Zoho Deskでは、自社のWebサイトやアプリにZoho Deskの標準のインスタントメッセージ機能である「ビジネスメッセンジャー」のウィジェットを設置できます。これにより、顧客はビジネスメッセンジャーを通じて問い合わせやフィードバックなどを送信し、営業担当者やサポート担当者とやりとりを行うことが可能です。また、各担当者は、顧客から受け付けたビジネスメッセンジャーのメッセージに対して、Zoho Deskの画面から返信できます。
メリット
- Webサイトやアプリで気軽に質問やフィードバックを送信してもらうことができる
- Webサイトの訪問者やアプリの利用者の問い合わせの回答待ちの時間が短縮されることにより、顧客満足度を向上できる
埋め込み用コードの生成
ビジネスメッセンジャーのウィジェットをWebサイトやアプリに追加するには、Zoho Deskアカウントおいてビジネスメッセンジャーの経路があらかじめ設定されている必要があります。経路の設定後、ビジネスメッセンジャーのウィジェットの設置先を選択すると、Webサイトやアプリにウィジェットを埋め込むための専用コードが生成されます。
ビジネスメッセンジャーのウィジェットの設置先として指定できるプラットフォームは、以下のとおりです。
- Web
- iOS
- Android
ウィジェットの埋め込み用のコードを生成するには
1.画面右上に表示されている
設定アイコン(
)をクリックします。
2.[経路]の欄にある[インスタントメッセージ]をクリックします。
3.[ビジネスメッセンジャー]の欄に移動します。
4.[設定する]をクリックします。
5.コードを生成する経路の欄に移動します。
6.対象の経路にカーソルを合わせて、[ビジネスメッセンジャーの埋め込みコードを生成する]をクリックします。
1.ビジネスメッセンジャーのウィジェットの埋め込み先として[Web]を選択した場合
画面に表示されているコードをコピーして、ビジネスメッセンジャーのウィジェットを追加するWebページの<body>タグ内に貼り付けます。また、ビジネスメッセンジャーのウィジェットにアクセスした訪問者に対して表示するメッセージを設定することもできます。
2. ビジネスメッセンジャーのウィジェットの埋め込み先として[iOS]を選択した場合
iOS向けのビジネスメッセンジャーのSDK(ソフトウェア開発キット)を使用し、ビジネスメッセンジャーのウィジェットをiOSアプリに埋め込みます。
iOSアプリでビジネスメッセンジャーのSDK(ソフトウェア開発キット)の初期設定を行うには、以下の情報が必要です。
- 組織ID(orgID)
- アプリID(appID)
- ドメイン
画面右側から、ビジネスメッセンジャーのウィジェットのプレビューを確認できます。また、こちらからコードを確認、コピーすることが可能です。
3.ビジネスメッセンジャーのウィジェットの埋め込み先として[Android]を選択した場合
Android向けのビジネスメッセンジャーのSDK(ソフトウェア開発キット)を使用し、ビジネスメッセンジャーのウィジェットをAndroidアプリに埋め込みます。
AndroidアプリでビジネスメッセンジャーのSDK(ソフトウェア開発キット)の初期設定を行うには、以下の情報が必要です。
- 組織ID(orgID)
- アプリID(appID)
- ドメイン
画面右側から、ビジネスメッセンジャーのウィジェットのプレビューを確認できます。また、こちらからコードを確認、コピーすることが可能です。
設定が完了すると、Webサイトやアプリからビジネスメッセンジャーでのやりとりを開始できるようになります。