Zoho Creatorで作成したアプリの利用

Zoho Creatorで作成したアプリの利用

Zoho Creatorとの連携機能を利用すると、Zoho Creatorで作成したアプリをZoho CRM内で利用できます。その際、「Webタブ」と呼ばれる機能を用います。Webタブは、任意のWebページやアプリのURLを指定し、タブの1つとして表示できる機能です。この機能を用いることで、Zoho Creatorで作成したアプリのURLを、Zoho CRMのタブとして表示できます。なお、Webタブにはアクセス権限を設定することが可能です。また、連携機能においては、Zoho Creatorで作成したアプリ内のデータと、Zoho CRMの標準タブ(見込み客、連絡先、取引先など)のデータを組み合わせて利用できます。さらに、Zohoサービスはシングルサインオンに対応しているため、Zoho CRMアカウントにサインインしていれば、Zoho Creatorのアプリにもそのまま同じアカウントでアクセスできます。

Zoho Creatorで作成したアプリをZoho CRMで利用するための連携手順について、例を通じて見てみましょう。たとえば、出張費を管理するためのアプリをZoho Creatorで作成したとします。出張費を特定の取引先に関連付けて管理するため、このアプリでは、Zoho CRMの[取引先]タブからデータを取得して表示するように設定します。このように、Zoho Creatorとの連携機能を用いると、Zoho CRMと連携した形で利用できるアプリを、ドラッグ&ドロップのかんたんな操作で作成できます。また、要件に応じて、Zoho独自のスクリプト「Deluge」(デリュージ)を用いることで、より高度な処理を設定することも可能です。

必要なプラン

  • Zoho CRMのプロフェッショナルプラン以上
  • Zoho Creatorの有料プラン(ユーザーが3人以上の場合のみ)

必要な権限と知識

以下では、Zoho CreatorアプリをZoho CRMで利用する際に必要な手順について、出張費管理アプリを例に説明します。

  • 手順1:Zoho Creatorでの出張費管理アプリの作成
  • 手順2:Zoho CRMと出張費管理アプリの連携の設定
  • 手順3:Zoho CRMでの出張費管理アプリの利用

手順1:Zoho Creatorでの出張費管理アプリの作成

  1. Zoho Creatorの画面を開きます。
    (Zoho CRMにサインイン済みの場合、Zoho Creatorアカウントに自動的にサインインできます)
  2. 出張費管理アプリを作成します。
  3. アプリの編集画面で、Zoho CRMの[取引先]タブから取得したデータを一覧表示して選択できるようにするための項目を追加します。このために、該当の項目における処理用のスクリプトを、以下のように記述します(以下の例では、「Accounts_From_CRM」が該当の項目の名前を表しています)。
    accountsList = zoho.crm.getRecords('Accounts');
    for each account in accountsList
    {
    Accounts_From_CRM.add(account.get('Account Name'));
    }


  4. 出張費管理アプリを必要なユーザーに共有します。
Notes
注:
  1. Zoho Creatorの無料プランでは、ユーザーを2人まで、アプリを3つまで追加できます。さらに追加するには、有料プランを購入する必要があります。有料プランの詳細は、料金ページをご参照ください。
  2. Zoho Creatorでアプリを共有していない場合、Zoho CRM内で他のユーザーはアプリを利用できません。したがって、Zoho CRMにアプリを連携する前に、必ずZoho Creatorで該当のアプリを共有しておく必要があります。
  1. Zoho CRMで[設定][カスタマイズ][タブと項目][Webタブ]の順にクリックします。
  2. [Webタブ]画面の右上にある、[+新しいタブ]ボタンをクリックします。
  3. [タブ名]を入力し(例:出張費)、[データ元][リンク]を選択します。
    アイコンをクリックすると、表示された画面でZoho Creatorアプリのリンクの一覧から、出張費管理アプリをクリックして入力できます。
  4. [パラメーターを追加する]設定を有効にすると、パラメーターの名前と値を設定して、アプリのフォームの項目値を自動挿入できます。
  5. [Webタブへのアクセス権限]で、Webタブの利用を許可する対象の権限を選択します。
  6. [保存する]をクリックします。
  7. 必要に応じて、作成したWebタブの表示位置を変更します。変更する場合、[設定][カスタマイズ][タブと項目][タブ]の順にクリックし、画面の右上にある[タブを並べ替える]ボタンをクリックして並べ替えます。
  8. [保存する]をクリックします。
    Zoho Creatorアプリ用のタブ(例:出張費)が、Zoho CRMアカウント内に追加されます。
Notes
注:
Notes
  1. アブの並べ替えの画面では、作成したWebタブが有効になっている(チェック欄にチェックが入っている)ことをご確認ください。

手順3:Zoho CRMでの出張費管理アプリの利用

  1. Zoho Creatorアプリ用のタブ(例:出張費)をクリックします。
  2. データの一覧ページで、データ追加用のリンクをクリックします。
  3. データの追加画面で、出張費の詳細を入力します(例:出張の目的、金額、所属部署、場所、取引先名、開始日、終了日)。
  4. [送信する]をクリックします。
  5. 取引先に関連付けた形で出張費の詳細が追加されます。