データをインポートしてアプリケーションを作成する

データをインポートしてアプリケーションを作成する

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1. データ元ファイルの準備

Zoho Creator では、以下の形式でのデータインポートに対応しています。ただし、スムーズにインポートできるよう、以下のガイドラインに沿ってデータを準備することをおすすめします。

スプレッドシートおよび表形式データからのインポート

Zoho Creator では、.xls、.xlsx、.xlsm、.csv、.tsv、.ods 形式からのデータインポートに対応しています。データインポートのガイドラインは次のとおりです。

  • ファイル内のデータは UTF-8 でエンコードされている必要があります。
  • インポートしたデータに基づいてアプリケーションが作成されます。
  • インポート対象とする各シートまたはテーブルには、少なくとも 2 行のデータが含まれている必要があります。これを満たさない場合、そのシートまたはテーブルは検出されません。
  • ファイル内の各シートは、インポート画面ではテーブルとして扱われ、アプリケーション内ではフォームとして作成されます。
  • 各行はレコードになり、各列はフィールドになります。そのため、シート内の各行および列内のセルには、同種のデータを配置してください。
  • 列ヘッダーは 1 行にまとめて配置してください。その前にいくつか空行があっても問題ありません。インポート画面で行を削除できます。
  • 空行もインポートされます。ファイルをアップロードする前に削除するか、インポート画面の機能を使って管理してください。
  • すべてのスプレッドシートから空の列を削除してください。ただし、インポート画面でインポートしたくない列の選択を解除することもできます。
  • Excel ファイル内の数式もインポートできます。
  • スプレッドシートファイルで定義されているデータ検証は、対応するフォームの「検証時」ワークフローブロック内の Deluge スクリプトとして変換されます。
  • サブフォームデータをインポートする場合:親データと子データは別々のスプレッドシートに分けておく必要があります。親データを含むシートは「親テーブル」または「メインフォーム」と呼ばれ、子データを含むシートはその「サブフォーム」と呼ばれます。
  • 電話番号をインポートする場合:Zoho Creator の「電話番号」フィールドでは、有効な国際電話番号を取得できます。そのため、データをインポートする際は、各電話番号に次の要素が含まれている必要があります。
    • 「+」記号と有効な国際電話の国コード。あるいは、インポート画面で提供されている電話番号の標準化操作を使用して、この部分を自動的に補完することもできます。この操作では、同じシート内の別の列にある国データに基づいて国コードが自動的に付与されます。
    • 有効な市外局番(米国やイギリスなどの国に該当)
    • その国の規則に従った桁数の電話番号
  • 制限事項:
    • 1 つのセルに入力できる文字数は最大 65,536 文字です。
    • 1 つのシートに含められる列数は最大 70 列です。
    • アカウントが Zoho の米国データセンターに属している場合、ファイルサイズは最大 100 MB まで、それ以外のデータセンターに属している場合は最大 10 MB までアップロードできます。

データベースファイルからのインポート

Zoho Creator では、.accdb および .mdb ファイルからのデータインポートに対応しています。データインポートのガイドラインは次のとおりです。

  • インポートしたデータに基づいてアプリケーションが作成されます。
  • データベースファイル内の各テーブルは、アプリケーション内のフォームとして作成されます。
  • サブフォームデータをインポートする場合:親データと子データは別々のテーブルに分けておく必要があります。親データを含むテーブルは「親テーブル」または「メインフォーム」と呼ばれ、子データを含むテーブルはその「サブフォーム」と呼ばれます。
  • 電話番号をインポートする場合:Zoho Creator の「電話番号」フィールドでは、有効な国際電話番号を取得できます。そのため、データをインポートする際は、各電話番号に次の要素が含まれている必要があります。
    • 「+」記号と有効な国際電話の国コード。あるいは、インポート画面で提供されている電話番号の標準化操作を使用して、この部分を自動的に補完することもできます。この操作では、同じシート内の別の列にある国データに基づいて国コードが自動的に付与されます。
    • 有効な市外局番(米国やイギリスなどの国に該当)
    • その国の規則に従った桁数の電話番号
  • 制限事項:
    • 1 つのセルに入力できる文字数は最大 65,536 文字です。
    • 1 つのテーブルに含められる列数は最大 70 列です。
    • アカウントが Zoho の米国データセンターに属している場合、ファイルサイズは最大 100 MB まで、それ以外のデータセンターに属している場合は最大 20 MB までアップロードできます。

