Zoho Campaigns メール
Zoho Campaigns 3.0では、キャンペーンの種類の仕組みが変更されました。開始前に特定のキャンペーンの種類を選択する必要はありません。通常のキャンペーンまたはRSSキャンペーンを作成し、その中にA/Bテスト、アンケート、Webセミナー、イベント、商品ブロックなどの機能を追加できます。
このドキュメントでは、次の内容について説明します。
Zoho Campaigns 2.0から3.0への移行に伴うキャンペーンの種類の変更点
通常のキャンペーン内でのA/Bテストの仕組み
アンケート、Webセミナー、イベントの差し込みタグをキャンペーンに追加する方法
EC関連の要素をキャンペーンに追加する方法
使用している要素に基づいてキャンペーンを抽出する方法
Zoho Formsキャンペーンとクーポンキャンペーンの変更点
Zoho Campaigns 2.0では、キャンペーンを作成する前に、通常、アンケート、Webセミナー、イベント、EC、A/Bテスト、RSSのいずれかの種類を選択する必要がありました。そのため、メールの作成を始める前に、その用途を決めなければなりませんでした。同じメールでWebセミナーを案内し、アンケートの回答を収集することはできませんでした。
Zoho Campaigns 3.0では、事前に種類を決める必要がなくなりました。現在は、次の2種類のいずれかを作成します。
通常のキャンペーン。標準のキャンペーンであり、ほぼすべてのキャンペーンの出発点となります。
RSSキャンペーン。RSSフィードのコンテンツを配信するための専用キャンペーンです。
その他の機能はすべて、通常のキャンペーン内で状況に応じて利用できます。表示されるツールは、有効にした連携機能やメールに追加した要素によって異なります。これにより、1つのキャンペーンをより柔軟に活用できるほか、新しいキャンペーンの種類を作成せずに、今後も新機能を追加できます。
2.0の各キャンペーンの種類が、現在どのように扱われているかを次に示します。
| 2.0でのキャンペーンの種類 | 3.0での形式 | 利用方法 |
|---|---|---|
| 通常 | 通常のキャンペーン | 標準のキャンペーンとして引き続き利用できます |
| RSS | RSSキャンペーン | 専用のキャンペーンとして引き続き利用できます |
| A/Bテスト | 状況に応じて利用できる機能 | キャンペーン内でA/Bテストを有効または無効にします。有効にすると、キャンペーンには「A/Bキャンペーン」と表示されます |
| アンケート(Zoho Survey、SurveyMonkey) | 状況に応じて利用できる機能 | アンケートの差し込みタグをキャンペーンに追加します |
| Webセミナー(Zoho Meeting、GoToWebinar) | 状況に応じて利用できる機能 | Webセミナーの差し込みタグをキャンペーンに追加します |
| イベント(Zoho Backstage、Eventbrite) | 状況に応じて利用できる機能 | イベントの差し込みタグをキャンペーンに追加します |
| EC | 状況に応じて利用できる機能 | 商品またはおすすめ商品の要素をワークフローキャンペーンに追加します |
| Zoho Forms | 状況に応じて利用できる機能 | Zoho Formsのリンクを通常のキャンペーンに追加します |
Zoho Campaigns 3.0では、A/Bテストを通常のキャンペーン内の任意機能として利用できます。キャンペーンが下書きの間はいつでも有効または無効にでき、送信元アドレス、件名、内容を変更したパターンを作成できます。キャンペーンの作成を始める前に、テストの実施を決めておく必要はありません。
たとえば、地域の信用組合では、まず四半期ニュースレターの下書きを作成し、その後A/Bテストを有効にして、配信前に2つの件名を比較できます。
テストするキャンペーンを開きます。キャンペーン名の下にある[キャンペーンの種類]には、通常のキャンペーンと表示されます。
[確認して開始]の横にあるその他の操作アイコン(...)をクリックします。
[A/Bキャンペーンを有効にする]を選択します。右側にA/Bテストの設定パネルが開きます。
