Marketo拡張機能は、Zoho Marketplaceでインストールするか、Zoho CRMアカウントにログインしてインストールできます。
Zoho CRMを使用するシングルサインオンのサービスプロバイダー(SP)とIDプロバイダー(IdP)を設定する必要があります。こちらでは、Zoho CRMはIDプロバイダとして機能するため、Zoho CRMの認証情報を使用してMarketoアカウントにサインインできます。シングルサインオンを効果的に機能させるには、Zoho CRMシステムの一部であるすべてのユーザーをMarketoアカウントにユーザーとして追加する必要があります。そうしないと、両方のアカウントに存在するユーザーだけがSSOを実行できます。この設定には2つの手順が含まれます。
Zoho CRMでSP詳細を設定するには
MarketoでIdPの詳細を設定するには
Marketo拡張機能をインストールして認証すると、その拡張機能に関連付けられたカスタム予約が自動的に実行され、ユーザーのタイムゾーンに従って予定時刻に毎日実行されます。この予約機能では、その前日に作成されたすべての見込み客が同期され、Zoho CRMアカウントに追加されます。
この毎日の予約機能は、現在の実行時刻の24時間前に作成されたデータだけを同期します。ですが、Marketoアカウントの作成時から現在のデータまでの古いデータをすべてCRMアカウントに追加したい場合もあります。これは、次のカスタムスクリプトを使用して実行できます。このスクリプトでカスタム関数を記述し、1回実行してMarketoからすべての既存データを取得できます。
この関数では、currentDate=(zoho.currentdate.subDay(1)).toString("yyyy-MM-dd");を使用して、実行日の1日前に作成されたすべてのデータを取得できます。この制限時間は、要件に応じて変更できます。たとえば、Marketoアカウントに6か月前までのデータがある場合は、この値を180に設定し、カスタム関数を1回実行します。
上記のシングルサインオン設定を完了したら、次の手順に従ってシングルサインオンを実行します:
必要に応じて、Marketo拡張機能をアンインストールできます。この拡張機能を削除すると、関連するすべてのデータが削除されますのでご注意ください。
Marketo拡張機能をアンインストールするには
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。