.ds ファイルのインポート

DS は、アプリケーションの構造を保存するための Zoho Creator 独自のファイル形式です。.ds ファイルにはデータは含まれません。詳細はこちら

2. Zoho Creator へのファイルのアップロード

  1. Zoho Creator のホームページに移動します。Solutionsタブに移動し、右上にあるソリューションを作成ボタンをクリックします。
  2. 3 種類のソリューションが表示されます — アプリケーション、BI & 分析、Integration flows です。アプリケーションの選択するボタンをクリックします。
  3. アプリケーションを作成する方法が表示されます:最初から作成、ギャラリーから作成、ファイルからインポートの 3 通りです。ファイルからインポートの下にあるインポートするボタンをクリックします。
  4. 対応しているファイル形式のいずれかで用意したデータをアップロードします。ファイルは次の場所から取得できます:
    • デバイスのローカルストレージ
    • URL - 公開アクセス可能な直接ダウンロードリンク
    • クラウドサービス - Google Drive、Box、OneDrive、Dropbox、Zoho Docs


  5. インポートによるアプリケーション作成処理がバックグラウンドで進行している間も、完成したアプリケーションを使用したり、インポートのステータスを表示したりできます。 ポップアップボックスで Access Application ボタンをクリックすると、アプリケーションの有効なバージョンにアクセスできます。


    • インポートのステータスは、表示する インポートする ステータスボタンをクリックして確認できます。

    •   

      [表示する インポートする ステータス] への移動

      Recent Imports タブには、すべてのインポートのステータス、インポートされたデータの合計件数、成功データと失敗データの件数が表示されます。
      Notes
      メモ: インポートステータスは、インポート完了時刻から 24 時間のみ利用できます。

      1. レポート右上のハンバーガーメニューをクリックし、インポートするを選択します。
          

      2. 表示されたウィンドウでRecent Importsタブをクリックし、成功および失敗したインポートのステータスを表示します。インポートステータスは、Import progressポップアップでも確認できます。

      Notesメモ: インポート時に失敗したデータは、そのデータの横に表示されるダウンロードアイコンをクリックすることで、CSV 形式でダウンロードできます。これは、失敗データの件数が合計データ件数の 25 パーセント未満の場合にのみ実行できます。


      1. 失敗したインポートを含むデータをクリックすると、失敗の理由が次のように表示されます。

      Notes
        メモ : インポートするデータが、初期設定および設定済みの検証ルールに準拠していることを確認し、エラーのないインポートを行ってください。  


        制限事項  

      • CSV ファイルのサイズ上限は 2 GB です。その他のファイル形式のサイズ上限は 100 MB です。

      • 100 MB を超える CSV ファイルは、ローカルファイルからのみインポートできます。クラウドや URL からはインポートできません。

      • 最初の 3,000 件のデータが正常にインポートされなかった場合、残りのインポート処理も停止されます。

      • ドロップダウン、ラジオボタン、複数選択、チェックボックスなどの選択項目は、100 MB を超えるファイルからアプリケーション/フォームを作成する場合は利用できません。

      • データをインポートしてアプリケーションを作成する場合、アプリケーションの構造が作成されるまで Access Application ボタンは表示されません。この処理は数秒以内に自動的に行われ、その後ボタンが利用可能になり、ユーザーは新しく作成されたアプリケーションにアクセスできるようになります。

