Zoho Writerアドオン

Zoho Writerアドオン

「Zoho Writer」(ゾーホー・ライター)は、オンラインで文書を作成して共有できるツールです。Zoho CRMでZoho Writerアドオン(連携機能)を使用すると、文書のテンプレート(ひな形)を作成し、Zoho CRMのデータ(見込み客、取引先、連絡先、商談)を使用して差し込み文書を作成できます。提案書、契約書、送付状、宛名ラベルなどの作成に便利です。Zoho Writerアドオン機能は、ソフトウェアのダウンロードやインストールなしで利用できます。

Notes
メモ:
  • Zoho Writerアドオン機能で差し込み文書の作成に使用できるのは、 見込み客 取引先 連絡先 商談 のデータのみです。

利用条件
必要な権限
Zoho Writerアドオンに関する権限が必要です。

メリット

  • 差し込み文書をオンラインで作成できます。他のソフトウェアなどのインストールは不要です。
  • Zoho CRMアカウントの認証情報を使用して、Zoho Writerアカウントに自動的にサインインできます(シングルサインオンに対応)。
  • 差し込み文書を、見込み客、取引先、連絡先、商談、データの担当者などに対してメールで送信できます。
  • 同様の内容の文書を繰り返し作成する時間を節約できます。
  • 最新の顧客情報を使用して差し込み文書を作成できます。
  • 文書のテンプレート(ひな形)を作成し、必要に応じていつでも編集できます。

  差し込み文書の作成

Zoho Writerを使用して差し込み文書を作成するには、次の3つの手順を実行します。

  • 差し込み文書テンプレートの作成
  • 差し込み文書の送付先(受信者)の選択
  • 差し込み文書のメール送信

  手順1:差し込み文書テンプレートの作成

差し込み文書テンプレートを作成するには

  1. [設定] [マーケットプレイス] [Zoho] [Zoho Writer] の順にクリックします。
    代わりに、 [設定] [カスタマイズ] [テンプレート] [差し込み文書] の順にクリックすることでも作成できます。
  2. Zoho Writerアドオン の設定画面で、作成済みの差し込み文書テンプレートがある場合は、 [差し込み文書テンプレートを開く] をクリックします。
    ない場合は、 [最初のテンプレートを作成する] をクリックします。
  3. 差し込み文書テンプレート の設定画面で、左上にある [+新しいテンプレートを作成する] ボタンをクリックします。
  4. 新しいテンプレートの作成 画面で、以下の詳細を入力します。 
    • [テンプレート名] を入力します。
    • 必要に応じて、 [詳細情報] にテンプレートの補足や説明等を入力します。
    • [フォルダー] で、保存先のフォルダーを選択します。作成した差し込み文書テンプレートは、選択したフォルダーに保存されます。
    • テンプレートを作成する対象の [タブ] を選択します。
      選択したタブに応じた差し込み項目をテンプレートに追加できます。



  5. [作成する] をクリックします。
    Zoho Writerで差し込み文書テンプレートの作成画面が開きます。
  6. 左側のメニューから、 [項目] [差し込み項目] の順にクリックし、一覧から挿入する項目を選択します。
    選択した差し込み項目が、テンプレート上のカーソルの位置に挿入されます。
  7. 文書の編集が完了したら、画面の右上にある [完了する] をクリックして、テンプレートを保存します。

  手順2:差し込み文書の送付先(受信者)の選択

差し込み文書テンプレートを作成した後、個々の文書の作成に使用するデータを選択する必要があります。なお、使用するデータとして指定できるのは、[見込み客]、[取引先]、[連絡先]、[商談]タブのデータのみです。

データを選択して差し込み文書を作成するには

  1. 対象の タブ をクリックします。
  2. 対象データを抽出するための データ一覧 を選択します。
  3. 一覧の中から対象となるデータのチェックボックスを選択します。
  4. 上部メニューから [処理] [差し込み文書] の順にクリックします。



  5. 差し込み文書 の設定画面で、以下の手順を実行します。 
    • 手順1で作成した差し込み文書テンプレートを選択します。選択肢には、該当のタブ用に作成した差し込み文書テンプレートのみが表示されます。



    • 例:差し込み文書の作成に使用するデータとして見込み客データを選択した場合、テンプレート選択のドロップダウンには[見込み客]タブ用の差し込み文書テンプレートのみが表示されます。
  6. [差し込む] をクリックします。
    Zoho Writerの画面で、該当の差し込み文書テンプレートが開きます。

  手順3:差し込み文書のメール送信

Zoho Writerで差し込み文書テンプレートを開いた後、Zoho CRMのデータを差し込み、文書を作成する必要があります。差し込みの完了後、作成した文書をメールで送信できます。

  1. Zoho Writerの差し込み文書テンプレートの表示画面では、 [自動化] [テンプレートの設定] メニューがあらかじめ表示されています。設定画面を使用して、データの差し込みに関する詳細を選択した後、 [差し込む] をクリックします。
    データが差し込まれ、作成した文書がメールで送信されます。
    なお、 [テンプレートの設定] メニューでは、以下の操作を実行できます。



