マルチカレンシー機能により、主要な通貨を各国のローカル通貨の対応する値に変換する手動作業を省くことができます。例えば、あなたの会社がいくつかの国で全球展開をしている場合、顧客のローカル通貨と組織が使用しているメイン通貨の両方で会社の価値を手動で計算することは困難です。これらの操作を簡易化するため、Biginは通貨の項目の価値をローカル通貨に自動で変換するマルチカレンシー機能を提供します。この変換は現在の為替レートに基づいています。
主通貨:
これは、あなたの組織が会社の取引で使用している通貨です。例えば、あなたの本社がUSAにあり、中国、シンガポール、フランス、ニュージーランドなど複数の国にオフィスを持っている場合、金融データはUSドル(USD)で表されます。この場合、USDはあなたの主通貨です。
為替レート:
これは一つの通貨が別の通貨に交換できる単価を示します。Biginでは、為替レートは市場価値に基づいて自動的に取得されます。レートはopenexchangerates.orgから取得し、 基準通貨に対する参照関係でシステムに更新されます。
組織が通貨を使用を停止した場合、Biginで非アクティブ化できます。通貨を非アクティブ化すると:
非アクティブ化する手順:
無効な通貨を任意の時間でBiginで再アクティブ化することができます。ただし、一度にアクティブにできる通貨は10通貨までであることに注意してください。
アクティブ化する手順:
通貨項目を持つタブで、有効な通貨の中から希望の通貨を選択することができます。通貨項目の値は、指定された通貨で表示され、続いてメインの通貨での値がかっこ内に表示されます。
データの通貨を指定する方法:
2つまたはその他データが異なる通貨項目である場合、「探してマージ」機能を使用して重複を削除できます。マスターデータは為替レートと通貨項目の値を保持し、他のデータから選択済みの値は変換されてマージされます。
フォームにおける通貨項目の使用には2つのシナリオがあります:
メモ:
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。