Zoho Creator はファイルを読み取り、インポートインターフェイスのDesignタブに移動します。

3. インポートインターフェイス

インポートインターフェイスには、Design と Data の 2 つのタブがあります。

 Design タブには、データの実際のデータモデルが表示されます。つまり、ファイル内のテーブル、各テーブルに含まれる列、各列にマッピングされた項目タイプ、およびテーブル間のリレーションが表示されます。Data タブにはデータが表示され、インポート予定データをフィルター、絞り込み、クレンジングするためのさまざまなスマート機能が提供されます。

現在、クレンジング、精査、テーブルの再構成 などのデータ変更機能は、20 MB 未満のファイルでのみ利用できます。

インポートインターフェイスには、直前の 10 回分までの変更を元に戻す/やり直す機能もあります。これらの操作は、標準的なキーボードショートカットでも実行できます。これらの操作は、削除またはリセットされたリレーションには影響しません。

 

    • フィールドタイプを変更する: [フィールドタイプ]セクションの下にあるドロップダウンから、目的のフィールドタイプを選択します。

Notes メモ: 複合フィールド [名前] および [住所] の場合、サブフィールドのマッピング用セクションが表示されます。[名前]フィールドでは「名」「姓」「接尾語」、[住所]フィールドでは「住所行 1」「住所行 2」「市区町村/地区」が表示されます。これらのフィールドを、目的の列にマッピングできます。名前と住所のインポートの詳細については、名前および 住所 データのインポートに関するヘルプを参照してください。

.  
    • フィールドプロパティを変更する: [フィールドプロパティ]セクションで、変更可能な設定の一覧を確認できます。フィールドタイプに応じて、フィールドプロパティで利用できる設定は、下表のように異なります。

 

フィールドタイプ

フィールドプロパティ

初期値

開始値

初期選択肢

最大文字数

最大桁数

小数点以下桁数

必須

重複を許可しない

個人データを含む

データを暗号化

健康情報を含む

名前

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メール

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住所

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電話番号

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単一折れ線グラフ

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複数折れ線グラフ

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日付

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番号

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ドロップダウン

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ラジオボタン

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複数選択

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チェックボックス

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判定ボックス

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リッチテキスト

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URL

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パーセント

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通貨

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小数

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日付 - 時間

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時間

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サブフォーム

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ルックアップ(複数選択)

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ルックアップ(単一選択)

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自動採番

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✗

✗

✗

 

6. フォーム間のリレーションシップの作成と管理

アプリを作成するためにファイルをインポートすると、Zoho Creator はファイル内のテーブル間のリレーションシップを検出します。インターフェイスでは、ルックアップ項目とサブフォーム項目を使用して、インポートするテーブル間のリレーションシップを作成および管理できます。

[デザイン]タブからも、リレーションシップを表示および管理できます。

  • 左上付近の[リレーションシップを表示]ドロップダウンを使用して、テーブルごとのリレーションシップを表示します。
    • すべてのテーブルオプションが既定で選択されています
    • テーブルを選択すると、そのテーブルと関連付けられているすべてのテーブルが表示されます
  • [削除]ボタンを使用して、選択したテーブルのすべてのリレーションシップを削除します。ドロップダウンですべてのテーブルが選択されている場合は、代わりに[すべて削除]ボタンが表示されます。
  • すべてのテーブルが選択されていて、既存のリレーションシップに変更を加えた場合は、[すべてリセット]ボタンも表示されます。このボタンを使用すると、すべてのテーブルのリレーションシップを元の状態にリセットできます。

7. 特定の項目へのデータのインポート

Zoho Creator には多くの項目タイプがあり、それぞれ特定の種類のデータを取得するためのものです。アプリを作成するために Zoho Creator にデータをインポートすると、すべての列に対して適切な項目タイプが自動的に設定されます。列の項目タイプを変更するには、次の操作を行います。

  1. 対象の列の横にある下向き矢印をクリックし、[項目をカスタマイズ]を選択します。
  2. 項目タイプに必要な値を設定します。メモの追加、連携、ファイルアップロード、音声、動画、画像、署名以外のすべての項目タイプにデータをインポートできます。

