Zoho Creator アプリケーションはクラウドベースで、OS に依存せず Web ブラウザーからエンドユーザーが利用でき、デスクトップ、ノートパソコン、モバイル、タブレットに対応しています。ユーザーは付与された権限に基づいてアプリケーションにアクセスし、フォーム、レポート、ページなどのコンポーネントを操作できます。また、Zoho Creator やスタンドアロンの Creator アプリケーションなどのネイティブアプリをスマートフォンやタブレットにインストールして、最適化された操作体験を得ることもできます。モバイルまたはタブレットのブラウザーからアクセスした場合、アプリケーションはネイティブアプリに近い(PWA)形式の画面で表示され、シンプルな操作でインストール不要のクイックアクセスが可能です。
Zoho Creator アプリケーションを複数利用している場合、ブラウザーダッシュボードの検索バー内にあるドロップダウンを使ってアプリケーションを絞り込むことができます。あらかじめ用意されたフィルターは、デスクトップおよびノートパソコンからアクセスした Web ブラウザーでのみ利用できます。利用可能なフィルターは次のとおりです。
エンドユーザーは、共有されたリンクからアプリケーションにアクセスでき、そのリンクは Web ブラウザーで開かれます。ユーザーには、アプリケーションで行う業務の範囲に応じて異なる権限セットが割り当てられます。ユーザーは、アプリケーションの構成と共有設定に応じて、デスクトップまたはノートパソコンのブラウザーから次の方法でアプリケーションにアクセスできます。
アプリケーションを開発している間でも、すぐに本番モードに切り替えて、エンドユーザーから見た動作を確認できます。本番アプリケーションに切り替えるには、デザインページ右上のこのアプリケーションにアクセスボタンをクリックします。これにより、エンドユーザーと同じようにフォーム、レポート、ページを操作できます。
サポートされているブラウザー
Zoho Creator は、次のような一般的な最新 Web ブラウザーで利用できます。対象ブラウザー:
- Google Chrome バージョン 94 以上
- Mozilla Firefox バージョン 102 以上
- Safari バージョン 13 以上
- Microsoft Edge バージョン 111 以上
- Ulaa 2.41+(Chromium 146+)
メモ:TLS(Transport Layer Security)1.0 および 1.1 のサポートは終了しました。
詳細はこちら。
2.1.2. モバイルまたはタブレットのブラウザーでアプリにアクセスする
Zoho Creator アプリケーションにスマートフォンまたはタブレットのブラウザーからアクセスすると、自動的に Progressive Web App(PWA)として表示されます。PWA 対応により、Zoho Creator はスマートフォンやタブレットのブラウザー上で、カメラ、位置情報、ファイルアップロード、QR/バーコードスキャンなどのデバイス機能へのアクセスといった、ネイティブアプリに近い機能を提供し、ブラウザーでの操作体験を向上させます。ユーザーはアプリケーションをホーム画面に追加して、インストール不要で素早くアクセスすることもできます。
アプリオーナーにとって、PWA はプラットフォームに依存しない迅速な配布手段となり、Web ブラウザーをサポートするあらゆるデバイスからユーザーがアプリケーションにアクセスできるようにします。
ただし PWA はネイティブモバイルアプリの代替ではありません。ネイティブアプリの方が、より深いデバイス連携や高いパフォーマンス、プッシュ通知や高度なモバイル操作などの機能を提供できます。PWA は、アプリケーションへの追加のアクセス手段として検討してください。
メモ:
- PWA からもデバイス機能にアクセスできますが、利用できる範囲は実行しているブラウザーの機能に依存します。
- ブラウザーメニューで「PC 版サイト」などのオプションを有効にすると、PWA は無効になり、通常のブラウザーアプリケーションとして表示されます。
サポートされているネイティブ機能
- QR コードおよびバーコードスキャンを有効にして、スキャンによるフォーム項目へのデータ入力を可能にします。このプロパティは、1 行テキスト、複数行テキスト、メール、URL、数値、パーセント、通貨、小数の各項目で利用できます。
- 画像、動画、ファイルアップロード項目にアクセスする際、iOS の「ファイル」アプリやローカルストレージからファイルをアップロードできます。
- カメラの切り替え(インカメラ/アウトカメラ)、タイマーの有効化、デフォルトカメラの設定、プレビューの表示、撮影後にフォームを送信するオプションなどを利用して画像をアップロードできます。
PWA をデバイスのホーム画面に追加する
ユーザーは Zoho Creator アプリをデバイスのホーム画面に追加し、ネイティブアプリに近い操作体験を得ることができます。このオプションはアプリ単位でも利用でき、特定の Creator アプリケーションをホーム画面に追加することも可能です。
- iOS ユーザーが Safari ブラウザーでアプリにアクセスすると、共有シートにホーム画面に追加オプションが表示されます。
- Android ユーザーが Google Chrome または Mozilla Firefox でアプリにアクセスすると、ブラウザーのメニューにホーム画面に追加オプションが表示されます。初回ユーザーには、ブラウザー下部にZoho Creator をホーム画面に追加オプションも表示されます。
