Gmailでは、ユーザーをフィッシング活動から保護するため、不審なメールを迷惑メールに分類しています。ユーザーが気付かずにフィッシングメールを開かないよう、メールが不審と判断された原因を受信者に通知します。これらの原因を確認することで、配信元は問題点を特定し、今後同じ問題が発生しないようにできます。URLに問題がある場合、Gmailでは次の注意とともにメールが迷惑メールに分類されます。
「このメッセージには注意してください。このメールには、個人情報を盗むために使用された不審なリンクが含まれています。配信元を信頼できる場合を除き、リンクをクリックしたり、個人情報を記載して返信したりしないでください」
「このメッセージには注意してください。同様のメッセージが、個人情報を盗むために使用されたことがあります。配信元を信頼できる場合を除き、リンクをクリックしたり、個人情報を記載して返信したりしないでください。」
上記の注意が表示されると、連絡先が今後のメールに対する信頼を失い、メールを開封しなかったり、迷惑メールではないと報告しなかったりする可能性があります。メールの到達率に大きな悪影響を及ぼすため、すぐに対処してください。
不審なURLが原因でGmailにメールを迷惑メールと判定されないようにする方法
注意メッセージは、使用したURLに不審な点があることを示しています。URLに注目し、配信方法が次の推奨事項に従っているか確認してください。
無効なURLの確認
メールにURLを含める前に、必ず正常に機能することを確認してください。存在しないページにリダイレクトされると、連絡先から迷惑メールの苦情が寄せられる原因になります。
- ブラックリストに登録されたドメイン
ブラックリストに登録されたドメインのURLが、注意の原因となっている可能性があります。URLのドメインと配信元ドメインが、Spamhaus、Spamcop、Barracudaなどの迷惑メール対策サービスでブラックリストに登録されていないか確認してください。登録されている場合は、そのサービスに登録解除要求を提出してください。
- 複数回リダイレクトするURLを含めない
複数回のリダイレクトは、迷惑メールの配信元がよく使用する手口です。連絡先は、複数回リダイレクトされると不安を感じ、メールを迷惑メールとして報告する可能性があります。そのため、URLから期待するページに直接リダイレクトするようにしてください。
- 公開サービスの短縮URLを含めない
短縮URLのドメインがブラックリストに登録されていると、そのURLは不審と見なされます。そのため、一般公開されているブラックリスト登録済みのURL短縮サービスは使用しないでください。
- 連絡先に個人情報を求めない
メールアドレス、パスワード、住所、電話番号、クレジットカード情報などの個人情報を求める目的でURLを使用しないでください。
- URL内やURLのリダイレクト先ページで、不審または迷惑メールを想起させる表現を使用しない
「オンラインデート」、「減量」、「助けてください」、「副収入」、「寄付」などの表現があると、連絡先はメールの信頼性を疑い、迷惑メールとして報告する可能性があります。実際のキャンペーンを配信する前に、自分のGmailアカウントにテストメールを配信し、問題がないか確認してください。
- ドメインのWHOIS登録情報を適切に維持する
迷惑メールフィルターは、WHOIS登録情報に不審な点がないか確認します。登録情報は正確で、定期的に更新されている必要があります。
URLはクリック率を左右する重要な要素であるため、最適化することが大切です。今後のメールでURLが安全と判断されるようになれば、Gmailでも最終的にメールが適切に受信トレイへ届くようになります。