次のセクションを参照してください。

サブフォーム データのインポート

Zoho Creator では、サブフォームはマスター・詳細関係にあるデータを管理するのに最適なフィールドです。たとえば、受注管理のシナリオでは、注文と注文明細はマスター・詳細、つまり親子関係にあり、1 件の注文に複数の明細を含めることができます。

テーブル内のデータに子データが含まれていることを Zoho Creator に知らせ、アプリケーション内で(メインフォームの)サブフォームとして作成するには、次の操作を行います。

  1. 対象のテーブルの横にある下向き矢印をクリックし、[サブフォームにする]を選択します。
  2. 親データを含むテーブルを選択します。このテーブルが、インポート後の親(メイン)フォームになります。
  3. メインフォーム内で各行を一意に識別する列を選択します。
    メモ: ルックアップフィールドとして設定されている列は、このドロップダウンには表示されません。[デザイン]タブに移動してルックアップによる関連付けを削除してから、もう一度この手順を実行してください。
  4. 現在のテーブルで、親行を識別する列を選択します。

名前のインポート

Zoho Creator では、名前は敬称、名、姓、敬称(後置)のサブフィールドから構成される複合フィールドです。名前のインポートは、次の両方のケースに対応しています。

ケース 1: フルネームが 1 つの列に含まれている場合は、次の操作を行います。

  1. 名前データを含む列を選択します。
  2. その列の横にある下向き矢印をクリックし、[フィールドをカスタマイズ]を選択します。
  3. [フィールドの種類]を[名前]に設定します。列ヘッダーに[分割]アイコンが表示されます。
  4. [分割]アイコンをクリックします。システムは次のように名前を分割します。
    • 空白文字を区切りとして使用し、この順序で敬称、名、姓、敬称(後置)に分割します。
    • Mr. 、Ms. 、Mrs.のみが敬称として認識されます。敬称を識別するには、末尾のピリオド(.)が必須です。

ケース 2: 名前が複数の列に分かれている場合は、次の操作を行います。

  1. 名データを含む列を選択します。
  2. その列の横にある下向き矢印をクリックし、[フィールドをカスタマイズ]を選択します。
  3. [フィールドの種類]を[名前]に設定します。この列は[名]サブフィールドにマッピングされます。
  4. その他のサブフィールドデータを含む列を選択します。

住所のインポート

Zoho Creator では、住所は住所行 1、住所行 2、市区町村/地区、都道府県/州、郵便番号、国のサブフィールドから構成される複合フィールドです。住所のインポートは、次の両方のケースに対応しています。

ケース 1: 完全な住所が 1 つの列に含まれている場合は、次の操作を行います。

  1. 住所データを含む列を選択します。
  2. その列の横にある下向き矢印をクリックし、[フィールドをカスタマイズ]を選択します。
  3. [フィールドの種類]を[住所]に設定します。列ヘッダーに[分割]アイコンが表示されます。
  4. [分割]アイコンをクリックします。システムはカンマ(,)を区切りとして住所データをサブフィールドに分割します。最初のカンマより前にあるすべてのテキストが住所行 1 と見なされ、その後も同様に割り当てられます。

ケース 2: 住所が複数の列に分かれている場合は、次の操作を行います。

  1. 住所データを含む列を選択します。
  2. その列の横にある下向き矢印をクリックし、[フィールドをカスタマイズ]を選択します。
  3. [フィールドの種類]を[住所]に設定します。この列は[住所行 1]サブフィールドにマッピングされます。
  4. その他のサブフィールドデータを含む列を選択します。

電話番号のインポート

  1. 電話番号を含む列を選択します。
  2. その列の横にある下向き矢印をクリックし、[フィールドをカスタマイズ]を選択します。
  3. [フィールドの種類]を[電話番号]に設定します。

ブール値データのインポート

ファイル内のテーブルには、true/false、0/1、はい/no、Y/N などの値を格納する列が含まれている場合があります。これらはブール値と呼ばれます。Zoho Creator では、このようなデータを保存するために[判定ボックス]フィールドを使用します。

