Googleを利用したカスタム認証

Googleを利用したカスタム認証を設定すると、GoogleのSAML認証のシングルサインオン機能を使用してZoho Oneにサインインすることができます。シングルサインオン機能により、管理者や従業員はGoogleにサインインするだけでZoho Oneにアクセスできるようになります。Zoho Oneにサインインする必要はありません。

Googleを利用したカスタム認証を設定するには：

管理者アカウントを使用して、Googleの［管理コンソール］にログインします。
［アプリ］をクリックします。
［Webアプリとモバイルアプリ］をクリックします。
［アプリを追加］をクリックし、［カスタムSAML アプリの追加］をクリックします。
［アプリの詳細］ページで、アプリ名に「Zoho One」と入力します。アプリのアイコン画像をアップロードすることも可能です。
［続行］をクリックします。
［Google ID プロバイダの詳細］ページで、［SSO の URL］をコピーし、［証明書］をダウンロードします。これらの情報を、Zoho OneのSAML認証の設定に使用します。

コピーしたSSO の URLを、［サインインURL］に貼り付けます。
ダウンロードした証明書を、［証明書］の欄にアップロードします。

［続行］をクリックします。
［サービスプロバイダの詳細］画面で、［ACS の URL］、［エンティティ ID］、［開始 URL］を入力します。

［ACS の URL］は、Zoho Oneのカスタム認証画面でコピーできます。
［エンティティ ID］には、［:zoho.com］と入力します。
［開始 URL］には、［https://one.zoho.com/］と入力します。

［続行］をクリックします。［属性のマッピング］画面での［新しいマッピングを追加］の設定は任意です。SAMLレスポンスにカスタム属性が必要な場合に設定できます。
［新しいマッピングを追加］をクリックして、関連付ける属性の名前を入力します。［Google Directoryの属性］で、［項目を選択］をクリックすると、項目名を選択できます。［アプリの属性］にSAMLアプリの属性を入力します。
ドロップダウンからカテゴリーとユーザーの属性を選択します。
［完了］をクリックします。