Reply 属性は、RADIUSサーバーが認証リクエストに応じてネットワークアクセスサーバー(NAS)へ返す構成パラメーターです。これらの属性により、管理者はネットワークの確立方法やユーザーに付与するアクセスレベルを決定したり、ユーザーグループごとにVLANを割り当てるreply属性を設定して、ネットワークのセグメント化とアクセス制御を実現できます。
VLAN(Virtual Local 地域 Network)タグ付けは、各ネットワークがどのVLANに属しているかを示す固有のタグを付与する方法です。物理的にネットワークを分ける必要なく、ユーザーをさまざまなグループに分割することでトラフィック管理を効率化します。
例えば、ある企業が2つのSSID(Corporate SSIDとGuest SSID)を運用している場合、従業員はCorporate SSIDへの接続が必須となり、VLAN 5に割り当てられます。一方、ゲストはGuest SSIDへ接続が許可され、VLAN 10に割り当てられます。従業員が認証情報を用いてWi-Fiネットワークに接続すると、RADIUSサーバーがユーザーを認証し、VLAN 5を指定するreply属性を送信します。ゲストが異なるプロトコル経由でネットワークに接続した場合は、reply属性でVLAN 10を指定します。これにより、VLAN 5の従業員は社内リソースへアクセスでき、VLAN 10のゲストはインターネットのみにアクセス可能となります。ユーザーのトラフィックは適切なセグメントにルーティングされ、許可されたリソースのみアクセスが許可されます。
Zoho Directory にサインインします。
「Admin Panel」をクリックし、「RADIUS」をクリックします。
「Reply 属性」をクリックし、「+追加する Reply 属性」をクリックします。
Reply 属性 名前を入力します。
1つ以上のグループを選択します。
必要に応じてユーザーを除外します。
reply 属性の優先度を選択します。
「カスタム 属性」で、「Reply 属性 種類」を選択し、「値」を入力します。
「保存」をクリックします。
Zoho Directoryにサインインします。
「Admin Panel」をクリックし、「RADIUS」をクリックします。
「Reply属性」をクリックし、編集したい属性にカーソルを合わせます。
三点リーダーアイコンをクリックし、「編集」をクリックします。
属性名を編集し、「保存」をクリックします。
Zoho Directoryにサインインします。
「Admin Panel」をクリックし、続けて「RADIUS」をクリックします。
「Reply 属性」をクリックし、削除したい属性にカーソルを合わせます。
三点リーダーアイコンをクリックし、「削除」をクリックします。
確認ダイアログで「削除」をクリックします。
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