はじめに:
DCAAはDefense Contract Audit Agency(米国防契約監査局)の略称であり、政府契約業者(元請業者および下請業者を含む)の会計慣行を監査します。「Labor Charging System(労務費計上システム)」においてDCAAは、タイムキーピング手順、工数表の作成、タイムキーピング規定に関する基準を定めています。プロジェクトの時間を追跡する際、非公開の組織であってもDCAAに準拠した工数の記録ツールが好まれ、米国政府の本文でクライアントにプロジェクト時間の記録が求められる場合は入力が必須となります。
DCAA準拠の基準とZoho Peopleがそれを実現する方法:
Zoho Peopleを使えば、作業時間を手動で、またはタイマーで記録できます。ユーザーはすべての完了した業務について工数の記録が可能で、記録した時間は請求対象・請求対象外に区分できます。時間ログは、毎日・毎週・月間単位で追加可能です。
ユーザーがZoho Peopleで記録した時間は、工数表としてまとめることができます。これは手動またはスケジュール処理で行うことができます。作成した工数表は送信して承認を受けることが可能です。
Zoho Peopleでは、ジョブごとに関連付けられたプロジェクトに対して時間を記録できます。これらのプロジェクトはクライアントに紐付けることも可能です。ユーザーは各ジョブについて、見積時間や記録済み工数などの詳細を確認できます。
工数表への変更履歴の追跡手順:
すべての工数表に対して監査履歴が利用できます。つまり、工数表の作成日、編集が行われた日付、編集を行った担当者の詳細などが記録され、すぐに参照できます。必要に応じて監査履歴を印刷することも可能です。
リマインダー:
Zoho PeopleのTimetracker用「リマインダー設定」を利用すると、工数表の承認送信を毎日リマインドすることができます。リマインダーは特定の部署、役割、拠点、ユーザーに対しても適用可能です。
承認:
Zoho Peopleは複数段階の承認が可能な詳細な承認タブを備えています。最大で5段階までの報告ラインに承認を拡張でき、その他の承認者も設定できます。プロジェクトマネージャーを承認レベルの1つとして指定することも可能です。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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