アカウントの活動
管理者は、ユーザーの詳細画面の［アカウントの活動］タブからユーザーのログイン履歴を確認したり、ログインセッションを管理したりすることができます。また、アカウントのセキュリティ対策として以前のログインセッションをクリアすることも可能です。
セッションとは、認証されたユーザーによるZoho Oneアカウントへのサインインからサインアウトまでの一連の操作を表します。つまり、ユーザーがブラウザーからアプリにサインインするたびにセッション情報が記録されます。また、セッション情報は、1台のPCからのアプリへのサインインに対して記録されます。同じPCの別のブラウザーからのサインインは、別のセッションとして記録されます。また、携帯電話やタブレット端末のブラウザーからのサインインも、別のセッションとして記録されます。ただし、携帯アプリからのサインインはセッション情報として記録されません。
セッション情報のクリア
ユーザーがサインインして操作を行った後、サインアウトせずにブラウザーを閉じることがよくあります。ユーザーが個人のPCや組織のPCを使用している場合は問題ありませんが、出張中のユーザーや、組織外で共有して使用するPCからサインインする場合、セキュリティ対策としてセッション情報を適切に管理する必要があります。ユーザーに複数のセッション情報が記録されている場合、過去のセッション情報をクリアすることで、組織のデータを安全に保護することができます。
- Zoho One にサインインして、画面左側のメニューから［Directory］をクリックします。
- 画面左側のメニューから ［ユーザー］ をクリックして、対象のユーザーをクリックします。検索欄から、対象のユーザーを検索することもできます。
- ［アカウントの活動］ タブをクリックします。
- ［セッション］の欄で対象のセッションにマウスのカーソルを合わせて、 ［クリア］ をクリックします。 ［他のすべてのセッションを消去］ をクリックすると、すべての有効なセッションからユーザーをサインアウトさせることができます。
メモ： セッションからユーザーをサインアウトさせるにあたって、時間がかかる場合があります。
ログイン履歴
［ログイン履歴］の欄では、ユーザーのセッション履歴に関する詳細情報を確認することができます。確認できる詳細情報は、次のとおりです：
- サービス名：ユーザーがサインインしたアプリです
- IPアドレス：ユーザーがアプリへのサインインに使用したIPアドレスです
- ログイン日時：ユーザーがサインインした日時です
- 時間：ユーザーがアプリに滞在した時間です
- ユーザーエージェント：ユーザーがサインインに使用したデバイスまたはブラウザーです
Zoho CRM 管理者向けトレーニング
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ユーザーの分類
ユーザーの種類 Zoho Oneでは、ユーザーを保留中のユーザー、認証済みのユーザー、外部ユーザーの3つに分類しています。 保留中のユーザー 認証済みドメインではないメールアドレスで追加されたユーザーは、招待メールを受信します。ユーザーが招待メールを承諾するまで、「保留中」になります。 例： @zylker.comドメインのメールアドレスを持たない田中さんを、Zoho ...