このような場合に、担当者は[送信してステータスを更新する]機能を利用できます。[送信する]ボタンの右側にある[▼]アイコンをクリックして返信メニューを開き、[送信してステータスを更新する]設定で[保留中]のステータスを選択することで、返信の送信と同時にステータスの更新が可能です。これにより、現在対応中の問い合わせに関する作業を一時中断することを示すことができます。 なお、[保留中]のステータスを選択した際に、問い合わせのステータスが即座に自動更新されます。
また、問い合わせに対応する過程では、担当者が問題を解決して問い合わせを完了にした後で、顧客がさらに質問をしたり、より詳細な説明を求めたりすることもあります。このような場合、顧客からの追加の返信によって問い合わせが再開されるため、担当者は再度問い合わせに対応する必要があります。
たとえば、顧客からの技術的な問題に関する問い合わせに対して担当者が問題解決して問い合わせを完了した後に、顧客からの追加の質問に関する返信を受信したため、問い合わせが再開された場合を考えてみましょう。
担当者は、顧客からの追加の質問によって問い合わせが再開されたことを確認して、[送信する]ボタンの右側にある[▼]アイコンをクリックして返信メニューを開き、[送信してステータスを更新する]設定で[確認中]のステータスを選択します。この操作によって、問い合わせが対応中であり今後担当者から回答があることを顧客に通知できます。さらに、サポートチームの別の担当者に対しても、問い合わせが現在確認中であることを表示することで、状況を共有できます。
このように、[送信してステータスを更新する]機能を利用することで、問い合わせへの返信の送信と、問い合わせのステータスの更新の2つの処理を同時に完了させることができます。たとえば、顧客からの問い合わせへの対応時に、問題解決のためには顧客からの詳細情報の提供が必要な場合を考えてみましょう。担当者は、顧客への返信を作成して問題に関する詳細情報の提供をお願いする内容を記載した後、返信の送信ボタンをクリックして、問い合わせのステータスを[未完了]から[顧客からの返信待ち] に更新するという2つの操作を行う必要があります。
ここで、[送信してステータスを更新する]機能を利用することで、この2つの手順を自動化し、返信の送信と問い合わせのステータス更新を、ワンクリックで一括処理できます。これにより、担当者の作業時間を短縮できるだけでなく、問い合わせのステータスを確実に更新し、顧客やサポートチーム内に状況を共有することが可能です。
メモ:送信メニュー内の歯車アイコン(設定を開く)をクリックすることで、担当者は問い合わせの初期設定を確認できます(問い合わせの初期設定の画面には、プロフィールアイコン→[各種設定]→[問い合わせの初期設定]の順に移動することによってもアクセスできます)。こちらで、[送信してステータスを更新する]機能を無効にし、送信メニューから非表示にすることも可能です。なお、初期設定では有効になっています。留意事項
問い合わせへの返信を送信してステータスを更新するには:
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