欄に自動的に追加されます。これにより、問い合わせに関連するすべてのユーザーが、システムに追加されます。


CC機能を有効にするには
初期設定では、この機能は 無効 になっています。利用するには、設定で有効にする必要があります。 

CC機能を有効にするには:
  1. 上部のバーの 設定 アイコン( )をクリックし[カスタマイズ] 欄にある [一般設定] をクリックします。
  2. 問い合わせの一般設定 画面で、 [問い合わせでのCCの追加を許可] を有効にします。
  3. 以下のオプションのチェックボックスを 選択 、または 選択を解除 します:
    1. エンドユーザーによるヘルプセンターでのCCの追加を許可
      エンドユーザーがヘルプセンターの新規、または既存の問い合わせで連絡先をCCとして追加できるようにします。
      Notes メモ 部門のヘルプセンターを追加していない場合、このオプションは表示されません。
    2. CCに追加されたメールアドレスを問い合わせのCC欄に自動で追加
      メールクライアントに入力されたCCを、対象の問い合わせのCCの欄に追加します。


Notes
メモ
  1. CC機能は、部門ごとの設定です。
  2. 問い合わせでサブの連絡先を有効にすると、問い合わせのレイアウトにサブの連絡先の項目が標準項目(削除できない項目)として追加されます。この項目は、必要に応じて、レイアウト内の別のセクションに移動できます。


問い合わせのCCに追加されている連絡先のデータを削除した場合 
  1. 問い合わせのCCに追加されている連絡先のデータをZoho Deskで削除すると、対象の問い合わせにおいてCCとしての登録が解除されます。 
  2. 連絡先と対象の問い合わせとの関連付けも解除されます。 
  3. 問い合わせメールへの返信時にCCとして該当の連絡先を追加しても、Zoho Desk内で連絡先のデータがすでに削除されているため、問い合わせのCCとしては追加されません。 
  4. 該当の連絡先を再度問い合わせのCCに追加するには、ごみ箱内の連絡先のデータを完全に削除するか、連絡先のデータをごみ箱から復元する必要があります。

問い合わせのCCに追加されている連絡先が無効になった場合 

  1. 問い合わせのCCに追加されている連絡先が無効になっても、該当の連絡先における問い合わせのCCとしての登録は解除されません。 
  2. ただし、無効になった連絡先ユーザーはヘルプセンターで問い合わせを表示できないため、ヘルプセンターで行える操作が制限されます。 
  3. 担当者/他の連絡先が問い合わせメールへの返信時に該当の連絡先をメールのCCに追加すると、連絡先に対して問い合わせメールが送信されます。

サブ(CC)の連絡先を返信対象から除外したい場合 

  • 問い合わせの詳細ページで[サブの連絡先(CC)]の項目からCCのユーザーを削除しても、返信の編集画面のCC欄からメールアドレスが自動では削除されません。

  • サブの連絡先を返信対象から除外するには、返信の編集画面でCC欄に移動し、対象のメールアドレスを手動で削除する必要があります。なお、サブの連絡先を返信対象から除外すると、サブの連絡先となっているユーザーに対して、問い合わせへの今後のアクセスを制限するかどうかを尋ねる確認画面が表示されます。 

その他の留意事項
CC機能を利用するにあたって、留意すべき主なポイントは以下のとおりです:
  1. CC欄は、統合した問い合わせでも利用できます。どちらの問い合わせのCC欄を使用するかを選択できます。これにより、統合した問い合わせでCC欄を引き継ぐことができます。
  2. 問い合わせにCCとして追加されたユーザーは、Zoho Deskでの設定に応じて、すべての返信時、または問い合わせの完了時に顧客満足度を評価することができます。
  3. CCに追加されたユーザーは、アクセス権限を持たない部門の問い合わせにアクセスすることはできません。
  4. 宛先欄に複数のユーザーを追加すると、元の問い合わせの送信者を除くすべてのユーザーがZoho DeskのCCの欄に追加され、追加ユーザーと見なされます。
  5. 返信メールの作成画面でCC欄のユーザーを削除しても、問い合わせから該当のユーザーは削除されません。代わりに、問い合わせの詳細ページでCC欄から該当のユーザーを削除する必要があります。
  6. 機能を無効にしない限り、それぞれの部門のレイアウトからCCの欄を削除することはできません。
  7. CC欄に追加されたサブの連絡先は、ヘルプセンターで該当の問い合わせに関するメールのやりとりを表示できます。問い合わせの返信メールでの[全員に返信する]操作時に、すべてのサブの連絡先が自動的に表示されます。

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