パネル上部で、配信対象の振り分けを確認します。初期設定では、受信者の20%ずつにパターンAとパターンBが配信され、残りの60%には成果の高かったパターンが配信されます。
[テスト期間]を設定します。「1時間」など、数値と単位を選択します。この期間テストを実施した後、成果の高いパターンが決定されます。
[判定指標]として、[クリック率]などを選択します。
[結果を判定できない場合の配信内容]で、どちらのパターンが優れているか明確でない場合の処理を選択します。
[パターンA]。残りの受信者にパターンAを配信します。
[パターンB]。残りの受信者にパターンBを配信します。
[後で決定する]。テスト終了後に、配信するパターンを自分で選択します。
[保存]をクリックします。
保存すると、キャンペーンの種類がA/Bキャンペーンに変わります。A/Bテストカードには、テスト期間、判定指標、結果を判定できない場合に配信するパターンが表示されます。これらを変更するには、カードの設定アイコンを使用します。その下には、パターンAとパターンBのセクションが個別に表示され、それぞれに[送信元メールアドレス]、[送信者名]、[返信先]、[件名]、[プリヘッダー]、[内容]があります。テストする項目を編集します。
A/Bキャンペーンで、[確認して開始]の横にあるその他の操作アイコン(...)をクリックします。
[A/Bキャンペーンを無効にする]を選択します。A/Bテストを無効にしますか?という確認画面が表示されます。
確定するには[A/Bテストを無効にする]をクリックし、テストを維持するには[キャンセル]をクリックします。
キャンペーンは通常のキャンペーンに戻り、パターンAの内容と詳細が使用されます。
アンケート、Webセミナー、イベントは、個別のキャンペーンの種類ではなくなりました。アンケート、Webセミナー、イベントを案内するには、通常のキャンペーンを作成し、該当する差し込みタグをCTAまたはハイパーリンクとしてメールに追加します。
各種の差し込みタグは、対応するアプリを連携した場合にのみ表示されます。
アンケートの差し込みタグは、Zoho SurveyまたはSurveyMonkeyを連携すると表示されます。
Webセミナーの差し込みタグは、Zoho MeetingまたはGoToWebinarを連携すると表示されます。
イベントの差し込みタグは、Zoho BackstageまたはEventbriteを連携すると表示されます。
これらのアプリは、[設定]→[連携]→[アプリ]から連携できます。アプリを連携すると、そのアプリのページに連携済みのアカウント、組織、連携日が表示されます。
メールエディターで、リンクを設定するボタンまたはテキストを選択します。
[プロパティ]タブの[コンテンツ]で、[リンク先]を[URL]に設定したままにします。
URL項目の横にある[@]アイコンをクリックします。パーソナライズの追加パネルが開きます。
左側で、[アンケート]、[Webセミナー]、または[イベント]のグループからアプリを探します。次に、[Zoho Survey]、[Zoho Meeting]、[Eventbrite]などのアプリを選択します。
[アンケート一覧]や[イベント一覧]などの一覧ドロップダウンから、アンケート、Webセミナー、またはイベントを選択します。
挿入するタグをクリックします。例:
[アンケートタグ:SURVEYNAME]、[SURVEYURL]
[イベントタグ:TITLE]、[DATE]、[DESC]、[LOCATION]、[URL]
これらの機能はキャンペーンの種類に関連付けられなくなったため、1通のメール内で組み合わせて使用できます。1件のキャンペーンに、アンケート、イベント、Webセミナーの差し込みタグをまとめて含めることができます。各キャンペーンで1つの種類しか使用できなかった2.0では、このような組み合わせはできませんでした。
たとえば、業界団体は、今後のWebセミナーへの参加案内、年次大会の登録ページへのリンク、簡単なアンケートによるフィードバック依頼を、1通の会員向け最新情報メールで送信できます。
eコマースは、独立したキャンペーンの種類ではなくなりました。代わりに、メールエディターの[要素]内にeコマースセクションがあり、次の2つのコンポーネントを利用できます。