列に「true」と「false」の値のみが含まれている場合、Zoho Creator は自動的にその列を判定ボックスフィールドに関連付けます。それ以外のブール値の場合、Zoho Creator はその列を[ラジオボタン]フィールドに関連付けます。列にブール値データが含まれていることを Zoho Creator に知らせるには、次の操作を行います。

  1. 対象の列を選択し、[フィールドをカスタマイズ]をクリックします。
  2. [フィールドの種類]を[判定ボックス]に設定します。Zoho Creator により、その列に含まれるブール値が一覧表示されます。
  3. どの値を[true]、どの値を[false]として扱うかをマッピングします。
  4. 必要に応じて、作成されるフィールドの[初期値]プロパティを設定します。

8. データのクレンジング

データを並べ替える

列を基準に、テーブル内のデータを昇順または降順に並べ替えることができます。適用した並べ替え順は、作成されるアプリケーションには引き継がれません。これは、必要な順序でデータを表示できるようにするためです。データの並べ替えは、その後に行うデータの精査操作を実行する前の準備として役立ちます。

データを並べ替えるには:

  1. 対象の列の下向き矢印をクリックします。
  2. 必要な並べ替え順を選択します。

行を削除する

インポート画面では、テーブルから行を削除できます。アップロードした表計算シートの先頭に空白行がある場合や、特定の条件を満たす行(データをフィルターして抽出できます)を削除したい場合などに、行を削除する必要が生じることがあります。

  1. 1つまたは複数のデータを選択します。
  2. 右クリックし、行を削除を選択します。削除された行数を示すバナーが表示されます。

ヒント:インポート画面では、変更を元に戻すおよびやり直すことができます(一定回数まで)。

データをフィルターする

テーブル内のデータをフィルターすると、その後に行うデータの精査操作を実行する前の準備として役立ちます。フィルターされたデータのみが、作成されるアプリケーションにインポートされます。テーブル内のデータをフィルターするには:

  1. 対象のテーブルを選択します。
  2. フィルターをクリックします。
  3. 必要な条件を設定します。条件は最大20個のサブ条件を含めることができます。

データの検索と置換

テーブル全体または特定の列の中から値を検索し、別の値に置き換えることができます。このオプションはDataタブで利用できます。


9. テキスト変換

テキスト変換を使用すると、列内の文字の大文字・小文字を標準化し、 列内のデータを統一できます。

 

テキストを変換するには:

 

  1. Dataタブ で、テキストを統一したい 列の横にある下向き矢印をクリックします。

 

  1. Text transform をクリックし、好みに応じてto Upper case、to Lower case、to Sentence caseのいずれかの大文字・小文字形式を選択します。

 

  1. 必要に応じて、データ内の HTML エンティティを対応する HTML の特殊文字にデコードすることもできます。HTML の予約済み文字「 < 」は、それぞれの項目「&lt;」に置き換えられます。この操作は、 Unescape HTML entities オプションを使用して完了できます。たとえば、式 &lt;pre&gt; は、 <pre> Unescape HTML entities を適用するとデコードされます。

