Mastodonへの投稿に関する概要

Mastodonとは

Mastodonとは、無料で利用できるソーシャルネットワークサービスです。メッセージ、画像、動画を投稿したり、他のユーザーをフォローしたりすることができます。Mastodonは分散型のソーシャルメディアであるため、ユーザーは自身でオープンソースのプログラムを使用してサーバー（インスタンス）を開設し、独自のガイドラインや利用規約を設定して運営することが可能です。また、既存のサーバーから選択して、参加（アカウントを作成）することもできます。

他の一般的なソーシャルネットワークサービスとは異なり、Mastodonは複数のサーバーを通じてサービスが提供されます。現在、Mastodonには9,000件を超えるサーバーがあります。これらのサーバーは、トピック、分野、言語などの種類によって分類されています。いずれかのサーバーに参加すると、他のすべてのサーバーのユーザーとやりとりを行うことができるようになります。

サーバーは、町の中にある1件の建物として例えることができます。建物内の住人は、隣人と簡単にやりとりを行うことができます。Mastodonの場合、ユーザーはサーバー（建物）内の他のユーザー（隣人）をフォローしたり、やりとりを行ったりすることが可能です。

他の建物の住人（町の人）とやりとりを行う際には、電話やメールを通じて行うことができます。Mastodonの場合、「@プロフィール名@サーバー名」を使用することで、他のサーバーのユーザー（他の建物の住人、町の人）とやりとりを行うことが可能です。「@プロフィール名@サーバー名」は、建物の住所の代わりに使用されます。

住人は、いつでも町内の他の建物に引っ越すことができます。Mastodonの場合、他のサーバー（他の建物）に移動することが可能です。

サーバー内でアカウントを作成すると、投稿を作成したり、他のユーザーをフォローしたり、ダイレクトメッセージを送信したりできるようになります。他にもさまざまな操作を行うことができます。

ビジネスでのMastodonの活用例

Mastodonは、他の一般的なソーシャルメディアサービスとは異なります。広告は表示されず、お勧めの投稿の表示機能もありません。分散型のソーシャルメディアであるため、ユーザーは自身でサーバーを開設し、独自のガイドラインや利用規約を設定して運営できます。そのため、自社のブランドや適用する商品／サービスに適したサーバーを開設し、ユーザーにアプローチすることが可能です。

適切なサーバーへの参加

現在、Mastodonには9,000件を超えるサーバーがあります。そのため、自社のブランドに適したサーバーを見つけることが重要です。Mastodonでは、地域やトピックなどの種類によって分類されたサーバーの一覧を確認できます。

また、オンライン上から各種サーバーの一覧を検索することも可能です。要件に適したサーバーを簡単に検索できます。Mastodonでは、自身のサーバーを開設することも可能です。自社のブランドに適したサーバーを作成し、利用者にアプローチすることができます。

Mastodonを利用したやりとり

上記で説明したとおり、Mastodonは、InstagramやLinkedInなどの他の主要なソーシャルメディアとは異なり、広告機能や優先表示機能がありません。そのため、Mastodonを通じて自社のブランドに合わせた方法でマーケティング活動を行い、獲得したフォロワーとのやりとりを行うことができます。

ハッシュタグの活用

Mastodonに公開した投稿は、フォロワーの［ホーム］タブに表示されます。また、フォロワーは、ハッシュタグを使用して投稿を検索することができます。

投稿を表示するにあたって、Mastodonでは他のソーシャルメディア以上にハッシュタグに重点が置かれます。そのため、Mastodonで公開する投稿には、適切なハッシュタグをつけることがとても重要です。これにより、ユーザーは投稿を簡単にすばやく検索できるようになります。Mastodonの操作画面では、ハッシュタグの一覧を確認することも可能です。こちらの一覧からハッシュタグを選択し、投稿にハッシュタグをつけることができます。

他のソーシャルメディアとの使い分け

Mastodonのユーザー数は、2023年9月の時点で1,400万人を超えており、ユーザー数は現在も増加しています。なお、Facebook、Instagram、LinkedInなどの主要なソーシャルメディアのユーザー数は、それぞれ10億人を超えています。そのため、投稿を公開する際には、対象となるフォロワーやユーザーに応じて投稿先を変更したり、複数のソーシャルメディアに投稿したりすることをお勧めします。