概要
Zoho Recruitとの連携により、採用と人事のワークフローが一体化されます。これにより、候補者の選定からZoho Peopleへの登録までをスムーズに行うことができます。Zoho Recruitで候補者の採用プロセスが完了すると、候補者のプロフィール、内定通知の詳細、報酬データ、学歴、職歴などの情報をZoho Peopleに直接取り込むことができます。手作業で再入力する必要はありません。
Zoho Peopleでは、Zoho Recruitとの連携により、Zoho Recruitの候補者をZoho Peopleに直接取り込むことができます。
Zoho Recruitの候補者を、次のいずれかとしてZoho Peopleに取り込むことができます。
- 候補者
- 従業員(Zoho Peopleでは「ユーザー」)
Zoho Recruitから取り込まれた候補者に対して、以下の操作を実行できます。
- 内定通知の詳細と給与データを同期する。
- Zoho Peopleで候補者に給与体系を割り当てる。
- Zoho Peopleで候補者への内定通知を作成する。
- Zoho Recruitで内定通知への署名/承諾を得た後、Zoho Peopleで給与体系を割り当てる。
- 候補者を従業員(ユーザー)として登録する。
連携の設定(給与データの同期を含む)
Zoho RecruitとZoho Peopleの連携を設定するには、以下の手順を実行します。
- 前提として、Zoho Peopleで給与サービスが有効化および設定されていること、[利用を開始する]のフローが完了していることが必要です。給与の設定の詳細については、こちらをご参照ください。

- [給与の管理方法]で[福利厚生を含む従業員の給与の詳細な内訳]が有効になっている必要があります。この設定は、[設定]→[給与]→[設定]で確認できます。

- 次に、recruit.zoho.comにアクセスし、ご利用のアカウントにログインして、[設定]→[マーケットプレイス]→[Zoho]の順に移動し、Zoho People連携の[設定する]ボタンをクリックします。
- 連携が完了したら、[内定通知の詳細をZoho Peopleに送信する]を有効にします。
Zoho PeopleとZoho Recruitで同じ通貨を使用する必要があります。たとえば、Zoho RecruitでUSDを使用している場合は、Zoho PeopleでもUSDを使用する必要があります。いずれのアプリでも通貨の追加が可能です。
Zoho Peopleでは、[設定]→[給与]→[通貨]の順に移動するか、[設定]→[入社手続き]→[給与]→[通貨]の順に移動します。
Zoho Recruitでは、[設定]→[全般]→[組織情報]→[通貨]の順に移動します。
[給与の管理方法]で[従業員の給与のみ]を使用する場合、2つのアプリケーション間で同期されるのは給与(給与/手当総額)の項目のみとなり、明細は同期されません。
次の手順に進む前に、Zoho Recruitに必要な項目が追加されていることを確認します。初期設定では、給与額の項目のみが表示されます。 基本給、住宅手当、固定手当などの明細項目について通貨項目を追加するには、[Recruit]→[設定]→[カスタマイズ]→[タブ]の順に移動し、[内定通知]のタブの設定を実行します。通貨項目をフォームにドラッグ&ドロップし、名前を変更して、変更内容を保存します。
この画面で明細を作成すると、項目が[給与]タブの関連付け画面に表示されます。
- 次に、Zoho Peopleの項目をZoho Recruitの項目と関連付けます。給与の明細を関連付けるには、Zoho Recruitの[給与]タブに移動します。

Zoho Recruitにおける候補者の追加と内定通知の作成
Zoho Peopleで内定通知を直接作成することも可能です。
- Zoho Recruitで[候補者]タブに移動し、[+](候補者の作成)ボタンをクリックします
- 候補者の情報を記入します
- [保存して関連付け]をクリックします
- 求人を選択します
- [関連付け]をクリックします

- 次に、[応募]タブに移動し、先ほど処理した求人への応募を選択します。[…]アイコンをクリックし、[内定通知書の作成]を選択します。
- 通貨を選択し、給与の情報を入力し、入社予定日と内定通知の有効期限を選択して、[保存&次へ]をクリックします。
- テンプレートのプレビューを確認したら、[送信]をクリックします。