[商品]。ストアから選択した特定の商品を表示します。
[おすすめ]。おすすめの商品を表示します。
これらのコンポーネントは、[設定]→[連携]→[アプリ]で対応するストアを連携すると使用できます。対応しているサービスは、Shopify、WooCommerce、Zoho Commerceです。ストアの[設定]タブには、連携済みのストア、同期された商品、顧客、注文の件数、最終同期日時が表示されます。
メールエディターで[要素]をクリックし、eコマースまでスクロールします。
[商品]コンポーネントをメールにドラッグします。左側に商品のプロパティパネルが開きます。
[コンテンツ]で[商品の追加]をクリックします。ストアから同期されたすべての商品が表示されたeコマース商品ウィンドウが開きます。
追加する商品を探します。[検索]を使用するか、[作成日時]ドロップダウンで一覧を並べ替えます。
1件以上の商品を選択します。選択した商品は[選択済みの商品]タブに表示されます。最初から選び直すには、[クリア]をクリックします。
[商品の関連付け]をクリックします。
キャンペーンで利用できるeコマース機能は、開始時に選択した種類ではなく、使用するコンポーネントによって決まります。
たとえば、Shopifyで手作りキャンドルを販売する小規模店舗では、秋の新作商品を紹介する商品ブロックを毎月のニュースレターに追加できます。
Zoho Survey。キャンペーンでZoho Surveyの差し込みタグを使用すると、そのキャンペーンでアンケート専用レポートを利用できます。
eコマースキャンペーン。分析では、ストアから注文と売上のデータを取得し、Zoho Campaignsで実施中のeコマースキャンペーンと照合します。パフォーマンスデータは、標準のキャンペーンレポートで確認できます。
専用機能が通常のキャンペーン内で利用できるようになったため、Zoho Campaigns 3.0では、使用しているコンポーネントに基づいてキャンペーンを抽出できます。キャンペーンの種類による抽出も引き続き可能です。
[メール]に移動し、[新規作成]の横にあるフィルターアイコンをクリックします。メールのフィルターパネルが開きます。
キャンペーンの詳細で、次のいずれかを選択します。
[種類]。[通常]、[A/Bキャンペーン]、または[RSSキャンペーン]を選択します。A/Bテストが有効になっているすべてのキャンペーンを検索する場合に使用します。
[使用中のコンポーネント]。[Zoho Survey]、[Zoho Meeting]、[Zoho Backstage]、[Zoho Commerce]、[SurveyMonkey]、[Eventbrite]など、1つ以上のアプリを選択します。
条件を[次のいずれかと等しい]のままにするか、ドロップダウンから変更します。
[適用]をクリックします。
キャンペーン一覧には条件に一致するキャンペーンのみが表示され、有効なフィルターが一覧の上部に表示されます。例:「使用中のコンポーネントが次のいずれかと等しい:Zoho Survey」。フィルターを解除するにはフィルターの[x]をクリックし、すべてのフィルターを解除するには[クリア]をクリックします。
たとえば、アンケートを含むすべてのキャンペーンを検索するには、[使用中のコンポーネント]で抽出し、[Zoho Survey]を選択します。
Zoho Formsは、独立したキャンペーンの種類ではなくなりました。受信者をフォームに誘導するには、通常のキャンペーンを作成し、Zoho FormsのリンクをCTAまたはハイパーリンクとしてメール本文に追加します。
たとえば、市の公園管理部門では、季節のお知らせメールにサマーキャンプの申し込みフォームへのリンクを追加できます。
シンプル。開始前にキャンペーンの種類を決める必要はありません。
柔軟。同じキャンペーンで複数の機能を利用できます。
状況に応じた表示。連携サービスや使用中のコンポーネントに合ったツールが表示されます。
かんたん検索。キャンペーンに実際に含まれる内容で絞り込めます。
拡張にも対応。新しい機能は、キャンペーンの種類を追加することなく、機能やコンポーネントとして導入できます。