自動
手動
データに応じたテリトリーの割り当て例を、見てみましょう:
データの例 |
テリトリーの割り当て |
データが1件のテリトリーの条件に一致している |
該当のテリトリーが割り当てられます。 |
データが複数のテリトリーの条件に一致している |
該当のすべてのテリトリーが割り当てられます。 |
データが親テリトリーの条件には一致していないが、下位のテリトリーの条件に一致している |
親テリトリー、下位のテリトリーのいずれも割り当てられません。 |
データがどのテリトリーの条件にも一致しない |
テリトリーは割り当てられません。 |
1件の取引先データに対して、最大10件のテリトリーを割り当てることが可能です。
データに応じたテリトリーの割り当て例を、見てみましょう:
データの例 |
テリトリーの割り当て |
取引先が連絡先に関連付けられていない |
連絡先にテリトリーは割り当てられません。 |
連絡先に関連付けられている取引先に、テリトリーが割り当てられていない |
連絡先にテリトリーは割り当てられません。 |
連絡先に関連付けられている取引先に、1件のテリトリーが割り当てられている |
取引先のテリトリーが、連絡先に割り当てられます。 |
連絡先に関連付けられている取引先に、複数のテリトリーが割り当てられている |
次の条件に基づいて、該当の取引先のテリトリーが連絡先に割り当てられます:
|
商談データには、連絡先データや取引先データが関連付けられています。したがって、商談に関連付けられている連絡先や取引先をもとに、商談に割り当てられるテリトリーが決定します。なお、該当のテリトリーに商談ルールが設定されている場合は、商談ルールの条件に商談データが適合するかどうかが追加的に検証された上で、商談へのテリトリーの割り当てが決定しますのでご注意ください。
ここで、商談に関連付けられている連絡先や取引先をもとに、商談へのテリトリーの割り当てが決定する流れを見てみましょう。
商談に関連付けられている連絡先:商談に関連付けられている連絡先にテリトリーが割り当てられている場合、該当のテリトリーが商談に割り当てられます。ただし、該当のテリトリーに商談ルールが設定されている場合は、商談ルールの条件に商談データが適合するかどうかが検証された上で、適合する場合にのみ該当のテリトリーが商談に割り当てられます。
商談に関連付けられている取引先:商談に関連付けられている連絡先にテリトリーが割り当てられていない場合、商談に関連付けられている取引先のテリトリーが商談に割り当てられます。ただし、該当のテリトリーに商談ルールが設定されている場合は、商談ルールの条件に商談データが適合するかどうかが検証された上で、適合する場合にのみ該当のテリトリーが商談に割り当てられます。
メモ:
また、関連付けられている取引先または連絡先が変更された場合には、商談に割り当てられていたテリトリーが変更(再割り当て)されます。データに応じたテリトリーの割り当て例を、見てみましょう:
連絡先データの例 |
テリトリーの割り当て |
取引先または連絡先が商談に関連付けられていない |
商談にテリトリーは割り当てられません。 |
商談に関連付けられている連絡先に、1件のテリトリーが割り当てられている |
連絡先のテリトリーが、商談に割り当てられます。 |
商談に関連付けられている連絡先に、複数のテリトリーが割り当てられている |
次の条件に基づいて、該当の連絡先のテリトリーが商談に割り当てられます:
|
取引先データの例 |
テリトリーの割り当て |
商談に関連付けられている取引先に、1件のテリトリーが割り当てられている |
取引先のテリトリーが、商談に割り当てられます。 |
商談に関連付けられている取引先に、複数のテリトリーが割り当てられている |
次の条件に基づいて、該当の取引先のテリトリーが商談に割り当てられます:
|
取引先データには、連絡先データと商談データが関連付けられています(親データ=取引先、子データ=連絡先と商談)。取引先データが更新され、別のテリトリーが割り当てられると、関連付けられている連絡先データと商談データのテリトリーも変わる(別のテリトリーが再割り当てされる)場合があります。親データが更新された場合のテリトリーの変更(再割り当て)について、次の表を見てみましょう。
データの更新内容に応じたテリトリーの変更(再割り当て):
更新された親データの例 |
関連付けられているデータ(子データ)のテリトリーの変更 |
2つ以上のテリトリーが割り当てられているデータに、新しい1件のテリトリーが再割り当てされる |
新しいテリトリーのみが、データに再割り当てされます。 |
テリトリー1件のみが割り当てられているデータに、追加のテリトリーが割り当てられる |
親データのテリトリーが、データに割り当てられたままになります。新しい追加のテリトリーは、データに割り当てられません。 |
テリトリー1件のみが割り当てられているデータに、新しい複数のテリトリーが再割り当てされる |
新しいテリトリーはデータに割り当てられません。関連付けられているデータ(子データ)にテリトリーは割り当てられません。 |
複数のテリトリーが割り当てられているデータに、追加のテリトリーが割り当てられる |
親データのテリトリーが、データに割り当てられたままになります。新しい追加のテリトリーは割り当てられません。 |
複数のテリトリーが割り当てられているデータに、新しい複数のテリトリーが再割り当てされる |
新しいテリトリーはデータに割り当てられません。関連付けられているデータ(子データ)にテリトリーは割り当てられません。 |
テリトリー割り当てルールを実行すると、テリトリーのルール条件に適合するデータに、テリトリーが自動的に割り当てられます(再割り当てされます)。Zoho CRMアカウントの [設定] → [セキュリティ管理] → [テリトリー管理] → [テリトリーの割り当て] に移動し、既存の取引先データに対してテリトリー割り当てルールを実行する必要があります。取引先のテリトリーに基づいて、関連付けられている連絡先と商談のデータにも、テリトリーが割り当てられます。商談のテリトリー割り当てルールを有効にすると、商談データに対してもテリトリー割り当てルールを実行することができます。
次の3つのうちのいずれかの方法を選択してデータを検索し、テリトリーを割り当てることが可能です:
データを検索してテリトリーを割り当てるには
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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