以上で内定通知が候補者に送信されます([採用ステータス]が[関連付け済み]から[内定]に変更されます)。
プロセスを進めるには、候補者が内定を承諾する必要があります。

候補者が内定を承諾すると、[採用ステータス]は[内定承諾済み]になります。
候補者のZoho Peopleへの追加
前項では、Zoho Recruitで候補者を追加し、内定通知を作成して送信する方法について説明しました。候補者が内定を承諾した後は、主に2つの方法で処理が可能です。
1.入社手続きに登録 - 候補者として、Zoho Peopleの[入社手続き]に連携します。
2.従業員に変換 - Zoho Peopleにユーザーとして直接取り込みます。
これらの方法を表示するには、Zoho Recruitの[候補者]タブに移動し、内定を承諾した候補者のデータを選択して、[…](詳細表示)アイコンをクリックします。また、3つ目の方法もあります。
3.候補者をZoho Peopleに自動的に移行する - この設定を有効にすると、候補者のステータスに応じて、上記の選択肢のいずれかを自動的に実行できます。
各フローの違いについては、以下をご参照ください。
[入社手続き]に登録するフロー
[入社手続き]に登録するには、以下の手順を実行します。
- 候補者のプロフィール画面で、[[入社手続き]に登録する]をクリックします。詳細を確認した後、[次のステップへ]ボタンをクリックして操作を完了します。
- 以上で、内定を承諾した候補者が自動的にZoho Peopleに連携されます。
- Zoho Peopleに移動します。[処理]→[入社手続き]→[内定通知]→[承諾済みの内定通知]の順に移動します。この画面では、追加された候補者のデータを確認できます。対象となるデータを選択します。
- [パッケージを割り当てる]ボタンをクリックし、Zoho Peopleから内定通知パッケージを割り当ててから、[送信する]をクリックします。

- 完了後、[候補者]タブに移動し、候補者のデータを選択してユーザーに変換します(該当の候補者は、組織の正規の従業員となります)。

以上で、候補者がZoho Peopleに従業員として追加され、割り当てられた給与体系に基づいて給与データが更新されます(給与体系に変更がなく、Zoho Recruitから同期された給与データをそのまま使用する場合は、手順5を省略できます)。
従業員に変換するフロー
従業員に変換する場合の相違点は以下の通りです。
従業員に変換するフローでは、入社手続きに登録するフローと同様、Zoho Recruitに入力された給与の情報とともに、候補者が従業員(Zoho Peopleのユーザー)として登録されます。
Zoho Recruitからユーザーとして追加された従業員に対し、給与体系を割り当てることも可能です。これには、
[処理]→
[給与]→
[従業員の給与](フィルターの[従業員のステータス]を
[すべての申請]に設定)の順に移動し、対象のデータの
[パッケージを割り当てる]ボタンをクリックします。

候補者をZoho Peopleに自動的に移行するフロー
Zoho Recruitでは、入社手続きへ移行するフロー、または従業員に変換するフローのいずれかを、自動的に実行できます。この設定を有効にするには、以下の手順を実行します。
- Zoho Recruitに移動します。[設定]→[マーケットプレイス]→[Zoho]の順に移動し、[Zoho People]カードの[管理する]をクリックします。
- [候補者をZoho Peopleに自動的に移行できます]を有効にします。
以下のいずれかを選択します。
[入社手続き]に登録する - 候補者として、Zoho Peopleの[入社手続き]に追加します。
従業員に変換 - Zoho Peopleにユーザーとして直接追加します。
-
移行を実行するステータスを設定します。
採用 - ステータスが[採用]に更新された場合にのみ、候補者が移行されます。
内定承諾 - 内定が承諾された場合にのみ、候補者が移行されます。
-
最後に、
[更新]をクリックします。

以上で、候補者が設定されたステータスになると、選択されたフローが自動的に開始されるようになります。