Zoho CRM では、「更新済み By」項目は、直近でデータの項目を変更したユーザーの名前を自動的に記録します。ただし、この項目は手動やUI経由、またはカスタム関数でユーザーIDを指定しても更新することはできません。本記事では、この項目の動作およびAPIやカスタム関数を利用して間接的に値に影響を与える方法について、外部連携の種類ごとに解説します。
シナリオ | 「更新済み By」の値 |
connection未使用
|
Super Adminの名前 |
Connection使用中(ユーザーAが所有) | ユーザーAの名前 |
ログイン中のユーザーが共有Connectionを使って自動化をトリガーした場合 | 実際にトリガーしたユーザーではなく、Connectionの管理者の名前が表示されます |
「更新済み By」項目が、実際に更新を開始し、カスタム関数スクリプトを実行したユーザーを正しく反映するように、Zoho CRM では外部連携用の「ログイン中ユーザーの認証情報」プロパティが提供されています。この機能を有効にすると:
現在、この設定はユーザー有効化ができず、Zohoによる内部アクティベーションが必要です。
承認済みの場合:
「更新済み By」項目は、CRMデータの変更におけるユーザーの責任を追跡するのに役立ちます。直接編集はできませんが、外部連携を戦略的に利用し、特にログイン中ユーザーの認証情報プロパティを活用することで、その値に影響を与えることが可能です。これにより、監査、ワークフロー、レポートの際に正しいユーザーが記録されるようになります。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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