カスタム関数を使うと、Zoho Deskの機能を拡張し、複雑な処理に対応できます。要件に応じた独自の処理を自動化し、業務に合わせた処理を実装できます。たとえば、Zoho CRMの販売情報をもとに問い合わせの優先度を設定する場合は、カスタム関数で処理を作成し、問い合わせを更新できます。
カスタム関数は、Zoho独自のスクリプト言語であるDelugeを使用して作成します。特別なツールや設備を用意する必要はありません。Zoho Desk内で作成可能であるため、複雑な業務処理も簡単に自動化できます。
実行履歴の表示
実行履歴では、カスタム関数の実行結果を確認できます。成功した処理と失敗した処理の両方の履歴データが表示されます。履歴は、ワークフロールールなどの自動化処理で関数が実行された際に自動で記録されます。
カスタム関数の実行履歴で確認可能な情報
- 実行ステータスと詳細
- 関数に入力された値
- print文の出力内容
カスタム関数の動作を確認し、自動処理のステータスを把握できます。
実行履歴の用途
- 関数の実行が失敗した際の問題の調査。
- エラーの原因の特定。
- 正常に実行された処理の確認
メモ:
- カスタム関数の履歴は、実行が成功した場合と失敗した場合の両方について確認できます。
- 履歴は、関数の実行後に生成されます。[業務の自動化]の権限を持つユーザーが確認できます。
- 成功した処理の履歴は、24時間保持されます。
- 失敗した処理の履歴は、30日間保持されます。
カスタム関数の実行履歴を表示するには
(設定)→[自動化]→[ワークフロー]の順に移動します。- 画面左側のメニューで[ワークフロー]内にある[カスタム関数]をクリックします。
- [実行履歴]をクリックします。
- 実行履歴の一覧ページで、画面を下にスクロールして実行履歴を確認します。
実行履歴が表示されない場合の注意点:
- カスタム関数がまだ実行されていない場合、実行履歴は表示されません。
- 最新の履歴データを表示するには、ページを手動で更新する必要があります。
実行履歴を利用する際の注意点:
- カスタム関数の実行回数が上限に達すると、履歴の生成は翌日まで停止します。
- 実行履歴の表示件数に上限はありません。
- 新しく実行されたカスタム関数の履歴を表示するには、ページを更新します。
Delugeスクリプト作成ツールの使用
Delugeスクリプト作成ツールでは、ドラッグ&ドロップの操作で関数の内容を設定でき、Zoho Desk内でその関数を実行できます。Delugeスクリプトの構文や関数を覚える必要もなく、処理の内容を簡単に記述することが可能です。
Delugeの標準の認証情報
Delugeスクリプトの編集画面では、あらかじめ定義されている2種類の認証情報のみを使用できます。
- loginUserId:現在Zoho Deskポータルにサインインしているユーザー
- adminUserId:DRE(外部連携の管理ページ)の管理者
カスタム関数や新しい連携を最初に作成/実行したZoho Deskユーザーは、DREの管理者に設定されます。
Delugeスクリプトの編集画面でコマンドを実行するには:
カスタム関数スクリプトでのadminUserIdの使用
カスタム関数でadminUserIdを差出人としてメールを送信すると、受信トレイではメールの差出人として現在のDREの管理者のユーザー名が表示されます。
カスタム関数スクリプトでのadminUserIdの更新
adminUserIdは、Delugeスクリプトの編集画面から直接更新できません。管理者を別のユーザーに変更する場合は、下記の必要情報を添えてサポート窓口にご依頼ください。
現在の情報:
ZUID(例:12345)
更新後の情報:
ZUID(例:98765)
情報の確認が完了すると、更新対応が開始されます。
Delugeの処理の一覧