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ユーザーが特定の Creator アプリケーションの
ポータルに Google Chrome または Mozilla Firefox からアクセスすると、サインインページにそのアプリをホーム画面に追加するオプションが表示されます。さらに、このオプションはモバイルブラウザーの
その他 (
) メニューにも表示されます。
ブラウザーのメニューからホーム画面に追加を選択すると、ネイティブアプリのインストールとショートカットの作成オプションが表示されます。インストールをクリックして、PWA Creator アプリケーションをホーム画面に追加します。
2.2. ネイティブアプリケーションをインストールする
Zoho Creator ネイティブアプリを使用すると、ユーザーはすべての Creator アプリケーションにスマートフォンやタブレットからアクセスして管理できます。ネイティブアプリをインストールすると、カメラ、位置情報、通知などのデバイス機能との連携が強化され、最適化された操作体験が提供されます。
アプリ所有者は、Zoho ユーザーと非 Zoho ユーザーの両方向けにアプリケーションを設計できます。
- Zoho ユーザーはアプリをインストールし、自分の Zoho アカウントの認証情報でサインインします。
- ポータルユーザー(外部ユーザー)は、Zoho アカウントを必要とせず、ポータル専用の認証情報でアプリをインストールしてサインインします。
メモ:スマートフォンおよびタブレットでは、Creator は iOS と Android の両方に対応しています。Android アプリはバージョン 6.0 以上、iOS アプリはバージョン 16 以上が必要です。
Zoho アカウントを持つ社内ユーザーとポータルユーザー向けに専用のモバイルアプリが用意されており、それぞれのアプリストアからダウンロードできます。
| Android デバイス: Google Play ストア |
iOS デバイス: App Store |
| Zoho アカウントユーザー |
ポータルユーザー |
Zoho アカウントユーザー |
ポータルユーザー
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スタンドアロンアプリケーション
アプリ所有者は、特定の Zoho Creator アプリケーションを
新しいモバイルアプリを作成オプションを使用してスタンドアロンのモバイルアプリとしてパッケージ化し、アプリストアに公開できます。これにより、独自の名前とアイコンを持つ専用アプリが作成され、ユーザーは Zoho Creator モバイルアプリを使用せずに、そのアプリケーションだけを直接インストールして利用できます。
スタンドアロンアプリは、次の 2 通りの方法で作成できます。
- 標準アプリケーション:Web 上の Zoho Creator で構築したアプリケーションを、組み込みオプションでほぼ設定不要のまま直接パッケージ化し、ブランド化されたモバイルアプリとしてすばやく公開できます。
- SDK アプリケーション: SDK(ソフトウェア開発キット)を使用すると、追加のカスタマイズを行い、公開前のモバイルアプリに対して高度な設定や連携、制御を行いながらアプリケーションを構築できます。
いずれの方法でも、ユーザーは自分の認証情報でサインインし、設定された権限に基づいてアプリケーションにアクセスできます。
メモ:ネイティブアプリケーションには、Zoho Creator アプリ、Zoho Creator ポータルアプリ、およびスタンドアロンアプリケーションが含まれます。
2.3. ポータルユーザーとしてアプリにアクセスする
ポータルは、Zoho アカウントを持たないユーザーがアプリケーションにアクセスするための、安全で専用の操作画面を提供します。ユーザーはポータルの認証情報で認証され、設定されたポータル権限に基づいてアクセスが制限されます。これにより、顧客やベンダーなどの外部ユーザー向けにポータルを利用できます。
ブラウザー経由でアクセスする
ポータルユーザーは、Web ブラウザーからポータル固有の URL にアクセスしてアプリケーションを利用できます。サインイン後、ユーザーはポータルのホームページに移動し、そこで自分と共有されているすべてのアプリケーションが、設定された権限に基づいて表示されます。
ネイティブアプリ経由でアクセスする
Zoho Creator Portal アプリを使用する場合、ユーザーはポータル URL を入力し、自分の認証情報でサインインする必要があります。各ポータルには固有の URL があるため、アプリでは一度に 1 つのポータルにのみアクセスできます。別のポータルに切り替えるには、一度ログアウトしてから、そのポータルの URL を使用して再度サインインする必要があります。
スタンドアロンモバイルアプリは、特定の 1 つのポータル専用で、そのポータルにのみアクセスできます。これらのアプリにはポータル情報があらかじめ設定されているため、ユーザーはポータル URL を入力せずに直接サインインできます。管理者は、
新しいモバイルアプリを作成機能を使用してスタンドアロンアプリを作成し、ポータルユーザーにとってよりスムーズな操作体験を提供できます。
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- ポータルについて
- モバイル SDK の設定
- リブランドモバイルアプリについて
- モバイルアプリとモバイル SDK の制限事項