10. データの精査

インポート画面では、次のようなスマートなデータ精査操作を利用できます。

  • 表記ゆれの修正 - スペルの不整合やタイポを検出できます。文字数、発音、文字の繰り返しがほぼ同じ値をクラスターとして表示します。クラスター内の値は、提案された値、または任意の値に一括で変更できます。
  • 欠損値の修正 - 列に空のセルが含まれているかを検出し、次のいずれかの方法で修正できます。
    • 空のセルを、直前の行にある値で埋める
    • 空のセルを、任意の値で埋める
    • 空のセルを、その列で最も多く出現する値で埋める
    • その列に値がない行を削除する
  • 列の分割 - 1 つの列内のデータを 2 つに分割できます。分割に使用する区切り文字(空白、カンマ、ハイフンなど)を指定する必要があります。
  • 列の結合 - 2 つ以上の列のデータを、選択した順序で結合できます。必要に応じて、値または列の間に挿入する区切り文字(空白、カンマ、ハイフンなど)を指定できます。結合後の値はプレビューで確認できます。
  • 探索 - 列内の値の出現頻度分布を表示します。これにより、データを検索と置換で更新するか、表記ゆれの修正操作を使用して更新するかを判断できます。
  • 電話番号の標準化 - 電話番号を国際規格 E.164 形式に標準化できます。次のいずれかを実行できます。
    • 選択した列内のすべての電話番号に、特定の国の国際電話コードを付加する。たとえば、国として United States を選択した場合、選択した列内のすべての電話番号の先頭に +1 が付加されます。同様に、Australia に関連付けられた電話番号には +61 が付加されます。
    • 同じシート内の別の列にある国情報に基づいて、その国の国際電話コードを付加する。国データは、国名、または ISO 3166 の 2 文字/3 文字の標準コードである必要があります。たとえば、ある行で電話番号列に「222-555-019」、国列に「United States」とある場合、「+12225550191」に変換されます。

  • 重複行の修正 - シートまたはテーブル内の 1 つ以上の列にまたがる重複データを検出し、削除できます。削除対象として残った重複データについて、行を含める/除外することができます。行を除外すると、その行はグレー表示されて保持され、残りの重複行のみが削除されます。次の GIF は、データを含める/除外する操作の様子を示しています。
    • 完全一致は、選択した列で大文字・小文字を区別して同一の値を含む行を検索します。
    • 類似一致は、選択した列で、大文字・小文字、句読点、単語の順序、空白の違いを除けば同様の値を含む行を検索します。
    • あいまい一致は、選択した列で、タイポ、発音上の類似、転置ミス(「ei」と「ie」のように文字の順序が入れ替わる誤り)などを除けば類似した値を含む行を検索します。
    • テキスト型および電話番号型の列では、完全一致、類似一致、あいまい一致のいずれかで重複を検索できます。
    • 数値、日付、時刻、日付-時刻の項目タイプに対応付けられた列では、3 種類の一致方法はいずれも同じ重複クラスターを表示します。
    • 目的の重複クラスターを選択すると、対応する行が左側に表示されます。その中から 1 行をマスターデータとして設定でき、UI 上で強調表示されます。
    • [重複を削除]ボタンをクリックすると、各クラスターのマスターデータと、除外した行を除くすべての行が削除されます。次の GIF は、インポート画面で完全一致の重複データを削除する様子を示しています。


11. テーブルの再構成

大量のデータをインポートしてアプリケーションを作成する場合、[テーブルの再構成]を使用すると、データを損失することなく、関連する小さなテーブルに分割できます。これらの小さなテーブルには、それぞれ最小限の関連情報のセットが含まれます。データの冗長性に基づいて、テーブル設計が自動的に提案されます。たとえば、名前、チーム、勤務先、電話番号の列を含む従業員データのテーブルをインポートしてアプリケーションを作成する場合を考えます。チームと勤務先の列は、従業員ごとに同じ値が繰り返されます。再構成を行うと、繰り返し値を持つチームと勤務先の列を別のテーブルに分離するように提案され、これらの列は元のテーブルへのルックアップ関係として追加されます。これらのテーブルは、アプリケーション作成時には個別のフォームとして扱われます。提案された構造や元の構造は、必要に応じて変更することもできます。
Notes
メモ:
- [テーブルの再構成]は、20 MB を超えるファイルでは利用できません。
- データを再構成するには、最低 4 列が必要です。
- 複数のシートを含むスプレッドシートファイルでは、[テーブルの再構成]は利用できません。
- 列に項目のカスタマイズを設定している場合、テーブルを再構成してもその設定は保持されます。
テーブルを再構成するには:
  1. [データ]タブで、[テーブルの再構成]をクリックします。