    • [差し込み文書をプレビューする] をクリックすると、データを挿入して作成した文書の内容をあらかじめ確認できます。
    • [出力内容の選択] で、 [差し込みしてメールで送信する] を選択すると、完成した文書(差し込み後の文書)を送信できます。宛先は、表示された画面内の [宛先] 欄で、メールアドレスを表す差し込み項目を選択することで指定します。
      またメールの[件名]にも差し込み項目を使用できます。その他、追加の添付ファイルなどを指定できます。なお、データを差し込みして作成した文書は 保存できません
    • [差し込みのタイミング] 設定では、文書をメールで送信する日時を指定する(予約する)ことも可能です。
Notes メモ:
  • 必要に応じて、 [項目の管理] 設定で、テンプレートに追加の差し込み項目を挿入することも可能です。
  • 差し込み文書テンプレートの内容を編集した場合は、 [テンプレートを更新する] をクリックして、変更内容を反映する必要があります。

  差し込み文書テンプレートの編集

差し込み文書テンプレートを編集するには

  1. [設定] [マーケットプレイス] [Zoho] [Zoho Writer] の順に移動します(この場合、次の手順へ進みます)。
    代わりに、 [設定] [カスタマイズ] [テンプレート] [差し込み文書] の順にクリックすることも可能です(この場合、3番目の手順へ進みます)。
  2. Zoho Writerアドオン の設定画面で、作成済みの差し込み文書テンプレートがある場合は、 [差し込み文書テンプレートを開く] をクリックします。
  3. 差し込み文書テンプレートの一覧 ページで、対象のテンプレートを選択します。
    Zoho Writerで該当のテンプレートの編集画面が開きます。
  4. 必要な変更を行い、テンプレートを保存します。

    Zoho CRM 管理者向けトレーニング

    「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。

    日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。

    Zoho CRM Training



              Zoho Campaigns Resources

                Zoho WorkDrive Resources




                  • Desk Community Learning Series


                  • Digest


                  • Functions


                  • Meetups


                  • Kbase


                  • Resources


                  • Glossary


                  • Desk Marketplace


                  • MVP Corner


                  • Word of the Day


                  • Ask the Experts









                                  • Related Articles

                                  • Zoho CRMアカウントの削除

                                    さまざまな理由でZoho CRMアカウントを利用を停止したり、不要なアカウントを削除したりする必要がある場合は、Zoho CRMアカウントを削除できます。同様に、組織のユーザーが組織のZoho CRMアカウントを利用しなくなった場合は、アカウントを無効にしたり、削除したりできます。 Zoho CRMアカウントを削除する前の留意事項 アカウントを削除する前に、以下の点について必ずご確認ください: 無料プランを個人で利用している場合は、ユーザーや個人アカウントをすぐに削除できます。 ...
                                  • Zoho Campaigns連携に関するトラブルシューティング

                                    1.Zoho CRMとZoho Campaignsの間で連絡先のデータが同期されません。なぜですか? Zoho CRMとZoho Campaignsの間で連絡先のデータが同期されない問題には、いくつかの原因が考えられます。 連絡先のデータにメールアドレスが登録されていない Zoho CRMとZoho Campaignsの両方で連絡先のメールアドレスが登録されていることを確認してください。連絡先のメールアドレスが登録されていない場合、該当の連絡先のデータはシステムによって同期対象から除外されます。 ...
                                  • カスタム項目の作成

                                    Zoho CRMでは、必要に応じて新しい項目を追加できます。追加したカスタム項目は、設定した権限に応じて他のユーザーも使用できます。 利用条件 必要な権限 カスタム項目の作成機能を利用できるのは、タブのカスタマイズ権限を持つユーザーのみです。 各プランの機能と制限を確認する メモ 作成可能な項目数の上限は、利用するプランに応じて異なります。同様に、項目の種類ごとに作成可能な項目数の上限があります。詳細は、 カスタム項目の上限 をご参照ください。 ...
                                  • 数式項目のデータの種類

                                    データの種類とは、数式に使用するデータの特徴に応じた分類(型)です。データの種類に応じて、適用できる関数や処理内容が異なります。たとえば、合計値や平均値を算出する関数は、小数や通貨の値には適用できますが、日付の値には適用できません。Zoho CRMの数式項目で利用可能なデータの種類は、次のとおりです: 小数 通貨 テキスト(文字列) 日付 日時 真偽値 小通 ...
                                  • データのインポートとエクスポートに関するトラブルシューティング

                                    1.見込み客をインポートしようとすると、システム内でメールアドレスが重複しているという内容のメッセージが表示されます。 しかし、CRMのデータを確認したところ、同じメールアドレスの重複データはありませんでした。この問題を解決するには、どうすればよいですか? 同じメールアドレスで重複データがないことを確認したら、[見込み客]タブ→[処理]→[見込み客の登録の承認]に移動して[見込み客の承認]の画面に表示されるデータ一覧をご確認ください。 ...

                                  Resources

                                  Videos

                                  Watch comprehensive videos on features and other important topics that will help you master Zoho CRM.



                                  eBooks

                                  Download free eBooks and access a range of topics to get deeper insight on successfully using Zoho CRM.



                                  Webinars

                                  Sign up for our webinars and learn the Zoho CRM basics, from customization to sales force automation and more.



                                  CRM Tips

                                  Make the most of Zoho CRM with these useful tips.