SCORM準拠

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Zoho PeopleにおけるSCORMとは？

SCORMはSharable Content Object 参照モデルの略称です。Zoho Peopleでは、SCORMを活用することで、組織はeラーニング教材（ドキュメント、動画、クイズなど）を標準化された形式でアップロード・配信できます。SCORM準拠のコースは1つのZIPファイルにまとめられ、作成に使用したオーサリングツールに関係なく、Zoho PeopleのLMSへ直接アップロード可能です。相互運用性を確保することで、研修教材の共有・再利用・進捗管理が、さまざまなシステム間で容易に行えます。一度SCORM形式でコースを作成すれば、LMS内でアップロード・再利用でき、新たにLMSコースを頻繁に作成する必要はありません。また、受講者がコース修了までにかかった時間や、パフォーマンスの状況も把握できます。

Zoho PeopleはSCORM 1.2およびSCORM 2004 4th Editionに対応しています。

SCORMで追跡できること

SCORMでは主に以下の項目を追跡します。

時間 - 受講者がコースに費やした時間
修了 - 受講者がコースを完了したかどうか
合格／不合格 - 回答内容に基づいて受講者が合格または不合格となったかどうか
スコア - 受講者のスコアや正答率（%）

LMSにSCORMコースを追加する方法

左側のLMS（棒グラフアイコン）> My Data > Coursesに移動します。
既存のコースを選択してSCORMコースを追加するか、新規コースを作成します。
SCORMコースを追加するには、タブ内で+（追加アイコン）をクリックし、Scormを選択します。
基本 Info タブ：名前、許可される最大試行回数、最終スコアの表示方法を入力し、添付ファイル（ZIPファイル）を追加します。学習者がファイルを閲覧しないとコースを完了できないようにする場合は、ファイルの必須設定を有効にしてください。
Lock Properties タブ：特定の日付まで、または特定の項目が完了するまでコースをロックする場合は、ここで設定できます。
Resources タブ：追加リソースをここでアップロードできます。
保存をクリックします。
コース管理者は、各タブの完了ステータスを確認して学習者の進捗を追跡できます。また、必要に応じてタブ要素を学習者のために完了として設定することも可能です。

管理者は、コース要素を学習者のために手動で完了に設定でき、円滑なコース完了をサポートします。

受講者がコースをプレビューする場合、

LMSへ移動します（左側の棒グラフから）> My Data > My Courses.
プレビューしたいコースを選択します。
SCORMファイルを開いた後、下記のスクリーンショットのようにコースのプレビューが表示されます。
最大試行回数が10に設定されており、ユーザーが1回失敗した場合、受講者がタブからファイルを再度開くとポップアップが表示されます。再受講するには、続けるを選択し、完了してください。