  2. [再構成を続行]をクリックします。また、[データの調整]をクリックして再構成の前にデータを調整することもできます。[データの調整]
  3. Notes メモ: データの調整は、欠損値や表記ゆれの修正、列の分割/結合、重複行の削除、アップロードデータ内の電話番号の標準化などを行うことで、より正確な提案を得るために、テーブルを再構成する前に実施することを推奨します。


  4. データを小さなテーブルに分割した構造が自動的に提案されます。ドロップダウンを使用して、提案された構造と元の構造を切り替えます。
  5. Notes メモ:
    - [元の表示]は、アップロードしたファイルのデータ構造を、そのまま 1 つのテーブル構造(リレーションなし)として表示します。これにより、自分で構造を手動作成できます。
    - [提案された表示]は、元のテーブルをルックアップ関係を持つ複数の小さなテーブルに分割した、自動提案されたデータ構造を表します。


    提案された表示でデータを小さなテーブルに分割すると、一部のテーブルに新しい列が挿入されている場合があります。これらの列には一意の ID 番号が含まれており、次のような条件で自動作成されます。

    - 主キーとして扱える列が存在しないテーブルの場合。主キーとは、テーブル内の各行を一意に識別する列です。たとえば、名前と生年月日の 2 列のみを持つテーブルを考えます。この 2 列だけでは、各データを一意に識別できないため主キーとして使用できません。このデータを主キーで一意に管理し、他のテーブルと関連付けるために、一意の ID を持つ列が自動作成されます。

    - テーブル内のある列に重複する値がある場合、その列は再構成後に一意の値にまとめられ、それぞれに ID が自動作成されます。この自動作成された列は、他のテーブルとのマッピングに使用されます。
    Notes メモ: ID を持つ自動作成列は、そのテーブル内に主キーとして使用できる列が存在する場合は挿入されません。


  6. テーブル名をクリックして、名前を変更します。


  7. 列をドラッグ&ドロップして、テーブルの設計を変更します。これにより、そのフォーム内の項目の表示順序が変更されます。

  8. 列を別のテーブルにドラッグ&ドロップして、列をテーブル間で移動します。


  9. 列をテーブルの外にドラッグ&ドロップして、新しいテーブルを作成します。ポップアップで、元のテーブルに選択した列とのルックアップを作成する場合は、[元のテーブルにルックアップ列を作成]チェックボックスを選択し、[作成]をクリックします。


  10. 行った構造の変更を元に戻すには、[リセット]をクリックします。選択している表示に応じて、構造が元に戻されます。たとえば、提案された表示を選択している場合は、最初に提案された構造に戻ります。


  11. 構造を確認したら、[再構成]をクリックします。
Notes
メモ:
- テーブルを再構成した後は、構造を変更できません。
- 提案されたテーブル構造に再構成した後、主キーと判定された列については、項目プロパティ[必須]と[重複なし]がデフォルトで有効になります。ただし、主キー列を含むテーブルに列を追加したり、主キー列をそのテーブルから分離した場合、その列はもはや主キーとは見なされず、再構成後はこれらのプロパティは有効になりません。


12. Zia によるスマート提案

Zia(Zoho のインテリジェントアシスタント)は、アップロードされたファイル内のデータに存在する可能性のある問題に基づいて、提案を行います。Zia は、次のような一部の問題に対して提案を提供します。

  • テーブルレベルでの重複行
  • データの不整合
  • 複数のデータ型の混在
  • 欠損値
  • 標準化されていない電話番号
  • 標準化されていない名前と住所
  • 標準化されていない日付/日時/時刻
  • エスケープされていない HTML エンティティを含むデータ
  • 引用符で囲まれた値

[スマート提案]ボタンをクリックすると、Zia の提案が一覧表示されたスライダーが表示されます。上記の各問題は検出され、カードとして表示されます。


13. アプリケーションの作成

  1. データの確認と調整が完了したら、インポート画面の右上にある作成をクリックします。進行状況を示すポップアップが表示されます。
  2. ポップアップ内のData imported successfullyをクリックして、データインポートの概要を表示します。
  3. Access Applicationをクリックして、新しく作成されたアプリケーションにアクセスします。